嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

まぢかっ、いよいよカウントダウンが始まった模様

2017-07-30 19:23:25 | 

これまで、終わる終わる、と言われつつも、どこか現実味を帯びていなかった、ガソリン、ディーゼル燃料使用車の販売中止がいよいよアナウンスされはじめております。

期限は2040ということですが、開発そのものはその随分前に終了してしまうでしょうから、まさに終末期が始まろうとしています。

個人的にはいよいよその時がやってきたか、というのと同時に目標が立てやすくなってラクになったな、と考えております。

少なくとも私の場合には年齢からいくと免許持って、クルマに乗っていられる間は、ガソリン車に乗れることも保証された、というわけですからより具体性を帯びるわけです。

こんな楽しげなクルマにのほほんと乗っていられるのもあとわずか、と心配する必要などありません。期限が切られたことで逆に安心感が増している。

ところでこのところ981ボクスターを間近に眺める機会がたくさんあり、やはりポルシェの出してくる新型は良いなあ、とアコガレるのですが、そいつを現実にするのには多額の実弾が要求される関係で(爆)、現実味を帯びませんですた。

キホン、リファイン版に過ぎないし、内容は排気量始めほぼ同様ですからして、ムリして買うほどぢゃねーわ、というのが本音(ただの強がり)ですけれど、こんかいの2040年ニュースは効きます。

値落ちが禿げしいといわれるボクスターの中古相場ですけれど、ある程度のところからは手堅く維持されていて、この辺りはさすがポルシェか。

最新型が4気筒化した影響なのか、相場が若干上ぶれしている気がするのは気のせいというものでしょうが、とりあえずあと数年は関係ない(爆)。

ちょうど今、トクイチオートに入庫中で、車検中ですけれど、出庫が楽しみで仕方がないというね。それにしてもあと23年かあ〜(感慨深い)。

 

 

 

 


パンは熱いうちに食っておけ−2 夏の夕方はオープンカー天国

2017-07-21 19:35:21 | 987ボクスター・ドライビングマニュアル

さて、7月も終盤。各地で暑苦しいマツリが執り行われておりますが、この暑いさなかにそんなに騒いぢゃって大丈夫なの〜、と他人事ながら心配な昨今。

このところのマイブームは、ボクスターを夕方に引っ張り出して、新しいタイアを愉しむこと(爆)。

そりゃあそうです。使い始めたタイアは日々劣化してゆくのですから、1日たりとも置いておけない(ヒマなのかよ)。もうね、寸暇を惜しんで、という状態です。

夏の夕暮れ、といっても完全に暗くなってしまいますと、ムシとの衝突が避けられずに、精神衛生上よろしくないので、午後6時前後から1時間ほどが勝負。完全に暗くなる前に帰宅、というのがルールですから遠くへは行けませんが、なにこのあたりは走るのには事欠きませんて。

Dレンジに入れっぱにして、流すのが極上。前回の整備以降、発進時のトルクがすばらしいので、ボクスターSみたい(ほんとうかい)。車載の温度計では27度でも、梅雨明けと同時に空気が入れ替わった印象で、湿気が失せてしまい、実は非常に涼しく感じられるので、極上。

ううむ、しばらく続きそうな日課でございます。

 


祝!梅雨明け 甲府で39度を味わってみる

2017-07-19 11:50:08 | ももちゃんの遠足

どかーん。梅雨前線は北陸から東北にかけて停滞。ということは関東甲信越梅雨明け。気象庁の発表はまだですけれど、こちら長野では、昨日までの湿気まみれとはうってかわって、比較的乾いた感じの空気に支配されて、たとえ気温30度前後でも非常に快適っす。

そんな中、無理やりお休みをいただき、甲府盆地に遊んでまいりますた。

甲府市街中心部に点在する低温泉の代表格、山口温泉にまたしても突入(何度目だよ)。

浴槽ほぼ貸切で楽しんでまいりました。それにしても、体温よりも高い気温、てのは身の危険を感じるひと時。

けれど、こんなのもあとひと月あるかどうか。

短い夏をせいぜい楽しんでおくといたしましょう。

画像は、帰り道の野辺山高原で見かけた夏の夜空。SONY RX100-4の超高性能センサー(C-MOS)の手にかかれば、このように手持ちのまま星空を捉えることが可能です。こちら長野では夜半になりますと、満天の星空、というのがデフォルトでして、非常に快適。このすぐ後に、流れ星がザンザカ流れていました。

みなさま、お越しをお待ちしております(cmかっ)。


パンは熱いうちに食っておけ(爆) Michelin Pilot Sports 2

2017-07-04 16:19:30 | 987ボクスター・ドライビングマニュアル

画像は、輝かしい「N1」刻印。さよう、ポルシェがタイアメーカーに与えた、認証マークです。キホン、ポルシェのクルマにはこの刻印のあるタイアを履かせなさい、というご託宣でございます。

