フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

10月12日(土) 晴れ

2024-10-13 13:24:47 | Weblog

8時半、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

朝刊に大山のぶ代さんの訃報が載っていた。享年90歳。長寿の方が増えて、テレビなどで姿を見なくなってから長い期間を経た芸能人の訃報に接すると、「あっ、まだご存命だったんだ」と思うことがしばしばある。今回もそうで、「僕、ご存命です(でした)」というドラえもんの声が聞えて来た。ご冥福をお祈りします。

昨日のブログを書く。

11時15分頃に家を出て、矢口渡へ。

反対方向の多摩川線に乗ってきたモエリさん(論系ゼミ14期生)と改札で待ち合わせて「燈日」へ。開店時だけ予約ができるのである。私たち以外の客は一人客だった。予約=誰かと一緒というわけではないんですね。

本日の食事メニュー。

私はコロコロ豚角煮丼(ごはん少な目で)。

モエリさんは厚揚げ豆腐のきのこあんかけ定食。

論系ゼミ14期生というのは今年の3月に卒業したばかりの最年少の卒業生である。しかも彼女はクリスマスが誕生日なので、現時点ではまだ22歳。私より48歳下である。12歳差を「一回り違う」というが、「四回り違う」のである。う~ん、四回りか・・・目が回りそうである(笑)。

食後のドリンクは私はアイスカフェラテ、彼女はアイスティー。彼女は徹底した紅茶党で、本日のカフェ巡りでは「ティールーム101」には絶対行ってみたいと事前に希望を伝えて来た。

就職一年目というのは「長期の夏休みのない夏」を初めて経験するわけで、それだけでも適応するのは大変だと思うが、彼女はなんとか乗り切ったようである。出張がらみで香港に行ったそうである。

2軒目のカフェは蒲田の隣町大森に移動して「本の庭」へ。

ちょうど先客が出た後で、店内に客はいなかった。その先客というのは26日にトークショーをするロシア文学者で翻訳家の沼野恭子さんだったそうで、「残念、すれちがいでしたね」とスタッフの方に言われる。

スタッフの方がモエリさんを見て、「現役の学生さんですか?」と私に聞いた。いえ、今春卒業したばかりなので限りなく現役の学生に近いですが、卒業生です、と答える。

さて、何を注文しようかな。

私はマカデミアナッツアイスクリーム。

彼女は昔ながらのプリン。

ドリンクは、私はホットレモネード、彼女はホットティー。

今日知った意外な事実が2つある。

一つは彼女が目黒区の祐天寺にお住まいだということ。私は、何を勘違いしていたのか、彼女は筑波にお住まいだと思い込んでいたのである。筑波から蒲田まで遠路はるばるやってきてくれたのだと。他の誰かと勘違いしてしていたようである。祐天寺からは東横線で多摩川まで行って、そこで多摩川線に乗り換えて矢口渡で、30分もかからない。もっとも彼女、今日は祐天寺の駅に入る前に家に忘れ物をしたことに気づいて引き返したので、約束の時間にちょっと遅刻しましたけどね(笑)。

もう1つの意外な事実は彼女が料理が好きで得意であるということ。会社へは毎日お弁当をもっていくのだが、週末に一週間分のおかずを作って冷凍しておくのだそうである。家族の夕食も両親の帰りが遅いときなどは彼女が作るそうである。スマホに入っている料理の写真を見せてもらったが、なかなか本格的なもので感心した。栗山千明主演の『晩酌の流儀』は、不動産屋さんに勤める主人公が仕事帰りにスーパーや個人商店に寄って夕食の食材を買って、美味しそうな夕食を作る(そしてよく冷えたビールを飲む)という番組なのだが、これをよく観るそうである。栗山千明とモエリさんはみかけは異なるが、あんな風に自立した女性をめざしているのだろう。

ご実家にお住まいだが、職場までの時間が少々かかるので、そのうち一人暮らしを始めたいと考えているそうで、そうしたら、『晩酌の流儀』の主人公みたいになるのだろう。

店を出るとき、スタッフの方が「お写真をお撮りしましょうか」と言ってくれたので、お願いする。

蒲田に戻って、でもまだ「ティールーム101」を予約している時間(4時)まで少し時間があるので、回り道をして、私の自宅の前まで来てもらって、チャイと面会してもらった。

チャイのことは私のブログを見ていて、会いたい(触りたい)と思っていたそうである。

「ティールーム101」へ行く。

客は私たちだけだった。実は、マダムは午前中に静岡の方へお茶のイベントに行っていて、私たちの予約の時間に合わせて戻ってきてくれたのである。ありがとうございます。

アダムから紅茶の話を熱心に聞く彼女。

結局、3種類のお茶を飲む(テイスティング)ことにした。

写真手前から、ロードベルガモット(スティーブン・スミス)、アールグレー(ラッフルズホテル)、ジャスミンシルバーチップ(スティーブン・スミス)。

いかがですか?

私はグレープフルーツのセパレートディー。

ハロウィン仕様のシフォンケーキ。

モエリさんはマロンのシフォンケーキをチョイス。

お店には1時間半ほど滞在したが、紅茶選びだけで最初の30分を費やした(笑)。

彼女を東急蒲田駅の改札に見送る。またお会いしましょう。次回は別のルートでカフェ巡りをして、でも、最後は「ティールーム101」かな。

今日は池上本門寺最大の年中行事「お会式」の中日。駅前にお寺に向かう万灯の一団がいた。

夕食はおでん。

デザートは柿。トロトロである。

食事をしながら『あのクズを殴ってやりたいんだ』初回(録画)を観る。奈緒が「クズ男」を殴ってやるためにボクシングを始めるというところからスタートする。それにしても、結婚式当日に相手の男が式場から逃げ出すというのは、「これだけは経験したくない」という出来事リストの中でもかなり上位に入る出来事であろう。

レビューシートのチェック(数は少ない)。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。