フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月20日(土) 晴れ

2024-04-21 14:12:30 | Weblog

8時、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ハムステーキ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

うっかりしていたが、今日は将棋叡王戦の第二局が行われる。第一局は接戦で、先手番の藤井が勝ったが、第二局は伊藤の先手番である。藤井の3三金の形が珍しい。通常は銀である。そして後手番ながら早々に6四銀と繰り出して攻勢を取ろうとしている。普通に指していると、先手が主導権を握り、後手がそれに対応することになるのだが、今日の藤井は変化技+早仕掛けを見せて積極的である。ただし、それがいいかどうかは微妙なところである。絶対王者らしく(かつての大山十五世名人のように)、相手の注文を受けて立つという戦い方もある。しかし、現在はAIなどの導入で相手が事前に深く研究してきた戦法を正面から受けると不利になりやすいのである。

ネット観戦しながら、昨日のブログを書く。

12時に鹿島田駅で卒業生のサオリさん(論系ゼミ1期生)+長女のユヅキちゃんと待ち合わせ、「パン日和あをや」へ行く。

ユヅキちゃんは顔出しNGなので、顔をハートマークで隠すのではなく、最初から顔が写っていない写真を選んで載せることにする。

小さなお子さん連れなので二階の和室を予約しておいた。アップルタイザー(ユヅキちゃんはオレンジジュース)と舞茸のポタージュスープ。

トマトとチーズのトースト。

ロースハムとクリームチーズの全粒粉クッペ。

サーモンとチーズのサンドウィッチ。

食事の合間にユヅキちゃんはお勉強(?)。

さて、そろそろ出ましょうか。滞在時間は2時間に及んだ。

店を出る前に階段のところでスリーショットを撮る。

夢見が崎動物公園へ足を延ばす。「あをや」からだと30分くらい歩く。そして最後に急坂が待っている。

公園は台地の上にあるのだが、まさに異界への階段である。

向こうに見えるのは武蔵小杉のビル群である。

夢見ケ崎動物公園(川崎市立)は公園エリアと動物園エリアから成り立っている。

まずは公園エリアから。まだ桜が残っている。

菜の花とアゲハ蝶。

樹木のトンネル。

ブランコが気に入ったようである。

動物園エリアへ。

レッサーパンダ。ちょうどお昼寝タイムだったようである。

シマリス。

シマリスのイスに乗って。

母子写真。二人でお出かけするときは母子写真が少ないのだ。

今回、ユヅキちゃんが一番気に入った遊具がこれ。フィールドアスレチックスのようなもの。

登り、渡り、下りを何度も繰り返していた。底知れぬエネルギーだ。

でも、さすがに疲れたようである。

さて、帰りましょう。「帰りは下り坂で楽ですね」とサオリさんが言った。いや、歳をとると下り坂も辛いのです(膝に負荷がかかる)。

「お母さんと子ども」じゃないポートレイトも撮っておきましょう。

新川崎の駅から帰る(私は鹿島田駅から)二人とはここでお別れ。案外、気温が高くなくてその点は楽だったが、一万歩越え(+高低差)はやっぱりきつい。次回のカフェ巡りは大学周辺でいたしましょう。

「お帰りなさい!」

叡王戦のネット中継を点けると、藤井がいくらか指しやすい形勢のようである。

しかし、ここから藤井が飛車を切って、寄せに行った手が疑問だったようで、伊藤に的確に対応されて苦しくなった。

藤井は4七飛車と勝負手を放ったが、伊藤は動じることなく、後手玉を追い詰めていった。

藤井投了。伊藤は藤井から公式戦13戦目にして初めて白星を挙げた。元々実力のある棋士が、タイトル戦の場数を踏んで、実力を出してきた感がある。

これで叡王戦は1勝1敗のタイとなった。第三局は藤井有利の先番であるが、最近の藤井はやや調子を落としているように見える。先の名人戦第一局も藤井が勝ったものの敗勢の将棋を豊島のポカで拾ったものだった。今日の将棋も自分から動き過ぎて転んでしまったような印象。叡王戦第3局は5月2日だが、その前に名人戦第2局が4月23日、24日にある。藤井後手番の将棋だが、そこで勝つか負けるかは、名人戦のみならず叡王戦の行方にも影響を与えるだろう。

夕食はカレーライス。

食事をしながら川口春奈主演の『9ボーダー』初回を観る(録画)。昔、山口智子主演の『29歳のクリスマス』(1994)というドラマがあり、天海祐希主演の『アラウンド40』(2008)というドラマがあったが、今回は19歳、29歳、39歳の三姉妹(川口は真ん中)が登場する。同じ母親の生んだ3姉妹で歳の差20歳というのはちょっと無理があるように思うが、それは目を瞑ろう。銭湯を経営する父親が突然失踪するところからドラマは始まるのだが、もしかして父親は59歳とかなのだろうか。それが気になる。そして、何といっても一番気になるのは、次女(川口春奈)の恋人役になりそうな気配の記憶喪失の男性(松下洸平)である。『いちばんすきな花』の椿も独特のキャラだったが、こっちはさらに独特である。この世のものとは思えない。

チャイの毛玉取りをしながら『季節のない街』第3話(録画)を観る。今回はホームレスの親子にフォーカスがあたった。災害で家を亡くした人は仮設住宅に入れるが、被災したホームレスは入れないのである。父親を演じるのは又吉直樹。

サオリさんからいただいたお菓子と紅茶をいただく。

レビューシートのチェック。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時、就寝。