嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

履き道楽 2016 抜かりなくロンドンにも注文を入れておく(ばか)

2016-04-29 10:35:22 | 履き道楽

さて、私のようなジョンロブ信奉者、通称、真鴨(完全意味明瞭)にとりましては、春はお買い物のシーズンでございます!

現在、ニッポン各地の正規販売店で、サーチャージなしの「定価で」特別注文を受け付ける、通称バイリクエストまつりが開催中ですけれど、ハタと気がつけば、靴一足に20万円がところを払う、超高級靴商談会なわけですからして、特別なイベントですよ、これは。

ロンドンからもきっちりご案内がきましたので、よしよし、といって、ちゃっかり注文を入れておきました(懲りてねーし)。

円高傾向がまだ残っている関係で、レートも比較的マシ。VAT Refundを考えれば、世界一高いと思われるニッポン向け定価からは、ゆうに5泊分のホテル代くらいは浮いてしまう勘定です!

今回は、冬に味わったゴムソール+スエードの心地よさが忘れられず、その方面で凝りまくりの注文を入れておきました。

仕上がりは夏前。

引き取りは例によって来年でしょうけれど、こいつを楽しみに生きて行ける(爆)、というものでございます(そんなに楽しみかい)。

またかねてよりの懸案、「スーツ2016」の研究の成果も、ロンドンで結果を出す、ということになりそうな予感。Savile Low近辺にはまちがっても近寄らないようにしないと~(爆)。

次回は、ユーロスターに揺られつつ、おパリにも渡って、さらにブラブラしたいものだわな~、と妄想果てしなく。

 


いよいよGW 恒例行事がはじまってしまった件(汗)

2016-04-29 10:14:37 | ブログ

さて、例年、桜の開花はちょうど今頃、GWの開始と同時、というのが定説だったのですけれど、ことしは10日ほど桜が早くやってきました。

この時期になりますと気になり始めるのが恒例のホテル旅館組合の総会にむけた準備でございます。日程の調整に始まり、各種資料の準備。予算編成。さらに今頃になって、未収の組合費まで発掘される始末(気が遠くなる)

毎年やってるのに、どうしても慣れない。いったい何故なんだろう、と考えてみたのですが、どうやら他の担当との交渉が絡むせいだ、とみた(爆)。

確定申告みたいな、孤独な作業は全てが自己責任。準備から完成まで、一貫して自分だけの力で片付けることができます。集中すれば、その分早く終わっちゃう。

ところが組合の予算編成や会計報告などというのは、他との連携がなにより重要。

順番を追って作業を進めるのに、他の都合をききながら、というのが加わってきて甚だ面倒くさい(ワガママといってください)。とにかくペースを作りにくいわけっすね(涙)。

そこへGWの猛ラッシュと、まつりのイベント参加、さらに長期滞在のお客様の大量予約に送迎(とほひめ)ときて、もういうことなし(爆)。

ううむ、怒涛の5月。無事にやり過ごせたら、ご褒美に温泉だな、こりゃ、と(そうは問屋が卸さないって)。


スーツ2016

2016-04-27 11:12:55 | 今日の逸品

先日、スーツ探しの旅にでます、という記事を書きましたら、さっそくkoshinya師匠から教えていただいた、ユニクロのセミオーダー。

フン、どうせユニクロだしー、とかいって最初はナメてかかっていたのですが、とんでもない!

画像からわかるように、身幅、着丈、袖丈をいじれる関係で、ほぼ理想のフィットが税別14900円で手に入っちゃう!

そこへセットアップで、スーツとしても、ジャケットとしてもコーディネイト可能になっていて、これで生地の選択肢がある程度出てきちゃったらもうアータ!

他人とかぶるのがどうもアレで、というのはそりゃそうですけど、そもそもビジネススーツなんて、捉えようによっては、制服のバリエーションにすぎない。かぶりまくったところで、そもそも見られてもいない。着ていりゃあいい、の世界だってある。

逆に、こいつを手にいれて、念入りな「英国流」コーディネイトを行ない続けて、ゼッタイにユニクロと気がつかせない、という隠れたヨロコビもあったりしてね。

たとえユニクロスーツでもパーフェクトフィットのうえに、シャツ、ネクタイ、靴を格上げしておけば、そうそうバレないのでわないでしょうか?

私が探し求めているスーツとはまさに対極にある存在かもしれませんけれど、ハナから否定するなんて、自他共に認める(爆)ユニクラーの私としてもあり得ない。

パーフェクトフィットがこの値段レベルで手に入る時代でもある、という認識は必要とみた。

今後のチョイスがますます困難になるな、と予測される存在ですけれど、このお値段で、ここまでやられちゃあ、全く困りものです。

ううむ、恐るべしユニクロ!

