フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

10月25日(土) 晴れ

2014-10-26 02:10:10 | Weblog

7時、起床。

メンチカツ、炒り卵、トースト、サラダ(ベリーリーフとトマト)、牛乳、紅茶の朝食。トースとは2枚食べる。

今日も暖かい。いつまで続いてくれるのだろうか、この暖かな毎日は。来週末は恒例の秋の信州旅行(安楽亭訪問)に出かけるのだが、好天が持続してくれますように。

午後3時を回った頃、散歩に出る。

遅い昼食を「phono kafe」でとろうと思って、店の前まで行ってみると、「ご飯がなくなったため、午後5時から営業を再開します」との張り紙が出ている。今日はお昼の客が多かったのだろうか。こんな張り紙は初めて見た。

それではと、東口の「三州屋本店」にカキフライを食べに行く。今シーズンはまだカキフライを食べていないのだ。

人出が足りないのか、このところ「三州屋本店」はランチの営業をお休みにして、午後3時からの営業になっている。

ほうれん草の胡麻和え(380円)。私はほうれん草はおひたしよりも胡麻和をよく注文する。

鳥豆腐(480円)。この店の看板料理のひとつ。スープが美味しい。これを注文するときは味噌汁はいらない。

そしてお目当てのカキフライ(880円)。

頼もしや五つ並んだカキフライ  たかじ  一年前の句会に出した句である。

三つというチョイスもある。他の料理を注文するならそれがいいだろう。しかし、今日はカキフライをがっつり食べたかった。震災の頃からカキの値段があがって、カキフライも高くなったが、ここは安い。レストランで食べればこの2倍はするだろう。

これで秋の三大味覚(私の)である秋刀魚の塩焼き、松茸ご飯、カキフライを制覇した。

今日の料理にはこの配置が最適である。ご飯(漬物付)は200円で、〆て1940円なり。会心のチョイスだった。

居酒屋さんなのでこの時間から飲んでいる人が多い。カウンターの私の隣に座った客は、ずっと「うん、うん」とうなづきながら、ときどき「うまい」と言いながら食べていた。

食後のコーヒーはアロマスクエアビルの通りを挟んで向かいに最近できた「スクエアズカフェ」で。

まだあまり知られてないからか、広い店内にお客は少ないが、今後、ホールで催し物があったときなどは満席になりそうな気がする。

 3種類あるブレンドコーヒーの中からコロンビアベースのものを注文。ちゃんと一杯ずつ淹れてくれるカフェである。450円。

ランチタイムのメニューも充実しているようである。

久しぶりにジムで汗を流す。

クロストレーナーを50分漕いで、700キロカロリー超を消費する。

ジムの帰りに「phoon kafe」に寄って行く。テーブル席が満席だったので、カウンター席に座り、葡萄ジュース(赤)のフロートを注文。トレーニングの後のこの一杯が美味いのだ。

昼間の張り紙の理由がわかった。東急線の沿線情報誌「SALUS」の最新号が蒲田西口特集をやって、そこで「phono kafe」が紹介されたのだ。雑誌の威力恐るべし。雑誌を見て、いきなり予約の電話をしてくる人がいるらしい。しばらくランチタイムは避けた方がよさそうである。

「鈴文」や「西洋料理SUZUKI」も紹介されていた。「鈴文」はもう十分にメジャーな存在だが、「西洋料理SUZUKI」は商店街の外れにある知る人ぞ知る存在であったから、これでようやく陽の目を見ることになるだろう。よかった。でも、いついっても座れるということはなくなりそうである。

大原さんの愛猫は日曜日に亡くなったそうである。きっと招き猫になってお店のどこかに座っているのだろう。

7時、帰宅。

夕食は親子丼。


10月24日(金) 晴れ

2014-10-25 12:08:33 | Weblog

7時半、起床。

トースト、ポタージュスープ、サラダ(ハム、ブロッコリー、トマト、レタス)、マロンジャムの朝食。

「まやんち」へ開店(11:30)とほぼ同時に行く。前回は売り切れで食べられなかった「木の実とドライフルーツの生キャラメルタルト」を食べるためである。

新人のフタッフさんにこのタルトに合う紅茶を尋ねたが、難しい質問だったらしく、モモコさんと相談してインドのナントカ茶園の秋摘みのダージリンをチョイス。

5カ月ぶりの再会である。一見武骨だが、深い味わい。

でも、「木の実がなかなか手に入らないので、今週で終わりにしようかと思っています」と店長のますみさん。そ、そんな・・・。

先にデザートを食べてしまったが、昼食は大井町の「永楽」で。

今日は昨日とは一転して暖かい。

ワンタンメンを注文。私の注文を受けた店員さんが、厨房に「メンです」と言ったので、不安になり、「あの~、ワンタンメンですから」と言ったら、「はい、メンですね」と再度言われ、しばらくしたらちゃんとワンタンメンが出て来た。この店では「ワンタンメン」を「メン」と呼ぶらしい。ちなみに「ラーメン」は「そば」である。

