9時、起床。
トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。普段、紅茶もコーヒーカップで飲むことが多いが(安定性がいいので)、今日はティーカップで。
昨日のブログを書いてアップする。
12時半に家を出る。
蒲田駅で卒業生のレイナさん(論系ゼミ8期生)と待ち合わせお隣の池上へ。池上駅の駅舎が新しくなってから来るのは二度目である。
池上駅から「HITONAMI」までは徒歩10分ほど。「HITONAMI」に来るのは8月以来である。あの時はまだまだ暑い日が続いていたが、すでに晩秋である。
店長のオガサワラさん、お久しぶりです。いまお一人で店を切り盛りしている。コロナ前は年中無休だったが、いまは月火が定休日で、食事は午後3時までとなっている。
メインは鶏肉、鶏豚の挽肉、魚を使った3種があるが、魚はもう終わってしまっていたので、私は鶏胸肉の照り焼き(胡麻だれ)をチョイス。+副菜を3品。
彼女は鶏豚の合挽のハンバーグ(トマトソース)をメインに副菜2品をチョイス。
前回(7月)会ってから今日までの日々について聞いた。仕事はあいかわらず在宅だが、友だち親子のお母様とはよくおしゃべりをして、週末も出かける予定が増えたようである。
お店には2時過ぎまで滞在。店先でオガサワラさんに写真を撮っていただく。
前回の夏カフェは雨模様だったが(梅雨明けが遅かったのだ)、今日は雲一つない小春日和。
池上散歩といえば池上本門寺である。
高低差の大きい階段を一挙に上ると二人とも息が上がった。
本門寺は高台の上にある。本門寺の正式名称は長栄山本門寺である。この「〇〇山△△寺」という言い方は広く普及しているが、山は神聖なもので、山の中(上)に寺は建てるものという考えに基づいている。そのため平地に立っている場合でも「〇〇山△△寺」という「山号」を付ける。たとえば下町にある浅草寺にも金剛山という山号が付いている。
本門寺公園でポートレイトを撮る。いい光(木洩れ日の逆光)だが、短日なので、ポートレイトタイムはそんなに長くは続かない。いくつかのスポットを足早に回る。
この場所は山の斜面の階段で、奥行きのある緑の空間がポートレイトにはもってこいだ。
ソフトな逆光を生かして撮る。
山の裏手に下りたところにある噴水池もポートレイトスポットだ。池の水と噴水の飛沫がポイントである。
山の裏手なので光は少ないが、沈んだ青味の風景の中に左から射すソフトな光がいい。彼女のクールな表情も似合っている。
噴水池の側の子ども広場で、家族や小さな子どもたちのバッグ(借景)にしたポートレイト。ちなみに彼女は白い豚さんの椅子に座っている。
竹で編んだ柵(最近できたものだ)と丸太で作った階段の側で。「旅先の写真みたいですね」と彼女が言った。
同じ構図で、笑顔のバージョンも。より旅先風になったかな(笑)。
再び山を登って陽の当る広場に出る。だいぶ陽が傾いている。
半逆光(真横からの光)でのポートレイト。
本門寺公園は全体として常緑樹が多いが、この場所には紅葉がある。
公園を出ると目の前に五重の塔がある。
せっかく日蓮宗の総本山である本門寺に来たのだから参拝していきましょう。
一日一万遍の念仏を百日続ける百万遍念仏もいま三期目に入っている。ご苦労様である。
参拝を済ませ、階段を下りる。
階段を下りる前に境内での最後のポートレイト。
本門寺参道の商店街の風船専門店での前で。彼女が触っている猫も風船猫である。
彼女はレトロな風景を撮るのが好きなようだ。
池上駅の近く(池上総合病院の前の路地を入ったところ)にある「hana coffee」というカフェに入る。以前から名前は聞いていたが、入るのは今日が初めて。
アメリカン・レトロなインテリア。
女性が一人でやっているカフェである。「いつ開店されたのですか?」と尋ねると「今年の3月からです」とのこと。それは大変だったでしょうね。でも、客の入りはよく、努力されたのであろうことがわかる。
メニューも多彩だ。
ガトーショコラ(ホイップ付)を私はチョイス。彼女もそれに倣った。「迷ったときは一緒にいる人と同じものを注文することにしているんです」というから、「なぜ?」と聞くと、「目の前の人が自分より美味しそうなものを食べているを見ると悔しいからです」と答えたから驚いた。「相手と同じものを一緒に食べているという一体感」とかなんとかいう答えを予想していたのである。甘いな、私は(笑)。ドリンクは私はジンジャー・レモン、彼女はブレンドコーヒー。
家にいる時間が長いので、料理をするようになったそうだ。これまで作った献立の写真を見せてもらう。なかなかやるじゃないですか。
4時半に店を出る。
ちょうど陽が沈む時刻なので、彼女を蒲田駅の改札で見送る前に、東急プラザの屋上(かまたえん)に上ってみましょうということになる。
彼女はデパートの屋上にある観覧車というものは見たのは初めてだそうである。昔はけっこうあったが、ある時期から新設はできなくなり、現在、23区内で残っているのはここだけである。
「幸せの観覧車」というベタな名前が(リニューアルしたときに)付けられた。レトロな風景好きの彼女はさっそく写真に撮っていた。
もちろん乗ってみる(一人300円)。
今日は雲一つないので、夕焼けとしてはものたりない(夕焼けの美しさの多くは夕焼けに染まる雲の美しさである)。しかし、観覧車に乗ると、たんに屋上からではビルが邪魔になって見えない富士山を見ることができるのだ。
茜空に富士山のシルエットが美しい。
「幸せの観覧車」というのは、「乗ると幸せになれる」という意味と「幸せな人が乗る」という意味があると思うが、今日は後者である。「幸せな人」と乗って、私もお裾分けにあずかった。
今日はありがとう。次は早春の頃にでもカフェをいたしましょう。
夕食は豚シャブ。
食事をしながら『極主夫道』第5話(録画)を観る。龍(玉木宏)と美久(川口春名)は晴れて神前で結婚式を挙げた。流れて的には最終回のような雰囲気だったが、来週も続くようである。今日で二人の馴れ初めについてはわかったが、美久がなんであんなに強い(拳法のアスリートみたいに)のかはわからない。
風呂から出て、今日の昼に放送された『福山雅治 福のラジオ』をrajdikoのフリーで、『桑田佳祐のやさしい夜遊び』をライブで聴きながら、今日の日記とブログ。『福のラジオ』のプロフィール写真が松本と同じものになった。全国一斉に変更されるわけではない(若干の時差あり)のだ。
1時15分、就寝。