フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月2日(金) 晴れのち曇り一時雨

2010-07-03 09:38:53 | Weblog

  10時、起床。このところ3時頃に寝て10時頃に起きるパターンになっている。それぞれ1時間早くした方がよかろう。ベーコン&エッグ、トースト、オレンジジュースの朝食。授業の準備をして12時に家を出る。
  1時から会合を1つ。1時間で終る予定のところが1時間半になり、昼食をとる時間のないまま、4限の講義「日常生活の社会学」に入る。講義を終えてから(4時15分)、雨が降り始めていたので、生協で傘を買って(100円傘ではなくしっかりとした500円傘)、「maruharu」へ行ったところ、今日はもう仕舞っている。正確に言うと、店仕舞いのための片づけが始まっていた。私が店の外で茫然と立ち尽くしているのをマダムが気づいて、ドアを開けて、「本日のサンドウィッチが1つだけ残っています」と言ってくれたので、テイクアウトすることにした。「今日は何か用事でも?」と早仕舞いの理由を尋ねたら、「いえ、雨が降ってきたから、もう閉めちゃおうかなと」とマダム。雨が降ってきたから早仕舞い・・・そういうこともあるのか。店内にはもう一人女性がいて、マダムが「私の妹です」と紹介してくださった。たしか歯科衛生士をされている方だ。「いつも(お姉さんには)お世話になっています」と挨拶をする。


ハンバーグのようだが、さつま揚げ風味

  研究室でサンドウィッチを食べてから、S君の卒業研究指導。
  6・7限はゼミ。3年クラスは文献講読。今日のテーマは社会福祉。4年クラスはインタビュー調査の質問項目の整理。7月中に全員がライフストーリーインタビューを1件こなすこと。7月は試験やレポートの時期であるが、4年生はすでにかなりの単位を履修しおえていて、しかも就職活動もほぼ終了しているので、かえって時間的な余裕はあるのだ。3年生だったらそういうわけにはいかない(3年生は秋期に調査を実施する)。


3年生はスイーツ、4年生はみたらし団子

  採用された質問項目の1つに、「あなたにとって心の拠り所は何ですか?」というのがあった。その質問を考えたSさんにその質問をしてみたところ、「母親です」と答えた。これが男子学生だったら「マザコン」の烙印を押されてしまうところだが(それ故、そう思っていてもそうは答えずらいところだが、女子学生だとそうはならないところが面白い)。「先生の心の拠り所は雀ちゃんですか?」と聞かれ、「それはないだろう」と答える(それはちょっと淋しくないか)。「私たち(ゼミの学生)ですか?」と聞かれた、「そうだよ」と答えてさしあげたのに。