旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

法隆寺・回廊

2010年01月14日 | 旅 歴史
 法隆寺は推古天皇15年(607)先帝の用明天皇の遺志を継ぎ、推古天皇と聖徳太子によって創建されたそうです。
 塔・金堂を中心とする西院伽藍の中に回廊があります。国宝の回廊は東側の国宝の鐘楼、中央の大講堂、西側の経蔵につながり、西院伽藍を形造っています。平安時代以前の回廊は、経蔵、鐘楼の手前で閉じられ、大講堂、経蔵、鐘楼は回廊の外側に建っていたようです。
 エンタシスの円柱が続き、間には連子窓(れんじまど)が組み込まれています。西回廊(73m)より東回廊(76m)のほうが一間だけ長くなっているのは、金堂と五重塔のバランスを考慮したものだと考えられています。


下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

法隆寺・大講堂

2010年01月14日 | 旅 歴史
 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内にある西院伽藍の大講堂です。
 国宝の大講堂は仏教の学問を研鑽したり、法要を行う施設として建立されました。鐘楼とともに延長3年(925)に落雷により焼失しましたが、正暦元年(990)に再建された建物です。
 本尊の薬師三尊像(国宝)及び四天王像もその再建されたときに造られています。垂木勾配を緩くしたままで造られています。そのため日本独特の屋根の上にまた屋根を設けるという形式です。このような形式の屋根では現存最古のものだそうです。


下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする