旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

興福寺

2011年08月02日 | 旅 歴史
 長崎県長崎市寺町にある興福寺です、
 東明山興福寺(こうふくじ)は、長崎三福寺の一つで日本最古の黄檗宗の唐寺です。三江(南京)出身の信徒が多いため、南京寺といわれ、山門が朱塗りであるため、あか寺とも呼ばれています。 
 元和6年(1620)頃、真圓(しんえん)が小庵を造ったことに始まります。第二代黙子如定(もくすにょじょう)は日本最古の眼鏡橋を架けたことでも有名です。第三代超然は南画の祖として敬まれています。
 江戸時代初期の長崎は、朱印船貿易、唐船貿易の奨励により中国人が多く住んでいました。キリスト教禁令で仏教徒であることを証明するために、興福寺、崇福寺、福済寺、聖福寺など、唐寺が次々に建てられたのでした。
 日本で黄檗宗を開いた明の高僧隠元隆(いんげんりゅうき)禅師も初めての渡航後、住職として滞在し、大きな堂宇が建立され隆盛を誇りました。大雄宝殿(本殿)と旧唐人屋敷門は国の重要文化財に指定されています。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

眼鏡橋

2011年08月01日 | 旅 歴史
 長崎県長崎市古川町にある眼鏡橋です。
 日本最古のアーチ型石橋です。 2連のアーチが中島川の川面に映ってめがねのように見えることから名付けられました。
 寺町にある興福寺の2代目住職・黙子如定が、寛永11年(1634)に架けたといわれています。昔は江戸の日本橋・岩国の錦帯橋と並んで、日本三大名橋と呼ばれていました。
 昭和57年(1982)の長崎大水害でその一部が崩壊してしまいました。現在見られる眼鏡橋はその後復元されたものです。
 中島川沿いには他にも11の石橋が連なって架かっていますが、2連アーチになっているのは眼鏡橋だけです。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする