8時、起床。ハムチーズトースト、牛乳の朝食。今日は日曜日だけれど、午後から会合がありでかけることになっている。フィールドノートの更新をしてから、会合で使う資料の準備をして、昼前に家を出る。途中、丸の内オアゾ地下の「屏南」で昼食をとる。前回と同じ五目粥セットを注文。美味しいが、粥が熱くて、食べるのに思いのほか時間がかかった。
午後1時から、早稲田大学人間総合研究センター分室(南門前のレストラン「高田牧舎」ビルの2階)で、11月7日の日本社会学会大会(名古屋大学)のシンポジウム2「時間と経験の社会学」(仮)の関係者打ち合わせ。報告者は4名で、私以外の3名は、千葉大学の片桐雅隆先生、松山大学の山田富秋先生、慶応大学の小川葉子先生。討論者は立教大学の桜井厚先生、関西学院大学の荻野昌弘先生、早稲田大学の池岡義孝先生、司会は神戸看護大学の蘭由岐子先生である。テーマが大きいので、個々の報告者がどのような報告を考えているのか、そして(ここが重要なわけだが)それらをどうリンクさせることができるのかが今日の会合の一番の課題である。本番はまだまだ先だが、7月20日までに大会報告要旨集の原稿を出さないとならないので、けっこう忙しい。ときどき大会報告要旨集に書いてあることと実際の報告内容が大きくずれているケースに遭遇するが、個人報告ならまだしも(本人が評判を落とすだけだ)、今回のようなシンポジウムではそれはよろしくない。4名の報告者が現時点で(暫定的に)考えている報告内容について15分ほど話をしてから、予定していた5時までたっぷりとディスカッションをする。だいぶ見通しがよくなったと思うが、それはわれわれが内部の人間としての視点で見ているからであって、おそらく外部の人間(シンポジウムの聴衆)の視点で見たらまだまだであろう。今後は、メールでのやりとりを中心に調整をしていくことになる。
蒲田に戻り、帰宅する前に「シャノアール」で一服する。仕事の場と生活の場(家庭)との間にワンクッション入れる習慣は、人には奇妙なものに映るかもしれないが、私には不可欠なものなのである(わかる人にはわかるであろう)。仕事の場が一種の舞台で、生活の場(家庭)が楽屋というわけではない。私にとってはそのどちらもが舞台なのである。