画像は、立科町の五輪久保と呼ばれる、一帯。「ふじ」の産地といたしましては、知る人ぞ知る、の名産地です。
画面左側に見えているのが、浅間山。
手前の里山が、ワインディングの宝庫となっておりまして、交通もまばらな関係で、やりたい放題の一帯でございます(運転はマナーを守って安全に)。
つい、先週末、20年来のおともだちが、りんごを買うためだけに、やってこられたので、小諸、立科界隈をめぐるワインディングをひさびさに流しながら、りんごを買ったり温泉につかったりして楽しんでまいりました。
その前日に、季節外れの大雪に見舞われたので、路面どうかな、とも思ったのですが、なにうちのB子さんはすでに冬タイア装着済みですから、無問題。
こういう目的で連れ出す時には、B子さんもほとんどSレンジに入れっぱなしなのですが、こうなりますと普段はあまり感じないスポーティネスが出てきて出色。
DSGのSもうどは、初期の頃の制御に比べますと、格段に洗練されていて、極上。
トルクのオイシイところだけを執拗に使う設定が効いて、効率よく速い、とそんな印象です。エアボリュームたっぷりのタイアサイズや、トクイチのセッティングが効いて、キモチの良さが印象に残る仕上がりです。距離35000km超。
もちろん1.2リットルの排気量にパワーはたったの100HP。20kgmに足らないトルクのところへ大柄なB子さんの車体ですから、絶対的には大したことないわけですが、どっこいクルマはスペックで判断してはなりません。
MTなどよりも5倍は速いギヤの選定とシフトアップにダウン、そこへ低圧ターボが巧妙に絡むおかげで速いのもありますが、このキモチ良さは効きます。ドイツならばともかく、ここニッポンのワインディングでは、じつにこのような性格はドンズバ。
一瞬ですが、床までアクセルを開けるのも別段珍しくもなく、パワーを使いきる感触が味わえるのが楽しさの要因でしょうか?
スタッドレスだからといって、遠慮はいりません(ほんとかよ)。
トクイチオート謹製の、エアソリューション装備のこの個体では、タイアすら鳴かさずに、恐ろしいイキオイで、ワインディングを駆け巡ります。タイアが鳴くのは滑ってるから。滑ってないタイアは減らない、とそういうリクツですね。
ちなみに、今年のリンゴは産直、というか生産者直売!このブログでもおなじみのくりくりさんが手塩にかけて育て上げた「作品」をお譲りいただきました!
え?デキですか、そりゃあもう、ゲージツの域です。りんごの範疇を超えるか、という究極の旨みと甘み、さらにジューシーなほとばしり、と。
くりくりさん、来年もまたよろしくお願いいたします。と今から予約したくなるくらいの出来である、と申しておきましょう。
さあて、リンゴも買ったし、今年もいよいよ師走!
これからが慌ただしさ本番の世間さまとは逆行するようですが、ひたすらのんびり過ごさせていただくといたしましょう(大丈夫なのかい?)。