8時、起床。今日は一段と蒸し暑い。シャワーが心地よい。夏は朝と夜、1日に2度シャワーを浴びる(ジムに行った日はジムでも浴びるから3度になる)。シャワーは温水である。その方が疲れが取れるし、後から涼しい。研究室ではクーラーを使っているが、書斎では使っていない。元々クーラーがあまり好きでないということもあるが(部屋の外との温度差が気持ち悪い)、冷気が小雀のためによくないのではないかということもある。雀というものがどのくらい暑さに強いのかわからないが、クーラーというのは明らかに不自然な代物だから、動物にとってよいとは思えないのである。
挽肉のそぼろ煮、トースト、牛乳の朝食
「もう暑くてかないまへんわ」(なぜか関西弁)と言っているのかもしれない
昼から大学へ。1時から大学院の社会学コースの会議。
4時半から二文生のMさんの卒論指導。明後日が提出日であるが、その日の午前中に製本に出すそうなので、正味、今日と明日のラスト2日間である。途中から場所を研究室から「maruharu」へ移して(私が食事をとるため)、6時まで行う。
6限は演習「現代社会とセラピー文化」。今日の方向は音楽班。音楽セラピーの話が中心だった。ユーチューブでミスチルの曲を聴かせてくれたが、もう少し長めに聴かせてほしかった(サビに入ったところで終った)。
あゆみ書房で以下の本を購入。
川西政明『新・日本文壇史3 昭和文壇の形成』(岩波書店)
『大澤真幸THINKING「O」4号 特集:もうひとつの1Q84』(左右社)
『考える人2010年夏号 特集:村上春樹ロングインタビュー』(新潮社)
『天地明察』を読み終わる。直木賞を逃したが、審査委員の「もう一作みてみたい」という評は妥当と思う。面白い作品なのは確かだが、後半は前半に比べて筆の運びが粗いように感じた。扱う時間の幅が長いので、後半になるにつれて、同じ紙幅でより長い年月を描くことになり、結果として、録画したTVドラマを早送りで観ているような感じになった。こちらとしては最後までゆったりした時間の中で物語を楽しみたかった。