これで、ラーメン、ワンタン、ワンタンメンの三種を食べたことになるが、私はワンタンが一番美味しいと思う(客たちの注文が一番多いのはラーメンである)。

食後のコーヒーを「pottery」に飲みに行く。

4週間ぶりである。ちょっと間が空きすぎた。

このカップで飲むのは初めてかもしれない。

大学に到着。

3時からPさんのゼミ論指導。方向性を見失っているようだったので、具体的なアドバイスをする。

5限・6限はゼミ。

5限は3年生の個人発表(Fさん、Oさん、Mさん、もう一人のMさん)。

今日のスイーツは3年生のOさんが用意してくれたスフレ・アロマージュ(ふわふわしたチーズケーキ)。

Hさん、Mさん、Sさん、Nくん、もう一人のNくんからゼミ論指導の申し込みがあり、来週の月曜日に全員をやることになる。1人1時間として5時間だ。週の最初からけっこうなハードワークだ。

6限は学年に分かれて。4年生はゼミ論中間発表。3年生はテキストを使ってのディスカッションとインタビュー調査の準備。

大学を出たのは10時。今日は少々遅くなった。

夕食は蒲田に着いてから「つけ麺大王」で。

今日はまだご飯(米)を食べていなかったので、レバ焼き定食。

濃い目の味でご飯がすすむ。

蒲田の夜が更けてゆく。

11時半、帰宅。

昨日の夜にゼミ申請者16名に面接の日時についてのメールを出したが、丸一日経過した時点で、返事があったのは約半数。この大事な時期(ゼミ選考期間)にメールのチェックをしていないのだろうか。


10月23日(木) 雨のち曇り

2014-10-24 10:42:08 | Weblog

7時半、起床。

ポトフ、サラダ(トマトとレタス)、ベーグルの朝食。

22日の朝日新聞(朝刊)の文芸・批評面の「あるきだす言葉たち」の欄で紀本直美さんの句が紹介されている。全部で15句。どれも完成度の高い作品である。妻から「ホットココア・・・」の句の意味を尋ねられた。ホットココアというのはちゃんとした陶のカップで、カップを手のひらに包み込みながら、その暖かさを肌で感じながら、飲むのに適した飲み物である。

12時に家を出て、大学へ。

3限は大学院の演習。先週はOさんが風邪で休み、今週はU君が風邪で休んだ。(私を含めて)4人全員が顔を揃える確率は何パーセントだろうか。

演習を終えてから遅い昼食。蒲田駅の売店で購入した崎陽軒のシューマイ弁当。

3時からUさんのゼミ論指導。彼女は数日前にカンボジアから帰ってきたばかりである。この寒さに今日はマフラーを巻いて現れた。

ケーキと紅茶をいただきながらの指導。

夕方、事務所にゼミ申請者の書類を受け取りに行く。定員15名に対して申請者16名。1名オーバーだが、さて、どうしよう。とりあえず予定どおり面接を行おう。

7時、帰宅。

夕食は湯豆腐。豆腐だけのシンプルな湯豆腐だが、湯豆腐用の特別な豆腐らしい。

〆は昆布茶漬で。

デザートは「あるす」の庭の柿。

夜、ゼミ申請者に面接の通知のメールを出す。来週の水曜日の午後に全員(1年生のときに私の選択基礎演習を履修した者は除く)の面接を行います。


10月22日(水) 雨

2014-10-23 11:43:41 | Weblog

7時、起床。

ハムトースト、紅茶、マロンジャムの朝食。

10時に家を出て、大学へ。

11時から1時まで研究会。

1時過ぎに卒業生のNさん(論系ゼミ3期生)がやってくる。Nさんは私大の職員をされているのだが、今日は未消化の夏休みを使って来てくれたのである。Nさんは何度かこのブログに登場しているが、前回の訪問は6月だったから、4か月ぶりである。その間、私に報告したいことがあって、何度かメールを送ろうとしたらしいのだが、「この前伺ってからまだ日にちが経っていないし、先生もお忙しいだろうし・・・」とメールの送信ボタンを押すのを思いとどまっていたのだそうだ。ずいぶんとしおらしいではありませんか。そのNさんから今回の訪問の希望のメールをもらったのは、先週の月曜日のことだった。その日の私のブログにゼミの同期であるHさんが登場したのを見て、「では自分も」とメールの送信ボタンを押すことができた(押さずにはいられなくなった)のだそうである。

