嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なるボクスター(爆) 久々にムチをくれてやる

2012-02-28 15:05:06 | 加齢なるボクスター

Dsc05202 いやはや、とうに立春を過ぎたというのに、今朝の最低気温マイナス9度(脱力)。うう~、雪が降らないだけよいのか、とは思うのですが、そこはそれ、陽射しがでてきますと早春ならでわの気温上昇もあって非常に気持ちがよい。

明日からの天気予報によれば今度は関東一円で大雪、とのこと(驚)・・・春先にはよくあるパターンながら、ここらで一発ポルシェをポルシェらしく走らせてやらねば、との強迫観念にとらわれ(爆)、群馬ネッケン某所の大規模卸売り店舗へと出向きがてら、ボクスターでアウトバーンドライブを愉しんでまいりました。

行きの気温はさすがにマイナスでしたが、戻りには峠手前で6度もあって、まったくたまげます。ミゴトな晴天に気をよくして屋根あきで流していたのですが、非常にキモチよい。長い冬が終わったなあ、と文字通りハダで感じることができるオープンカーはやっぱりゼータクなものです。

ボクスターの場合、3000rpm程度では眠っているのに等しく、能力の半分も出せていない、という始末ですから、ここは一発景気よくぶちまわして差し上げます(爆)。3と4を主に使ってレッドまで!考えてみますと上のほうを中心に愉しんだのは今年初(爆)。忘れていたあのパワーの盛り上がりがドバーっときてタマランチ会長。

某卸売り大規模小売店舗ではエビスビール350ml缶のケース売りが最安。まさに卸値で売られているほかに、今回はUSDAビーフの赤身率88パーセントだという挽肉が69円/100gで売られていましたのであまりの量の多さに一瞬躊躇したのですが、買ってまいりました。これですとアコガレの牛肉100パーセントのポルペチイノ(イタリアン肉団子)でつくる「ラザニア・アル・カルナバル」が常に用意できるので、重宝。それにしてもいついってもものすごい人だかりで、たまげます。一体なにしにきてんだろう(爆)?

Dsc05203 戻りのアウトバーンではひとりで踏んでもすぐに萎えてしまう(トシのせいでしょうね)ので、テキトーなライバルを見繕って遊んでいただきましたが、フルオープンでレッドまで、というのはナカナカにしゃきっとしてよいものなり(○チガイ)。6000rpmから上では空冷のフラット6そっくりのすばらしいポルシェサウンドとひりひりするようなパワーが供給されるのが感じられます。

また、先行車につかえてしまい、後方より接近した車にあおられてしまったようなケースで「カチリ」と音がするまでアクセルを踏み込みますと、TIPに搭載されてわいるのに、普段はまずカヲを出すことはない、といわれる4つ目のモード=「バイザッハモード」のスイッチが入ってしまい、タイヘンなことになるのもTIP搭載の個体ならでわ。意識的に低いギヤをキープする現象が現れて、トップエンドのパワーを使い切る設定となり、別のクルマに乗っているよう。うへえ、これか~、てなもんです、ハイ~(汗)。

Dsc04249 イパーン道に下りてみますとクルマ全体が明らかに軽くなっている他に、タイアの丸みが戻って、非常にスムーズな走行感覚が戻っているのに気がついてガクゼンとなります。考えてみますと一生ないだろうと思っていた、ポルシェの「ツインカム」サウンドをこうして空いたアウトバーンで思うさま聴けるなんざ非常に感慨深い。下り坂のカーブの先にトンネルが控えていたり、トンネル出口がカーブの上に橋だったりする最終区間では、ここまで必死に追いすがって下さった大排気量ファミリーセダンにはまことに申し訳ないのですが、敬意を表しつつ、ミラーの点となっていただきます(爆)。急な下り坂の超高速旋回だなどというカテゴリーははっきりいってボクスターのために用意されたようなもの。たとえ2.7の27.5kgmでも、トクイチオートのアシを持つうちのクルマにとりましてはまったく充分(!)というものでございます。それにしてもあのルートであの安定感とトラクションはスゴイ!ロングホイールベース+ミッドシップの理由を思い知る瞬間ですね。

なお、記事はドイツ本国での体験をもとに脚色されたもので、実在する人物、施設などとはなんら関係ございません。為念(爆)。


991の風じまい情報(爆)

2012-02-26 10:01:47 | 

05_l ポルシェジャパンでは現在、ディーラーのセールスさんを集めて痔期911、通称991の研修が行われている模様・・・ううむ、お仕事とはいえ、いいなあ(とほひめ)。

