フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

10月4日(土) 曇り

2014-10-05 18:55:17 | Weblog

7時、起床。

サラダのみの朝食。

 

9時前に家を出て、東横線の代官山へ。言わずと知れた東京のお洒落な街の一つである。

ここが噂の代官山蔦屋書店。帰りに寄って行くことにしよう。

その蔦屋書店のすぐ近く、「メゾン・ポール・ボキューズ」が今日の結婚式の会場だ。新郎はM君、新婦もMさん(二人はすでに3月に入籍は済ませているので、EさんもT姓になっている。なので、今日は下の名前のMさんで呼ばせてもらいます)。

控室に入ると、ゼミ同期のSさん、Tさん、Yさん、N君、I君がいた。皆とは7月の集まりで会ったばかりなので、久しぶりという感じはないが、Sさんは先日入籍をしたので、新姓(Hさん)で会うのは初めてである。

式が始まった。人前結婚式なので神父さんはいない。司会の女性が式の進行を務める。

最初に新郎のM君が入ってきて、通路脇の席の参列者から花を受け取り、それを束ねて、新婦の登場を待つ。

お父様に伴われて新婦Mさん登場。後ろに控えるのはお母様。

バージンロードを歩き始める前にお母様がMさんのお顔にベールをかける。

 お父様からM君へ、新婦Mさんを託す。

二人が誓いの言葉を述べる。

新郎が新婦の顔を覆っていたベールを上げて、誓いのキス。(寸止めで撮った写真を掲載します)

指輪の交換。

誓約書への署名。受付の時、参列者全員が署名した(と木の葉のスタンプも押した)色紙が使われる。

会場の外へ歩み出る二人。新郎と視線が合う。「よろしく頼むよ」と父親みたいな気分になる。

外光の中に立つ二人。

見つめ合う二人。

投げられたブーケは真下に落ちた。

最前列にいた女性がブーケを拾い上げた。

さて、披露宴の始まり。

新郎のウェルカムスピーチ。

色白の花嫁には純白のウェディングドレスがよく映える。

新郎の職場の上司のスピーチ。「仕事の愚痴を奥さんにいわないように」とアドバイス。

次に私がスピーチ。「仕事の愚痴を奥さんに言ってもいいんじゃないですか。辛いことも二人で分かち合ってください」とアドバイス。

乾杯!

ようやくリラックスしてきた様子の二人。

前菜が運ばれてきた。「赤ピーマンのムースとフレッシュトマトのクーリー 爽やかなフロマージュランのクリーム添え」。

さあ、フランスはリヨンの三ツ星レストラン「ポール・ボキューズ」の日本総本店の料理を味あわせていただきましょう。

ウェディングケーキ入刀。

最初の一口。

「あ~ん」。相手に口を大きく開けさせようとすると、食べさせる方も思わず口を大きく開けてしまうという「法則」を発見した。

お母様にエスコートされて花嫁はお色直しに向かう。

スープが運ばれてきた。「1975年にエリゼ宮にてV.G.E.に捧げたトリュフのスープ」。「V.G.E.」とは時のフランス大統領ヴァレリー・ジスカール・デスタンのことである。「ポール・ボキューズ」の代名詞ともなっているスープだ。

新郎もミニ・お色直しで中座ということで、その間、二人の成長記録が映される。

Mさんは一人っ子。お父様はハンサムでダンディー、お母様は美人でスタイルがいい。

これは私の研究室でのゼミ論集の編集風景である。精鋭5名。女性3人は今日の式にも招待されている。メガネをかけた男性は元カレのU君である(嘘です)。

二人は「留学先」で知り合ったと聞いていたが、この写真から判断するに、「出発前」からすでに親しい関係にあったのではないかという疑惑が生じる。本当のことを言いなさい(笑)。

海辺での自撮り写真。青春の一枚だ。

銀座でプロポーズですと。生意気な。私は公園だったぞ。

結婚式に先行して入籍するのがいまは主流のようですね。この後、M君は単身中国に赴任した。

魚料理が運ばれてきた。「軽く燻製をかけた飛騨の紅鱒のミ・キュイ グリーンアスパラガスのビューレ 香草風味のベアルネーズソース」。

二人が再入場。花嫁はアップにしていた髪を下ろし、オレンジシャーベットのような色合いの(美味しそうだ)ドレスに着替えた。

各テーブルを回る二人。二人の笑顔は似ているような気がする。

肉料理が運ばれてきた。「柔らかく煮込んだ牛ほほ肉のキャベツ包み 季節野菜の菜園風と共に」。

同じテーブルの皆と新郎新婦と記念撮影。お色直しの前にも撮っておくべきだった。

ウェディングケーキのおすそ分け(アイスクリームとラズベリーソースを添えて)。

コーヒーと一緒に運ばれてきた小さなお菓子たち。

ごちそうまさでした。とても美味しかったです。

花嫁からご両親への感謝の言葉。

記念品と花束の贈呈。

新郎のお父様からの挨拶。

新婦からの挨拶。

締めは新郎からの挨拶。

一足先に会場を出る二人。

二人の旅立ちに幸あれ!

エンディングロールの映像。

会場出口での挨拶。

Mさんは明日、夫の任地である中国へ。お父様も単身赴任中で、お母様は「一人で淋しくなります」とおっしゃる。「では、ぜひお茶でも」と誘おうかと思ったが、やめておく。「では、私のブログを見てください」と言うにとどめる。けっこうな量(バックナンバー)がありますから、暇つぶしにはもってこいです。

彼らはこれから二次会へ向かう。旅芸人の一座みたいだ。

Sさんは先日入籍してHさんになったが、これからは下の名前でRさんと呼ばせてもらいます。

「人妻の色気を漂わせてみてください」と言ったら、斜に構えた。初々しいです。

「セクシーポーズはまかせて」とYさん。ほうほう。

でも、カメラから目線を外してしまうところがまだまだ。

「あと2キロ痩せます」と宣言するTさん。

恋人募集中のI君。

札幌で銀行員をしているN君。いかにもですね。

「倍返しだ!」 

「おちゃらけて」と言われて。植木等の「無責任男」のポーズだ(知らないだろうけど)。

みんなお元気で。また、会いましょう。

帰宅する前に「phono kafe」に寄って行く。コンビニでプリントアウトした写真を見ながら、今日のブログの構成を考える。

大原さんの愛猫はお医者さんに預かってもらっているそうだ。

夕飯はおでん。