 


研いだ包丁は切れ味をたしかめておく(爆)

2016-04-24 10:52:51 | 987ボクスター・ドライビングマニュアル

さて、4月の後半からはモーレツな忙しさがやってきて、そのまま秋口まで引っ張られてしまう関係で(涙)、いまのうちだ~、というわけでボクスターを走らせてまいりました。

トクイチオート謹製の最新のイオンブリッジはとにかくすごい。

パワーが出るとか、トルクがどうとか、そういうところよりも、なんだかクルマが違う(一部意味不明)。

地球に抗っていない、という印象(オカルトご容赦)が強く、クルマがぐいぐい前に出てっちゃうのが印象的。

強いて表現いたしますと、タイアとエンジンのパフォーマンスが上がった感じ、でしょうか?

車両全体が落ち着き払っているところへ、リニアリティたっぷりのフィールが提供されるので、フツーのドライビングを行なう限り、どこまでいっても疲れない感じ。

ううむ、なにが違うんだろう、といって考えるのですが、400kmを超えるロングドライブではやはりクルマ全体の安定感のようなものの影響が大きいのか、となってこんな感想になってしまいます。

この結果はじつにデンキのおかげのはずですが、いくつかあったワインディングの要所要所でアクセルを開けてやりますと、車重にたいして若干足りない気味のパワーとトルクを振り絞るかんじで走る、ボクスター特有の「気持ちよさ」を味わうことができます。

こんなのを繰り返していると、12時間なんてあっちゅーま(ばかともいう)。

きがつけば早朝から深夜まで、疲れることを知らないのはフシギなほどでございます。

さて、ご当地では桜も散って、いよいよ新緑シーズン開幕。

お客様、お待ちしております!

 


春のオトナ買いってなんだよ(爆)

2016-04-23 18:02:52 | 夏のエレガンス講座(爆)

どかーん、春のオトナ買い。本当は話題のアディダスの復刻スタンスミスやカントリーも欲しいんだけど、相変わらずの品薄らしい。

スニーカーごときを苦労して探すなんてまつぴら御免なので(John Lobbとはえらいテンションの違いだな、おい)、量販店でもどこでも入手可能なコンバースのこれ。

日に4kmほどは歩く関係で、2足のローテーションで、ちょうど2年に一度の買い替えペースですが、こんかいはOX と呼ばれる、くるぶし丈のやつはやめにして、ハイカットを2色でいってみますた。

が、なぜかこのモデルも日本中でサイズ切れが続出している、と売り場には張り紙がしてありました。どうしたんだろう?クラシック、いやベーシック回帰なの?

今年は定番のオフホワイトの他に、若干新しめに思えるケミカルホワイトを加えてみますた。

オフホワイトのほうは、レトロ色がつよくてこれも好きなんですけど、たまには、ねえ。

脱色した感じの純粋なホワイトですが、服装とのマッチングはどちらもよさそう。

売り場には同じモデルで、日本製=12000円、というのも売られておりましたが、ビミョー。

たしかに色出しが若干アザヤカなところや、細部の作りなどなど、綿密な感じが若干あって、4000円のインドネシア製に比べますとぜんたいにしっかりした感じがあるのですが、並べて比較してようやくわかるレベル。目隠しテストで順番逆になっちゃったらもうそれっきり(爆)。とうてい3倍弱の価格差の説明にはなりません。

このオールスターに関しては、ヤレたら捨てる、のようなユニクロの下着みたいな使い方が相応しいはずなので、12000円もしちゃうと、いざヤレても気軽に捨てられないな、と考えて、一瞬でインドネシア製2足のオトナ買いに決定いたしました。ううむ。


ロレックスGMT2 気がつけば20年!

2016-04-22 18:51:01 | INITIAL P 五十路のドラテク道(

画像はGMT2近影。というか、今日のお姿。毎日、苦楽を共にしている(爆)、もはや相棒というに相応しい~存在でございます。

気がつけば先輩のA さんから譲っていただいてからはすでに21年が経過。93年の最初期モデルですから、生産からは23年が経過したことになります。そのかん、OHも5回に及んだわけで、維持費も機械式腕時計として必要最小限ながら、購入価格の一本分はゆうにかけてまいりますた。

故障はもちろん、機械式にはつきまとう狂いもほぼなく、これと去年買ったばかりの、Date Just 2とのローテーションで、つねに稼働させているおかげでクオーツ並みの精度を誇っているのはひそかなジマン。

