冷たい雨の降る一日だった。文学部キャンパスの中庭の黄葉が雨に濡れて色鮮やかだった。3つの講義科目(社会学基礎講義、社会学研究10、現代人の精神構造)は来週が最終回。何か最終回らしいことを言わなくてはならないのだろうか。しかし、私の場合、とくにそういうことはなく、いつものように(また次の週もあるかのように)さらりと終わることが多い。一種のダンディズムなのであるが、「最終回らしさ」(?)を期待している学生にはたぶん不満であろう。
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帰り道、丸善に立ち寄って1階の「話題本」のコーナーを見たが、とくに食指を動かされるような本はなかった。情報やストーリーを求めての読書ではなく、文章それ自体を味わう読書がしたい。ガツガツした文章は読みたくない。年の瀬だからかもしれない。
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東京駅丸の内北口
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東京駅丸の内北口