将来の顧客(キボン的観測にすぎません)といたしましては、興味の焦点は歴代ポルシェの各モデルでとみに有名だった「初物買いの法則」がこんかいもあてはまるのかどうか(爆)。

さよう、ナロー→930→964→993→996→997→991と連綿と50年以上も作られ続けてきた911シリーズなのですが、モデルチェンジ直後の初年度モデルはまさに「ババ」!そう、JOKERそのものといってよい、ひいたらオオハズレという暗黙の了解があります。そりゃま、いくら初年度だからってそこはポルシェが満を持してリリースするニューモデル、それも屋台骨の911の新型なのですから、新車からダメな訳はない!んが、3年経過するあたり、すなわち新車保証が切れるあたりから徐々に出てきて、ヒドイ場合にはリコール寸前まで逝く、というコワーイサンプルが無数に存在いたします。このあたり、まさに自動車ザッシなどではゼッタイに語られない部分だと思われますが、そりゃそうです。リリースされたての新車を借りだして2日ほどころがしたところで、良いの悪いの論じること自体がムリなのです。

02_l じっさい、私も964でさんざんご厄介になった関係で(爆)、いまだにポルシェというメーカーは信用できません。さすがにモデル末期ともなりますとネガがつぶされてある程度の安定性能が供されているのですが、このあとになってみないとわからない、というあたり、うちのボクスターも今後が見もの、というものでございます。

さて、画像の初物(爆)。991のカブリオレも早々にリリースされた模様ですが、その中の画像にウインドウストップのものがありました。4シーターに特有のリアシートにかぶせるタイプなのは相変わらずですが、よくみますとロールスクリーン状の巻き取りメカニズムが装備されていて、これですと常時装備しておけるスグレモノだ!

さよう、ここまではただの折りたたみだった関係でリアシートの上07_l には常にスクリーンが張られていたわけで、小さいながらナカナカな改良ですぜ、これは!・・・と気がついてみれば、この改良だって964のカブからヘーキで20年以上も作り続けた末にようやく、というスピードなわけですから、他も推して知るべし。

ううむ、ひたすらゆっくりとした進化がモットーらしいぜ>ポルシェ(爆)。


ジュネーブサロンでカルティエ・タンクに新型!

2012-02-25 19:27:22 | スペシャリテ

665_cartier_02_3 ジュネーブサロンと呼ばれる高級飽食時計、もとい宝飾時計の展示会SIHHで、10年以上ぶりにカルティエ・タンクの新型がリリースされた模様。

前回の新型リリースはタンクディヴァンと呼ばれる、横長のファンキーなタンクだったと思いますが、今回は非常にオーソドクス。ディヴァンはモンゴル出身の横綱がはめて、キャラにぴったりとマッチ!非常にお似合いだった記憶があります。

今回の新型はその名もタンク・アングレーズ。つまりはイギリス風タンク(爆)。シリーズにはすでにアメリカン、フランセーズといずれもバカ売れしたモデルがあるわけで、このアングレーズも一連のタンクが守り抜いたツボを押さえている限りバカ売れするのか?ちなみにタンクヲタのあいだでは、このアングレーズはいつかはリリースされるだろう、という暗黙の了解がありました。創業者ルイ・カルティエが3人の息子たちに店を持たせるにあたって、パリ、NY、ロンドンと開店したわけで、アングレーズのリリースも必然であった、というわけです。

80年代にリリースされたタンクフランセーズの斬新なスタイルはいまだに色褪せておりませんし、それでゆくとオリジナルのタンクもまだまだ、というよりもますます現役。上昇志向豊かなオーナーには貴金属ケース+ブレスのみリリースのアメリカンがあります。

アングレーズのリリースがはたして必要だったのか、というのはナゾですが、まあ売れ行きがそれを証明するのでしょう。ちなみにお約束で、リリース当初は貴金属ボディ+ブレスのみ。370万200円だそうな(買えやしねえ)。1年以内にステンレスボディ+ブレスのイパーンモデルがリリースされて50万円弱で流通するとみた!個人的には、いまだに根強いニンキのフランセーズとのバッティングが気になる昨今・・・カルティエの常でステンレスモデルは3年後には20万円台後半で流通するはずですが、今回のタンクはなんと自社製ムーブメント搭載。ヲタ以外には関係ないが、それが今後の中古価格に反映されるのかどうなのか、気になる昨今。んま、5年後の中古でも楽しみに待つことにいたしましょう(けち)。


加齢なるボクスター(爆) ライバル登場なのか?

