フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月14日(月) 雨

2010-06-15 03:17:05 | Weblog

  8時半、起床。9時半に予約してある近所の歯科医院へ。歯石の掃除。武蔵村山さんにやっていただく。歯と歯茎の間はよく歯ブラシがかかっているが、歯と歯の間がダメとのこと。「歯間ブラシは使われてますか?」と聞かれ、最近はさぼっているので、「いえ、たまにしか・・・」と答えると、「たまにというのはどれくらいですか?」と厳しく追求され、「実はこの2週間はまったく・・・」と自白に追い込まれる。歯石がたくさん取れるが、歯茎が腫れ気味の箇所は少し痛い。私は少しくらいの痛みは我慢できるが、武蔵村山さんは痛がる患者を相手にするのが苦手なのだそうで(Sではないのだな)、「家で一週間歯間ブラシを使ってみてください。そうすると歯茎の腫れが引くと思うので、歯石の除去の続きはその後にしましょう」となる。
  帰宅して、炒飯の朝食。明日が締め切りの来年度のゼミ要項を作成して、メールで事務所に提出する。


いってらっしゃい

  午後、傘を差して出かける。「オレンチーノ」で昼食。今日は肌寒い。迷わず味噌煮込みうどんを注文する。食後の珈琲は「シャノアール」で。

  ジムへ行く。筋トレを2セットとクロストレーナーを30分。クロストレーナーは、最初の10分を時速10キロで、真ん中の10分を時速11キロで、最後の10分は前半の5分を時速12キロ、後半の5分を時速13キロでと徐々にスピードを上げていった。ドリア一皿分のカロリーを消費。
  帰り道で、仕事上りの武蔵村山さんとバッタリ遭う。白衣を着てマスクをしている武蔵村山さんしか知らないから、最初、彼女だとはすぐにはわからなかった。舗道で傘を差したまましばし立ち話。最近のTVドラマの話、小説の話、食べ物屋さんの話。本名は「涼子」であることを初めて知った。私のゼミにも同じ名前の学生がいるが、昔は「涼子」という名前は少なかった。涼しげというよりも、淋しげな感じがするからだろう。TVドラマ『時間ですよ』で、篠ヒロコが演じていた小料理屋の女将が「涼子」といったが、薄幸の女性の役だった。広末涼子が登場してから「涼子」という名前の女の子が増えたような印象がある。いまでは「良子」や「亮子」よりも「涼子」の方が多いかもしれない(ただし、「子」のつく名前は総体として激減している)。「歯間ブラシ、頑張ってくださいね」と涼子さんは言った。別れ際にこんなことをいうのは歯科衛生士の女性くらいだろう。
  帰宅して、夕刊の一面の「はやぶさ帰還」の記事を読む。読みながら、真っ暗な宇宙空間を満身創痍で地球めざして飛んでいる鳥(はやぶさ)の姿がイメージされ、涙が出そうになる(最後は大気圏に突入して燃え尽きるのだ!)。い、いかん、年をとって、涙腺がゆるんでいるのかもしれない。


NHKスペシャルでぜひ取り上げてほしい

  深夜、日本対カメルーンの試合を観戦。ロスタイムはヒヤヒヤしたが、全体として攻守とも非常にしっかりした試合運びで、1-0で勝利。日本チームの勝ち点3の試合を見たのはずいぶんと久しぶりなような気がする。次はグループ最強のオランダ戦だ。