8時45分、起床。
ハルの火葬は池上の曹禅寺に併設されている東京ペット霊堂に明日の午前中にお願いすることにした。ハルの前に飼っていた猫(グー)の火葬もここでやってもらった。
パン(塩バタートップ)、ベーコン&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
ハルのいない生活が始まった。ちょとした瞬間に「あっ、ハルはもういないのだ」と気づく。
昼食はおにぎりと八幡巻き。
牛肉の牛蒡巻である。牛肉が鶏肉に代わると鶏肉の八幡巻きということになる。京都の八幡が牛蒡の産地で郷土料理のようなものである。
三階のベランダから外を眺めていると、この町全体が大きなクルーズ船のように思えてくる。自宅は船室で、道路は甲板だ。基本的に部屋にこもり、買い物や心身の健康を維持するため、短時間、甲板の上を歩くことを許されている。いつまでこのような生活が続くのか誰にもわからない。ガブリエル・ガルシア=マルケスの小説のタイトルをもじっていえば、これが「コロナの時代の日常」だ。
ハルのかかりつけだった動物病院から花が届いた。
「セブンイレブン」にコピーを取に行く。自宅から一番近い(徒歩1分)商店だ。
女塚通り商店街に面していて、蒲田駅の方向を見るとこんな感じ。
反対方向はこんな感じ。
夕方、「まいばすけっと」に買物に行く。「セブンイレブン」の二三軒隣だ。
菓子類の買物はこちらですることが多い。それと切り花も最近ここで買っている。
今日の切り花はハル用。
切り花は明日の火葬のときにハルの体の上においてやろう。動物病院からいただいた花は、お骨になって戻ってきたときにそばに飾ってやろう。
夕食はドライカレー、サラダ、味噌汁。
ドライカレーには目玉焼きをトッピングして。
デザートはメロン。昔、よく食べていた「瓜っぽいメロン」の味わい。
2時45分、就寝。