フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月11日(月) 晴れ

2006-12-12 01:46:20 | Weblog
  浦和に住んでいる母の従弟夫婦が、母の出した喪中の葉書で父の亡くなったことを知り、焼香に来てくださった。私自身は記憶にないが、私が小学校1年生のときに一度うちに来たことがあるということだから、実に45年振りである。蒲田の駅ビルはいつ出来たのかと聞かれたので、東口の駅ビル(現在のパリオ)が出来たのは東京オリンピックの頃だと思うと答える。その方は70歳だが、なんだか自分も年寄りになったような気がした。
  凌雲堂書店から清水幾太郎『常識の名に於いて』(1937年)が届く。これで今回「日本の古本屋」のサイトを通して方々の古書店に注文した清水関連の15冊の古書は、永楽屋に注文した『今日の教育』以外(在庫が未確認)、全部届いたことになる。収集に要した時間は1週間。便利この上ない。

       
                全国から集まった清水の著作

  昨日借りた映画『ナイロビの蜂』のDVDをTSUTAYAに返却に行きがてら、夕食の後、散歩に出る。くまざわ書店で以下の2冊の新刊を購入。お馴染みの著者の本ということで、ようやく食指が動いた。

  丸谷才一『双六で東海道』(文藝春秋)
  和田誠『装丁物語』(白水社)