7時、起床。
マフィン、ベーコン、サラダ、ジャム2種(夏みかん、キウイ)、牛乳の朝食。
昼から大学へ。今日は暖かい。コートもマフラーも不要。でも、今日一日のことらしい。
神楽坂で途中下車して「SKIPA」で昼食をとる。今日の定食のメインは鶏肉の赤ワイン煮。温かいせいだろう、食後の飲み物はアイスチャイを注文している客が多かった。私は寒暖に関係なく、いつもアイスチャイだ。
宙太さんに『大田区本』を進呈する。今度、蒲田に来ることがあったら、「phono kafe」にご案内しましょう。「SKIPA」と「phono kafe」は私の生活空間の二つの中心である職場と自宅に付随する二大カフェ(店舗は小さいけど重要度は大)であるから、店主さん同士が知り合いになっていただけたら、嬉しいというか、楽しい。生活空間というのはそこに客観的に存在するものではなく、個人の創意工夫によって、アレンジしていくものである。
キャンパスの八重椿はチラホラ開花しているが、大部分はまだ蕾である。蕾の中にも、赤みを帯びたものとまだ青いものがあって、次はこれが咲くなというのは見当がつく。
研究室のある39号館の裏手の土手の上の桜の木。満を持しているように見える。去年はちょうど卒業式(3月25日)のときに満開であったが、今年はどうだろう。大雪の影響がどう出るだろう。
個人研究費の使用の締め切りが今日で、私はまだ10万円ほど残っていて、といっても、今日何かを購入しようというわけではなくて、たまっている(立て替え払いの)領収証を整理して、それを事務所に持って行く。整理には1時間ほどかかったから(大部分は本の領収書なのだが、「書籍代」だけではダメで、、一冊一冊のタイトルと値段を記入しないとならない)、時給10万円の作業をしたといえるかもしれない。
作業を終えて、「梅花亭」で買っておいたみたらし団子で一服する。
先日、鵜の木のギャラリーカフェ「hasu no hana」での個展でお話をしたカメラマンの斎藤圭太さんからお葉書をいただいた。来場者ひとりひとりに直筆で出されているのであろう。ご自身の作品(「水をなぞる」シリーズの一枚)を使ったポストカードである。多摩川の河口付近の風景。
斉藤さんとは「早稲田大学」と「大田区」という二つの共通項がある。またいつかどこかで斉藤さんの作品と、斉藤さんご本人とお会いすることを楽しみにしていますと返信の葉書を書く。ちょうど手元に松本竣介の「Y市の橋」シリーズの中の一枚を使った絵葉書があったので、それに書く。
帰りに「phono kafe」に寄って行く。
私のブログの読者で三鷹で飲食店をやっておられる方から、大原さん宛てに革製のキャッシュトレーが送られてきたそうだ。大原さんがお店のブログにそのことを書いているので詳しくはそちらをご覧ください。
お名前は書いてなかったそうだが、たぶんこの方でしょう。大原さんはその方を女性だと勘違いしていたが、私より少し年上の男性です。
支払いのとき、このトレーに千円を置く。お釣りは500円のはずだが、大原さん何をどう勘違いしたのか、千円をそのまま返そうとする。もちろん「今日のお代はけっうです」という意味ではない。千円を受け取って、千円のお釣りを返そうとしたのだ。たいていの間違いは、その思考回路を想像できるが、これはわからない(笑)。
7時、帰宅。本日の我が家の夕食は回鍋肉。
名古屋にいる息子が母校に就職説明会(?)で来て、今日明日は泊まっていく。それで妻がケーキを買ってきた。なぜケーキ? これもよくわからない。数種類のケーキを示されて、「どれを食べる?」と聞かれたので、「これ」と指さしたら、「それは私は食べるから、ダメ」と言われる。ならばなぜ聞く?結局、モンブランを選択(?)。選択の自由があるようで、実はその余地はないというのは、近代社会ではよくあることである。