新型がつい先日、リリースされたのがキヲクにあたらしいポルシェ・ボクスターですが、なんだか雰囲気的にはそんなに盛り上がっていませんね・・・クルマそのものへの興味が薄れていることもあって、ごく一部の層にしかアピールできないスキマ商品である事実と、まあ先代の完成度がタダゴトぢゃあないレベルにあったおかげで、大きくは変わらないだろう、との予測からか、と。
ちなみに今度リリースの最新型はベーシックモデルの2.9→2.7へのダウンサイジングと軽量化が話題。エミッション方面対策、という見方もできますが、それを含めて2.7あたりが排気量の「落しどころ」である、という認識は正しい!
どんなにクルマ周辺技術が進歩してみたって、ニッポンの道路環境が大きく変わるハズもないので、実態に照らし合わせてみたうえでの落しどころなんて、実はここ15年ほどは変わっていないのです。
で、ボクスター・・・987の前期最終型をあのAさん@ゴールド免許ほやほや(爆)に、タテシナ界隈で振り回していただきましたので、そのインプレッション・
そんなにいいのかい、といぶかるAさんをなだめながら気温32℃、ただし湿度若干マシな中、フルオープンで走り始めたのですが、例によってタイアが鳴かないのを幸い、どんどんペースが上がります。目をつぶっていても(ないない)いけちゃうんぢゃないか、というくらいに、このコースはふたりとも走りこんでいるわけで、ボクスターもうれしそう(って、毎回ウレシイんですが)。
私のドライビングスタイルではミョーに滑ってもらってわ困る。できればオンザレールかむしろアンダー気味に安定して旋回してください。というのに対してAさんのドライビングはアグレッシヴ!!
ついてくればそれでよし、でなけりゃあ、いっそ滑ってくれ、というスタイルでございます。なので同じコーナーへの進入でも速度とブレーキング、アクセルのタイミングがワンテンポづつ早い、ときている。さらにこれがすごいんですが、旋回途中に速いラインをみつけると容赦なくライン変更でございますよ!
ううむ、まさか違うんね(痔元弁護容赦)、と舌を巻くわけですが、こんな瞬間でもボクスターのシャーシは寛容です。ヘーキでライン変更を受け入れるばかりか、前輪はともかく、後輪までは鳴かない!「キュリ」の「キ」くらいまでは一瞬でるのですが、それっきり、あとはトラクション全開のままひたすらクルマを押し上げてゆく・・・
と、まあ大変によいものを見せて頂きますた~(爆)。さっすがAさん、ダテにゴールド取得してないっすね(意味違うから)!
ところで、このボクスターの鳴かないタイアってのはトクイチオートのオリジナルエア=商品名「エコノライド」の効果です。ご興味おありの方はいっぺんどうぞ、と強くオススメしておきます。
「トクイチオート日誌」毎日更新中!・・・今日はミッションオイルのコワーイ話題、その他でございます。見逃せませんよ~(強調しておく)