フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月17日(木) 晴れ

2010-06-18 02:25:39 | Weblog

  8時、起床。豚汁、トースト、冷麦茶の朝食。梅雨入りしたばかりだが、いきなり梅雨の晴れ間である。30度を越えるらしい。でも、週間天気予報を見ると、明日からしばらく「曇り時々雨」の毎日が続いている。となると、今日のこの真夏日を満喫しなければという気持ちになる。


寝不足気味の小雀

  昼過ぎに家を出る。池上線に乗って池上駅で降りる。とんかつの「燕楽」(えんらく)でカツカレーを食べる。一流のとんかつ屋のカツカレーである。蒲田の「南蛮カレー」のカツカレーと違って、たっぷり豚肉の入ったルーはトロリとしているので、カツはルーの下に隠れて、一見すると普通のカレーのように見える。躊躇することなくとんかつソースをカレーにかけて食べる。美味しいが、もし許されるなら、「南蛮カレー」のカレールーと「燕楽」のカツの組み合わせでカツカレーを食べてみたい。

  デザートは「甘味あらい」の宇治金時ミルク。実は、これが食べたいために池上に来たのである。「燕楽」のカツカレーはそのための前菜のようなものである。今夏最初の宇治金特ミルクを味わって食べる。至福の味だが、惜しむらくは店内は冷房が効いている。もし許されるなら、店のそばのお寺の境内に宇治金時ミルクをお盆に載せて持っていって、木陰に腰を下ろして、額の汗を拭きながら食べたいものである。

  1時半に店を出て、池上線で蒲田まで戻り、いつもの路線で大学へ。
  4限は大学院の演習。Sさんもこの夏の一日を満喫したいそうなので、場所を大隈会館の「楠亭」に移して行う。他大出身の彼女は本部キャンパスも大隈庭園も初めてであった。
  6限は演習「現代人と家族」。婚活をテーマにした発表だった。婚活なんて不自然で、物欲しげで嫌だという反応がある一方で、結婚はしたいので、適齢期を過ぎそうになったら婚活も積極的に行うつもりという反応も少なくなかった。発表者の4人の女子学生はかなりのぶっちゃけトークでフロアーの発言を促したが、ほとんどの学生は適齢期のはるか手前にいるわけなので、恋愛ではなく、結婚を切実な問題として語ることはなかなか困難である。
  夕食は石黒先生と「秀永」で。昼間がカツカレーだったので、さっぱりと冷やし中華を注文する。缶詰のミカンが使われているのには驚いた。