フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月4日(日) 晴れ

2010-07-05 02:21:13 | Weblog

  9時、起床。パンを切らしていたので、ベーコン&エッグをご飯にのせ、醤油をかけて朝食とする。醤油のかかったご飯は美味しい。

  午前中は原稿書き。
  昼食は炒飯。朝昼のご飯の連荘は久しぶり。炒飯は少なめにしてもらう。少し昼寝をしてからジムへ行く。日曜日のジムはもしかしたら初めてかもしれない。けっこう人がいる。筋トレを3セットと有酸素運動(クロストレーナー)を30分。ジムの後は「緑のコーヒー豆」でアイスカフェオレを注文し、読書。しばらくして追加注文で食べたカキ氷(イチゴ)は、シロップに添加物を一切使用しておらず、イチゴシロップがかかっているようには見えないのだが、これが優しい味でとても美味しかった。
  栄松堂で以下の本を購入。

  金城一紀『映画篇』(集英社文庫)
  吉田修一『悪人』上下(朝日文庫)

  夕食はステーキで、青豆とうふの冷奴、夏みかんとレタスのサラダ。青豆とはグリーンピース(青エンドウ)ではなく、大豆の一品種で、緑色をしている。これで作ったとうふが青豆とうふで、村上春樹の好物である。実際、安西水丸と和田誠の共著『青豆とうふ』は村上春樹がタイトルを考えたのである。



  食後、DVDで映画『風が強く吹いている』を観る。原作は三浦しおんの小説で、無名の大学の陸上部員たちが箱根駅伝をめざす話である。ストーリー展開の基本は最初からわかっているようなものだが、にもかかわらず、なかなか楽しめた。小出恵介が演じるチームキャプテンの清瀬灰二が魅力的な人物であることと、林遣都が演じる天才ランナーの蔵原走(カケル)の走り方が見事だったことによる。清瀬「灰二」と「蔵原」走、そう、ハイジとクララなのである。お約束通り、あの「クララが立った!」の名台詞も途中で出てくるのであった。
  深夜、観終わったDVDをTSUTAYAに返却に行こうと自宅の玄関を出たところで、芝居の練習から帰ってきた娘と出くわす。娘は携帯電話で話しながら歩いて来た。夜道はその方が安全である。「K君ですよ」と電話の相手を私に言うので、「よろしくな」と言っておく。「よろしくな、だって」と娘がK君に伝えていた。