そいつを履かせていただいたうちのボクスター、通称僕ちゃんを今回はトクイチオートから引き取って参りました。

新品タイア、それもN1刻印入りのものを慣らしながら、だなどというのはまさにレアな体験。しかもテクノフィットと呼ばれるトクイチオート謹製のバランスとフィッティングが施されているのですから、通常のタイア交換とは意味が違います。

ううむ、ヒジョーに楽しみだわ、と言ってタイミングをうかがっていたのですが、いかんせんこのところ忙しい(涙)。

延ばし延ばしにしていたところにやっと日程も決まり、ワクワクしていたところへ、なんとあのAさんから連絡があり、トクイチに用事があるからクルマを持ち込んだ帰路に、ボクスターに自分を乗せて長野へ帰還させよ、と(完全意味明瞭)。

断れるわけもございませんから(爆)、あのAさんを助手席に乗せて、250kmのドライブを敢行して参りましたが、いやあクルマに助けられますた!

画像は、987ボクスターの黄金分割比といってよい、ボンネット、ルーフ、トランクのサイドビュー。

ううむ、マリーンカラーがニクい、と(自画自賛御容赦)。

通称、ア○ドラインビンスクールと呼ばれるほどに有名な、体育会系のドラテクを叩き込むことで有名な流派の「家元」を誇るAさんを横っちょに乗っけてドライブ、というのは私といたしましてもヒジョーにハードルが高い。しかも久々にお会いする、というのもあって、キンチョーしまくりでっせ(汗)

が、今回の仕上がりはすごかった!

いちばんきいたのは、新品のパイロットスポーツ2だとしても、そのほかのブレーキやバッテリーのメンテナンスなどなどの相乗効果でもって、クルマ全体が「嵩上げ」されている印象がさまざまなアクションごとにじわじわ伝わって参ります。

ここ、トクイチオートの整備の味わいどころでして、クルマは家電製品とは違いますから、置かれた状況に応じてクルマが見せてくれるさまざまなリアクションを味わううちに本当のところが見えてくるわけです。

特にすごかったのが、ブレーキ。

たいそうなお手間をおかけしたそうですが、その甲斐があった。

猫の飛び出しや、超高速からのブレーキングなどなど、リフレッシュしてみて初めてわかる領域のお話ですけれど、本当にすごいのが、ほんの250km程度の走行でもなんども実感できてしまったのですた。

タイアも走行200kmをこえる頃から、俄然グリップが増してきて、「あの」PS2のフィールが顔をのぞかせてまいります、がっ、隣に乗っておられるのはあのAさんですから、一刻も気が抜けません(爆)。

ちょうど夕刻のラッシュ時に当たる時間帯でしたので、いくつかある中から山越えのルートを取ったのですが、ここで2→3の全開を何度か試す中、すばらしいトレース性能を感じることができました。

アンダーもオーバーもねえわ、とのコメントをいただきましたが、本当にそう。

とことんオンザレールで、気持ち良い旋回を維持するボクスターのポテンシャルおそるべし。981いらないわ、と言いたい(爆)ほどの出来上がりでございます。さらに、今回は助手席に100kgもの重量物(爆)を背負っていたことを考えますと、そのパフォーマンスやおそるべし。

ボディのシェイプを含め、クラシックともいえるレイアウトに、とんがったところがどこにもない仕様のこの一台ですけれど、なんというか「程よい」。

現代の日本のこの路上環境でも一瞬でもパワーを使い切れる上に、あのサウンドと乗り心地を伴っているあたり、ひとつの落としどころではないか、といって盛り上がったことでございました。

竹刀でぶっ叩かれる(ウソ)というウワサのドライビングスクール主宰のAさんからも、これと言ったクレームが出ないまま(ほんとうかよ)250kmをやり過ごせたのもトクイチオートの整備のおかげでございます。

旋回中にここまで攻めたらいい加減にタイア鳴くでしょうよ、というレベルまで到達してもタイア鳴かず。

ボクスターに搭載される2.7エンジンと車重+Aさんという要素が絡んで、なんというか本当にキモチよいドライブです。

ほぼ新車時から、ここまで、連綿と施してきた整備が本当に効いているなあ、と実感することができます。

画像は、自宅前の道路。到着と同時に千曲川沿いに花火が打ち上がっておりました(なんか象徴的)。

ここで気がついたのは、排気音が今までになく大きいこと。

これ、実にエンジンが異様に静かになったせいで、排気音が目立ってしまったのだ、と気がつくのに2分ほどかかりますた(爆)。申すまでもなく、トクイチの最新整備、インダクションクリーニングの成果です。

いまやふたつ前のモデルとなったこの987ですけれど、このクルマの本当の味わいどころは、40000kmを目前にして、まだまだこれからなのでわないか、と実感する昨今。本来の意味でキカイとしてのクルマを楽しむ、というのはこういうことをいうのではないか、と強く感じる次第でございます。

トクイチのみなさま、本当にありがとうございます。