フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月21日(日) 晴れ

2024-04-22 10:50:00 | Weblog

8時45分、起床。

カレーチーズトースト、目玉焼き、ハムステーキ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

藤井八冠のタイトル戦での連勝記録が止まったという記事が社会面に載っていた(読売新聞は竜王戦の主催なので「八冠」ではなく「竜王」と表記している)。負けたことがこんな大きな記事になるというのもすごい。

朝刊に歌手・俳優の佐川満男さんの訃報が載っていた。

歌手時代の写真をあげておきましょう。『今は幸せかい』(1968年)のレコードジャケット。ご冥福をお祈りします。

食事をしながら『プレバト』の俳句コーナー(録画)を観る。「才能あり」が3句あるというので、今回は豊作だなと思ったが、実際はそれほどの句ではなかった。「才能あり」にふさわしいのは一位になった「故郷と同じ遊具や春の風」(ダグ9000・蓮見翔)のみと思えた。

昨日のブログを書いてアップする。

3時近くになって、遅い昼食を食べに出る。ご近所のハナミズキが見事である。

桜並木は新緑の並木となり、サツキロードになっている。

「一二三堂」で『NHK俳句』5月号を購入する。

「テラス・ドルチェ」に入ろうと思ったが、混んでいたので断念する。日曜日は混んでいることが多い。

「ちよだ鮨」でテイクアウトして家で食べることにする。

握りと稲荷を買う。それぞれ20%引きと10%引きのシールが貼ってある。合わせて800数十円。

稲荷はこれまでワンパック4個入りだったが、3個入りになった。値段は同じだが、実質的な値上げである。右を見ても値上げ、左を見ても値上げの昨今だが、値上げの方法には、(1)いわゆる値上げと、(2)分量を減らして同じ値段の2通りある、もしかしたら、分量を減らした上に値段も上げるというのもあるのかもしれない。(1)の場合、値上げをして売り上げも増えるならよいが、消費者の財布の紐がかたくなって、売り上げが落ちる店もあるのではないかしら。物価の上昇に給料の上昇が追いついていないのだから倹約・節約モードになるのは当然である。

握りにもサヤエンドウなんていうこれまで見たことのない鮨ダネが入っていた(お味は悪くないけど)。

食事をしながらTVerで杉咲花主演のドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』の初回を観る。録画し忘れていたのだが、妻がTVerで観て「面白かった」と言い、昨日会ったサオリさんも同様のことを言っていたので、観てみる気になったのである。

交通事故が原因で一日の記憶が翌日には消えている外科医が主人公。春ドラマには記憶喪失者が多い。聴覚障害者や五感の喪失というドラマも続いたが、こういう一種の流行は何を意味するのだろうか。たんに刑事ものが多いとか、法廷ものが多いとか、医療ものが多いというのとはちょっと意味を異にするように思う。たんにドラマチックな現場に題材を求めるというよりも、平凡な日常を構成する重要な(しかし当たり前の)感覚を喪失して、非日常的な世界を生きることになる人物を通して、平凡な日常が新鮮な(大切な)ものに見えてくる、あるいは退屈な日常から脱出するということだろうか。

『アンメット』は継続視聴決定。

『NHK俳句』5月号の「巻頭名句」にはいい句が多かった。

 雀らも海かけて飛べ吹き流し 石田波郷

 武者人形兜の紐の花結び 高橋淡路女

 薔薇の園引き返さねば出口なし 津田清子

 五月来る夜空の色のインク壺 成田千空

次の一句には、最初、ビクッとした。

 さざなみのまぶしさ母の死が近し

母の死という出来事が起こってからではなく、それが近づきつつある時点で詠んでいるいる点が斬新であり、「さざなみのまぶしさ」と「母の死」のコントラストも鮮やかである・・・というのは私の誤読というか見間違いで、「母の死」ではなく「母の日」を詠んだ作品だった。な~んだ。でも、この見間違いは、私が余命宣告をされていた母を毎日病院に見舞っていた頃の気持ちと通じるものがあったからに違いない。

台所の流しが詰まってしまった。素人ではどうにもならないレベル。明日、業者に来てもらわねばならぬ。

というわけで、夕食は「マーボ屋」に食べに行く。

中華サラダ、海老と新タマネギのトマトソース炒め、唐揚げと茄子のピリ辛油淋鶏を注文する。「あと3か月」とあるのは、6月末の閉店までという意味である。

これにご飯とスープをつけてもらったのだが、漬物がザーサイではなく白菜になっていた。ザーサイの値上がりによるものかしら。あのコリコリとした「畑のアワビ」好きなんですけどね。

帰宅して、チャイの毛玉取りをしながら、『デスティニー』第2話(録画)。大学時代の話(ドラマ)は初回だけだと思っていたら、今回もあった。石原さとみは童顔なので何とか・・・と思うが、他の俳優陣は無理だと思う。

レビューシートのチェック。

風呂から出て、『サンデーソングブック』を聴きながら、今日の日記を付ける。

2時、就寝。