年末最後の一週間は大掃除週間でもある。陽射しが暖かかったので、今日は1階と2階の窓ガラスと網戸の掃除をした。ここ数年、年末は風邪気味のことが多く、それを理由に窓関係は妻や息子に押しつけてきたのだが、今年は妻の方が風邪気味で、息子は大学受験で(今日も模試で出かけていた)、おまけに1階は母一人になってしまったので、どうしたって「私にやらせてください」と『プロジェクトX』の登場人物のようにすっくと立ち上がらざるを得ない。もともと私は掃除は嫌いではない。乱雑なものが秩序だっていく過程や、汚れていたものがきれいになっていく過程を目の当たりにするのは気持のよいものである。人生の喜びの一つと言っても過言ではない。おまけに、家族からは感謝され、ご近所の人たちからは「大久保さんのご主人(あるいは息子さん)えらいわねえ」と賞賛されるのである。まさに一石二鳥(三鳥か?)である。唯一のマイナスは疲れること。久しぶりの窓掃除で右腕がだるい。合宿に行っている間に学文社から『社会学年誌』の校正原稿が届いており、今日中に校正を済ませて投函するつもりでいたのだが、他の仕事とどもども明日に回されることになった。