旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

平和の群像

2009年05月26日 | 旅 歴史
 平和の群像は香川県小豆郡土庄町吉ヶ浦土庄港んいあります。
 平和の群像は平和への祈りを込めて昭和31年(1956)に制作されました。土庄港の桟橋前広場に建てられています。
 不朽の名作「二十四の瞳」をモデルにしたブロンズ像です。大石先生と12人の子供たちの像です。
 愛と平和の願いをこめて彫刻家の矢野英徳氏が創作したそうです。オリーブの歌の石碑やオリーブの女神の像も同じ場所に建てられています。
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禅師峰寺

2009年05月26日 | 旅 歴史
高知県南国市十市にある禅師峰寺を紹介します。
「峰寺(みねんでら)」として親しまれている禅師峰寺は真言宗豊山派のお寺です。四国八十八ヶ所霊場の第32番目の札所になっています。 
 神亀年間(724-729)に行基が建立したといわれています。印度の補陀洛山に似て、八葉の蓮台に似ているところから八葉山とし、行基菩薩が開いた峰の寺の意味で禅師峰寺と名付けられたそうです。
 この地で求聞持法の修行をしていた弘法大師は、船の安全を願って自刻の十一面観世音を安置したそうです。
 海上交通の安全に霊験があるとされ船魂観音(ふなだまかんのん)と呼ばれて敬われています。土佐藩主が参勤交代で江戸に向かう時、必ずお参りしたそうです。
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国分寺

2009年05月26日 | 旅 歴史
 今日は香川県高松市国分寺町にある国分寺(讃岐)を紹介します。
 白牛山国分寺は古義真言宗御室派のお寺です。御室派とは、京都御室仁和寺を総本山といただく宗派です。国分寺は別格本山でもあるそうです。また国分寺は四国八十八箇所80番目の札所にもなっています。
 この国分寺も聖武天皇が天平13年(741)に発した国分寺建立の詔により、日本各地に建立された国分寺の1つです。
 寺伝では行基が十一面千手観世音菩薩を本尊として開基したとされています。
 この国分寺と、讃岐国分寺跡は国の特別史跡に指定されています。
 発掘調査の結果、奈良時代の讃岐国分寺は、現在の国分寺や東隣にある宝林寺を含む、南北240m、東西220mの境内地を有していたそうです。
 この国分寺の本堂は奈良時代の講堂跡に建っていて、今の本堂はこの礎石を再利用しているそうです。
 木造の千手観音立像は行基が造り、空海が手直ししたといわれています。実際には平安時代後期の作のようです。
 本堂は鎌倉時代後期の建築て゛国の重要文化財に指定されています。弘仁年間(810-824)に弘法大師が本堂などを修復しましたが、天正年間(1573-1592)に戦火にあい本堂と鐘楼のほかはすべて焼失したそうです。
 梵鐘は創建当時からのもので奈良時代のものです。これも国の重要文化財に指定されています。慶長14年、高松藩主の生駒一正が、この鐘を気に入り、城内に持ち込みました。ところか゛鐘は少しもならず城内外に悪いことが重なりました。そのため一ヶ月足らずで返されたそうです。。
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