法隆寺の西院伽藍にある八角形をした国宝の西円堂です。西北の丘の上に建っています。
奈良時代、聖徳太子の3夫人の1人橘夫人の発願により行基菩薩によって、創建されたと伝えられています。現在の建物は、建長2年(1250)に再建されたものです。
堂内の空間いっぱいに坐す本尊薬師如来坐像(国宝)は、奈良時代の乾漆像です。俗に「峰の薬師」と呼ばれ、耳病によく効くというので、錐(きり)を納める風習が今日に伝わっています。本尊台座周囲には小ぶりな十二神将立像(重文)、千手観音立像(重文)を安置しています。
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