8時、起床、テレビをつける。日本がデンマークに3-1で勝ったことを知る。フリーキックで2ゴールか。剣術でいえば、居合い抜きで決まったみたいな感じなり。お見事。朝食はハンバーグ。
午後から大学へ。授業の前に「maruharu」へ寄って昼食をとる。生ハムとチーズのサンドウィッチと人参のポタージュスープ。パンは黒パンでスープは冷製。店内にはバッハのチェンバロ曲が流れている。街の喧騒と蒸し暑さを忘れるひととき。
4限は講義「日常生活の社会学」。たぶんサッカーの影響だろう、いつもよりも学生の数が少なく、いささか集中力にかけているようにも見える。次の日本チームの試合(対パラグアイ戦)は29日23時からの予定。これなら今回のような国民的寝不足状態には陥らずにすむだろう。
5限は授業の準備。途中で、(今月末まで有効の無料チケットを使うべく)「シャノアール」へ行って珈琲を飲む。
6限・7限はゼミ。ただし、今日は途中で会議が入って、3年生クラスは途中から自主ゼミでやってもらう。4年生クラスは最初から自主ゼミで、会議を終えて、最後のところだけ顔を出す。私が不在でもちゃんと自分たちだけでインタビュー調査のための準備(質問項目の設定)を進めていた。えらい!
3年生クラスのスイーツは苺大福
4年生クラスのスイーツ(?)は稲荷ずし
写真に載せたように、本日の4年生クラスのスイーツで異変が起こった。稲荷ずしである。これって、スイーツか? まあ、確かに甘辛く煮た油揚げが使われているが・・・。本日の担当のサバンナに、「これはどういうことかな?」と質すと、「お腹が減っているのでこちらの方がよいかなと」との答えだった。みんなの評判もよいようである。な、なんだ、みんな、先週まで、毎回のスイーツに「かわいい~」とか「美味しそ~」とか歓声をあげていたくせに。あれはなんだったんだ。私は一種の無血革命を目の当たりにした思いだった。スイーツ帝国の崩壊・・・。
まあ、実をいえば、私も、今年度になって、3年生クラスと4年生クラスでスイーツの梯子をするのは少々しんどいという思いがないではなかった。私は甘党ではなく、正しくは甘辛党なので、甘いものを食べた後には辛いものを食べたいのである。中華まんを食べるときも、まずあんまんを食べて、次に肉まんを食べる(この順序は逆であってはならない)、「甘味あらい」で甘辛セットを注文するときも、まず贅沢あんみつを食べてから、磯辺巻きを注文する(注文は同時であったはならない。それでは磯辺巻きが冷めて固くなってしまうから)。なので、今後、4年生クラスのスイーツタイムが非スイーツ系に傾いたとしても、それはそれでよい。ただし、3年生クラスのスイーツタイムはその正統性を継承していかなければならない。