私のブログには一種の同窓会としての働きがあって(ベネディクト・アンダーソンのいうところの「想像の共同体」である)、私が卒業生の誰かと会って、それがブログに載ることで、それを観た他の(とくに同期の)卒業生もバーチャルな同窓会の場にいるような、いや、その会場のドアの外の廊下まで来ているような感覚になるらしい。ときどき同じ時期の卒業生の研究室訪問が続くことがあるのはそのためだろう。

中国(地方)旅行のお土産をいただく。福老(フクロウ)のお守り。

「今日、お話したいことは2つあります」とのこと。その前に腹ごしらえをしようと「たかはし」へ。

今日は急に冷え込んだ。私は迷わず肉豆腐定食を注文。Nさんは焼き魚(秋刀魚)定食。

 この甘くて暖かい煮汁がこれからの季節にピッタリなのである。

カフェで食後のコーヒーを飲みながらNさんの話を聴くこともできたが、予想される(70%くらいは予想できた)話の内容を考えて、再び研究室に戻って話を聴くことにした。

一つの物語の終わりと、もう一つの物語の始まり(再開)についてNさんは話してくれた。それでよかったと思うよ(前者について)。えっ、そうなの、へぇ(後者について)。

若いころというのは数か月単位で生活の状況が変化する。30代、40代になってもそれはそうなのだが、変化の原因が自分に起因するものだけではなく、親や、配偶者や、子どもや、あるいは職場のことなど、自分の外側でコントロール不可能な形で生じる出来事によって生活の状況が変化することがふえてくる。それに対して、若いころの生活は構造がシンプルである分、自分自身、あるいは自分と親密な他者との関係性の中で生じる比較的コントロール可能な出来事によって生活の状況が変化することが多い。コントロール不可能な原因に対してはそれを受け入れるしかないが、コントロール可能な原因に対してはどうしようかとあれこれ悩むことになる。そういう苦しさがある。

 

 

話し終わって、Nさんの気分がすっきりしたころで、「カフェゴト―」に行って、杏のフランと紅茶を味わう。

では、またね。話したいことがあったら、いつでもどうぞ。

7時、帰宅。

夕食はポトフ。

 ご飯のお替りをして、昆布茶漬で〆る。

デザートは「あるす」でいただいた柿。

昨日から始まった『深夜食堂3』の初回を録画で観る。ずいぶんと演歌的なストーリーであった。泣かせます。


10月21日(火) 雨のち曇り

2014-10-22 00:44:18 | Weblog

6時半、起床。

トースト、スープ(豚汁)、サラダ(トマトとレタス)、ピクルス、マロンジャムの朝食。

昨日、「グッド・フォーチュン・ファクトリー」で購入した蓮根と牛蒡のピクルスを開ける。

昨日、「メゾン・ロミ・ユニ」で購入したマロンのジャムを開ける。

昼食はジム帰りの妻が買ってきた調理パンとサラダ(牛蒡、トマト、レタス)と紅茶。

夕食はカジキマグロのソテー。

ジャガイモとベーコンと玉ねぎのソテーを添えて。

デザートは「あるす」でいただいた柿。

今日は、昨日の反動からか、一歩も外に出なかった。終日自宅に籠って、秋のテレビドラマのタイトルを大学生仕様に変えたらどうなるかを考えていた。 ここに発表しよう。

「すべて(の科目の成績)がFになる」(悪夢としかいいようがない)

「極楽先生え~び~」(楽にAがもらえる。悪くてもBはもらえる)

「素敵な選択肢問題」(誰が見ても正解は明らか。「極楽先生え~び~」で使われる問題集)

「きょうはゼミ休みます」(無断欠席はダメ。ちゃんと連絡して休もうね)

「A+のために」(オールA+を狙っています)

「昨日の復習、明日の予習」(「A+のために」で使われる参考書)

「ドクターX(バツ)」(修士の学生のみが対象です)

「深夜、食堂」(表象メディア論系の橋本先生がいるかもしれない)

「SAKURA?」(大教室の講義で一番前の席に座っている学生)