2012-02-21 18:01:58 | 加齢なるボクスター

Zoomf5d321eeb163865e99f92500ba9e96b フェイズ2となって以降、矢継ぎ早にモデルを繰り出しつづけてきたMINI.今度はなんとまさかのロードスターときました!クーペも充分にインプレッシブでしたが、それベースのロードスターの登場は、MINIのイキオイを感じさせてくれます。シリーズには4シーターのカブリオレがすでに存在しておりますので、ええっ?となるところですが、これですとカブリオレオーナにとってはフクザツな心境か(爆)?なんといっても2シーターという割り切りはクルマではゼータクでオサレに映る。1シートあたりの単価が跳ね上がるわけですからそれも当然というものですが、事情が許して、ある程度の割り切りがあれば、なんともいえない味わいがあるのが2シーターですね。おまけにMINIはクルマとして、というよりも「オサレな小物」としてもミリキ的な要素満載ですから、高所得な婦女子にもばっちりアピールすることでしょう。実際、路上で見かけるMINIの大半はクルマを自己表現のひとつとしてとらえ得る、感性高いみなさまに支持されているのが感じられる。たまにイタイ男子もいますがね(爆)。

20070614audi_14_2  4座のカブリオレではなく、ロードスターとして割り切るのも、MINIのような小物では効いてきます。TTのような非常に中途半端なリアシートをぶら下げてるのはなんだか重量的に損をしている気分で、ただでさえテツが重たいのに、なんだかムダに感じられたものです。荷物置き場である、と割り切ればよいのですが、だったら最初からそうしたら、となります。その点、最終期に在庫整理(爆)でリリースされた2シーターのTTのリア処理は出色でしたね。あれのキットでもあればいまだに売れるとみたが(爆)。

さて、こんかいのMINIロードスター、Aピラーは若干寝かされている、とは言うもののハタで眺める限りはかなり楽しそう。ちょいとそこまで、というのにもうってつけですが、おじさんが乗っても、うざいだけ(爆)。できればヤングギャル(完全昭和死語)にでも運転してもらって、振り返らせてもらいたひものだ、と(とほひめ)。

Nias2012_mini_025_mini_roadsterd 興味の焦点はドライビングマナー。キビキビした回頭性能ではボクスターの圧勝でしょうが、MINIも結構キビキビしてんですよね。んま、ドライビングヲタが手を出すようなシロモノではなさそうで、むしろMINI仲間からの「おおっ」という視線を楽しむ、に一票。いくらくらいになるんだろう?このイキオイですとMINI SPEEDSTERや、ニッポン専用モデルで、車高下げ、ヘッドレスト液晶モニター、各色イルミつき19インチ装備(爆死)の「MINIバン」もタノシミに待っていられる、というものです(そりゃねえだろうさ)。


加齢なるボクスター(爆) 気温急上昇!いよいよシーズン到来か?

2012-02-21 16:29:45 | 加齢なるボクスター

Dsc05184 長い冬のおしまいが見えてきたか、とのアサハカな期待(爆)がもてそうな今日の気温ですたが、ここ数日の晴れ方をみておりますとまさに「光の春」。花粉その他の問題もあるでしょうが、もうすぐシーズン到来、というものでしょう。

特に寒さの点でキビシかった今年の冬でしたが、さすがの私も一泊旅行などには、戻りに天候急変に遭ったときのことを考えると乗り出す気にならず、しまいこんでおりました・・・といいたいところながら、お正月から1回、20km程度の通称「ウォームアップ」を20回ほど(爆)。おかげで肝心のタイアとバッテリーはDsc05181 ご存命だ(祝)!

気温マイナスのなか、屋根など開けて走っておりますとナカナカに視線が痛かった、といいたいところながら、そもそもこちらではそんな寒そうなもの見たくもない(マリーンカラーが効いたか)、という扱いで、視線をそらされてしまいます(爆死)。たぶん○チガイがきた~、とでも思われていることでしょうが、やってるこちらは、ミニバンにふんぞりかえってDVD眺めてるのの数千倍楽しい(ヘンタイともいいます)!まあね、どちらがどう、というモンダイではない。カーライフはひとそれぞれ(そうなのか)。来シーズン(なんの)はドライビングコート風なものをなにか一着と考える昨今。

Dsc05183 それよりも、ボクスターを20~30km程度動かしただけで降りなければならない、というのはまさに苦痛以外のなにものでもない(きつぱり)。せめて200~300km!それくらい乗り倒してエンジンとシャーシを愉しむのがあのクルマです!ううむ、どこかいきてえ~(いってるだろう)!

