フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

10月12日(水) 曇りときどき小雨

2022-10-13 12:28:11 | Weblog

8時15分、起床。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、ハム&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『舞いあがれ!』。お祖母ちゃんも失敗をすることがある。それを舞が励ますという逆転の構図。舞も徐々にたくましさ(生き抜いていくための)を身につけて行っている。子役の出番はせいぜい2週間というのがこれまでの例だが、そうすると残り2日か。もう一週ほしい(必要な)気がするけれど。

昨日のブログを書いてアップする。

本日(23時59分)が締切のレビューシートのチェック。

今日は大学で会議のある日。1時半ごろ、家を出る。

早稲田の一つ手前の神楽坂で途中下車。地下鉄の駅をあがったところにあるカフェ「フォンテーヌ」に入る。

出入口は2つあって、こちらの方がカフェらしい。階段を下りていくので、初めての人にはちょっと入りにくいかな。

年配のご夫婦がやっている昭和なカフェである。

ここでは和定食が食べられる。私のよくいくカフェの中では「燈日」に似ているが、「燈日」は揚げ物炒め物が中心で、刺身(今日はかつおのたたき)はない。フランス語の店名とのギャップが面白い。

かつおのたたき定食(800円)。かぼちゃとガンモドキの煮付など小鉢が充実している。ご飯は大中小から中を選択。

このかつおのたたきが質・量ともに大満足であった。正直、カフェでこれだけのものが出て来るとは期待していなかった。

食後にコーヒー(400円)。カフェごはんの場合、コーヒーはランチセットに含まれることが多いが、「燈日」同様、和定食にはコーヒーは付いていない。それでよいと思う。私はクリームソーダかコーヒーかでちょっと迷って、コーヒーを注文した。

本を読みながら1時間ほど滞在する。ランチタイムを外れているためか、客は私だけだったが、ご夫婦の年齢から考えても、ここは「絶メシ」認定してもよい店だと思った。

神楽坂から早稲田まで一駅歩くことにした。昨日から始めた万歩計で「1万歩」を達成するためには、家と大学の単純な往復だけではせいぜい7千歩ほどしかいかないことがわかったので、「一駅歩く」ことにしたのである。

30分ほどで早稲田駅前に到着。

4時半からの会議まで30分ほど時間がある。

事務所に行って、「溶解シール」をもらってくる。「妖怪シール」ではなく「溶解シール」。機密情報・個人情報などが記載されていてそのままゴミに出せない書類などを段ボールに入れてこのシールを貼って事務所に持って行くと溶解処理をしてくれるのである。昔の答案やレポート、調査資料などが研究室にはたくさんあるのだ。

事務所の方から「先生のブログ読んでます。スリックのシフォンケーキ美味しそうですね」と声をかけられる。「スリック」には、「いつか行きたい」ではなく、思い立ったが吉日で「すぐに行く」ことをお勧めしておく。

現代人間論系の教室会議では、来年度の時間割が検討された。来年度から100分授業になるので(現行は90分授業)、後ろの時限になるほど、今年度のとの時間のずれが大きくなる。たとえば5限は16:30から18:00だったのが、17:00から18:40になる。日の暮れるのが早くなる秋学期は夜間の時間帯である。ゼミは金曜5限・6限でやっているが、来年度は金曜4限・5限に移動させることにした。火曜5限にやっている演習も早い時限に移そうと思う(希望が通るかはまだわかりませんが)。

会議は2時間ほどで終わる。

本日発表の東京の新規感染者数は4790人。三連休の反動だろう、久しぶりに「赤」となった。「赤」が続かなければよいのだが。

6時半に大学を出る。妻にLINEで「帰宅は7時半」と連絡すると、すぐに「OK」のスタンプが返って来た。

帰宅して万歩計をチェックすると「9618歩」だった。

夕食は鶏肉とピーマンの丸ごと味噌煮、サラダ、玉子豆腐、里芋とネギの味噌汁、ご飯。

食事をしながら『サイレント』の初回(録画)を観る。川口春奈が高校生役を堂々と(?)演じている。耳が聞こえなくなった元カレが登場するが、手話が重要なコミュニケ―ション手段になるドラマといえば『愛しているといってくれ』(1995)がまっさきに思い浮かぶ。豊川悦司の手話はとてもエレガントで、あのドラマがきっかけで手話ブームが起こったくらいだが、今回はどうだろう。もう一つ、『愛していると言ってくれ』で印象的だったのは、常盤貴子がよく走ったことだ。当時は、ケータイはまだ普及していなかったから、耳の聞こえない人に思いを直接、早く伝えるためにはその人のところまで行かなくてはならなかったのだ。

「シンプルで一途な恋愛の時代だったのね」

オンデマンドの音声講義の一部にミス(言い間違い)を発見し、公開30分前に収録をし直してアップする。ふぅ、間一髪だった。

南門商店街の洋食屋「キッチン南海」が9月末で閉店したことを知る。「キッチン南海」は1973年3月、つまり私が入学した年に開店して(当時は「ヤング南海」といった)、以来、50年近く営業を続けて来られた。もう体力的に無理と判断されたようだが、予告なしの事後報告はご主人のダンディズムを感じさせる。できれば、あと2年半(つまり私が定年退職するまで)は続けてほしかったが、おそらくご主人は私より十歳くらい(?)年長だろう。長い間、ありがとうございました。できればチキンカツカレーをもう食べたかったです。

風呂から出て、今日に日記を付ける。

2時、就寝。