個人的には、実用腕時計ではまあ2本もあれば限界。

しまいこんでしまった時点で、持っていないのと一緒ですから(出典:「落合流お洒落術 落合正勝著)、まあこんなもんだ。

時計方面への興味がロレックスのみで完結しているのは、他に目的があるから(一部謎)。

画像をよく見ていただくとわかるのですが、これがそもそものオリジナル。ベゼルの上半分がブラックです。ちなみにこの赤黒はGMT2だけの特徴。はずしてあるアルミ製のベゼルを上から乗せた状態です。

で、こちらは購入からしばらくしてはずしてしまい、しまいこんでいた関係で、レッドの部分に褪色が起きておりません。

毎日使う青赤ベゼル(画像1)では、赤色がだいぶ褪せて、ピンクというかオレンジというか、地色のシルバーが透けて見え出しています。

いわゆるビンテージ感というやつがいよいよ私の個体にも看て取れるようになってきた、というわけなのですが、個人的にはどこかみすぼらしく映ってしまう。

このヤレ感がいいんぢゃないの、わかってないね~、とお考えになる方もいらっしゃるでしょうけれど、ことロレックスに関しては私の場合にはピカピカの新品ルックができれば望ましい。ぶつけまくっている関係で、アルミ製のベゼルやブレスには小傷もすごい(汗)。

ので、つぎのOHでは、いよいよ本体+ブレスレットミガキに、ベゼル交換を含めることになりそう。ううむ、2年先かぁ~(とほひめ)。


いよいよ春!シーズン到来とはあまり関係なくお手入れを行なっておく

2016-04-01 09:24:31 | INITIAL P 五十路のドラテク道(

うちのボクスター、通称僕ちゃんには手に入れた翌日からトクイチオートの調整が施されています。

距離を経るにしたがって、クルマ全体がラッピングされたように優しいフィールを醸すようになるのが特徴。そのくせ、直線的と表現したいトルクの立ち上がりと、極低速から超高速まで保証されるリニアリティとあいまって、お宝状態になるのがさらに大きな特徴です。

入手してからは3万キロほどを走ったところで、さらに各種アップデートが行われ、現在オソロシーほどのコンディション。

トクイチ入庫車のオーナーさんたちと話す機会が頻繁にあるのですが、まあ各車種大抵、自分のクルマが世界一コンディションである、と言ってはばからない(爆)。

まことに厄介な集まりとなるわけですが、事実そのものなのでしゃーない。

 

 

クルマってのはモデルごとの違いはもちろんあるにせよ、車輪が4つにエンジンで走る、という基本は同じ。

ある原理に基づいて調整されたものが車種や年式をこえて互いに似通ってくる、ってのはその原理が正しい証明にほかならない、というのがオーナー共通の認識です。

 

もちろんボクスターにはボクスターなりの特質もあって、そこがまた楽しいわけですが、「クルマ」として捉えたときのフィールはB子さんと共通のものを得るようになっている。

距離が増えるにしたがって、この印象がどんどん強くなるのも不思議なのですが、事実。

電気の通り道が確保されているおかげである、とマイスターはおっしゃるのですが、非常にキモチの良い世界です。

タイアのエアを調整時に、条件を揃えるために4本に同時に注入したり、オイルを抜くのにも多大な時間をかけて温度調節をはじめとする、作業のために必要な環境づくりが綿密に行われていたり。と、この工場に出向くと新しい発見がその都度あって、そのレベルの高さに腰を抜かします。

僕ちゃんもすでに新しいとはいえないクルマですけれど、そのあたりの手当てもされていて、昨今の燃料事情に合わせた対策が随時行われるのも安心感があります。

今回の整備では特に発進直後のトルクの立ち上がりがすごくて、2速発進のTIPTRONIC云々の常識が全てくつがえってしまいました。PDKよりもキモチの良いTIPは私のクルマに積まれています、とここに公言しておきましょう(きつぱり)。え、なにMT?論外っす(爆)。

おかげで、戻りの高速はもうタイヘンなイキオイ(一部謎)。

 

が、たまたまトイレ休憩で立ち寄ったPAの、本線を見下ろせる側の路側にマークエックス発見!!夕暮れのちょいと暗くなりかけた時間帯でしたけど、一番アブナイ時間ですね。おかげで10万円の価値を持ったおしっことなりました。ぶるぶるっ(きたないよ)。

暗がりで隠れて見張っているなんて、役人のくせに本当に姑息です。みなさま、PA通過の折にはリアビューミラーで、しっかりチェックね!

というわけで、折から満開の桜と、春の暮れ色、さらに「中速(爆)」レスポンスを楽しみつつ、250kmのドライブを楽しんでまいりますたとさ!

トクイチのみなさま、お世話になり、ほんとうにありがとうございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。