画像は自然の中に溶け込む「僕ちゃん」。ボクスターの造形は550スパイダーのエッセンスも手伝って、風景とのマッチングは非常によろしいです。TTのクールな曲面とは対極にある優しいカーブが特徴。TTにはビル街やステンレスやアルミなどのメタルがぴったりだったのに対してボクスターは木や水、山や生き物などがしっくりくるな、というのが個人的な印象ですがいかがでしょうか?これにつきましては記事を改めてシツコーク語るといたしましょう(いらねって)。

ことしに入ってからは一度も洗車などしておりませんが、PCSコートのおかげで、ちょっと見た目はキレイ!・・・だって~、洗車なんかしようものならかけた水分、その場で凍りつきますから~(爆)。


加齢なる遠足(爆) 北信濃湯けむり紀行ー4

2012-02-21 13:54:32 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc05130 いよいよ目的地、松川渓谷の最深部に湧き出る七味温泉に到着いたしますた。最後の最後にきっちり凍結した急坂があるのですが、戻り道にはFRなどですと難儀したことでしょう。FFでもギリギリという感じのトラクションですた~(汗)。

下車する前から濃厚な硫黄臭につつまれており、期待がいやがうえにも高まります。駐車場のキャパはずいぶんと大きいのですが、今日はポロ彦さま一台きり(爆)。もしかして貸し切りなのか~、と期待しつつ湯船へ

Dsc05162 ヌハー、これこれ!熱めの源泉かけ流し、それもアンフィルタード(完全意味明瞭)。つまりは浴槽の底に沈殿する鉄やマンガンなどもそのままかけ流されている関係で手をつくと真っ黒に汚れてしまいます(驚)。近年の源泉かけ流しではこの産科して黒くなる成分は嫌われた挙句、浴槽注入前にタンクにとって沈殿させ、濾過したうえで再加熱して供する、というのが常識となっているそうなのですが、ここへきてこの七味のようなアンフィルタード源泉こそがホンモノである、との認識がようやくできてきた由。いまやこの源泉かけ流しはデフォルトに近いものとなっておりますが、どっこい、その内実には加温、フィルターなどなどいろいろとあるのだなあ、と勉強になります。

湯船の周囲には2mほどの積雪があり、周囲の山々もどこか火山性の植生で迫力があります。だあれも来ないのをよいことに1時間ほどつかってしまいますたが、このまま帰りたくない、と(爆)なるのをこらえ、再訪を誓ったのですた。ああ、よきかな北信濃!

Dsc05150 それにしてもこの青湯!なんとも柔らかく、件の沈殿物とあいまってホンモノ感これでもか。途中、何度もひき返そうか、となる山坂を越えてきた甲斐があったというものです。別府や湯布院、阿蘇などでも青湯を体験してまいりましたこの私ですが、こんなに近くにもこのような名湯があったか、と。

道路状況がよくなりましたらこのまま山を越えて志賀高原~草津へのグランド湯巡りツアーも悪くないな、と夢想しつつほんの1時間半ほどで帰宅してしまうのでした。ううむ、近い~(爆)。

北信濃湯けむり紀行はこれにて終了。次はどこいくかな~、と妄想果てしなく(ヒマなのか)。


加齢なる遠足(爆) 北信濃湯けむり紀行ー3

2012-02-20 20:51:36 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc05122 さて、モヤモヤしようがなにしようが、どうやっても湯田中の外湯には入れないらしい・・・温泉まんぢうを10000円くらい買って、まんぢうやの女将でも買収してやるか、とも考えたのですが(爆)、そこまでする価値があるのかどうか・・・って10000円払うなら渋温泉に泊まれよ、と(爆)。

というわけで、帰途に着いたのですが、まだまだ時間的には余裕がある!というわけで急遽左折して高山村への登りにかかります。

ドライだったらば理想的なワインディング、そうボクスターですと3速で6000程度まで使えるか、という感じの素晴らしい道が20kmほども続きます。いかんせんきょうは積雪のうえに凍結ばっちり(爆)というわけで、慎重な運転がデフォルトですが、EBSエア封入のポロ彦さまはかなりよいペースで登って行きます。だいたいが平日の午後にこんな山奥に入ってゆくわけがない、という立地なのでペースカーもなく、非常に快適なドライブとなります。8シーズン目のスタッドレスなのに路面状態に関係なくペースを保てる(事実です)。目指したのは「七味温泉」。こちらは白濁した青湯が有名なのですが、そもそも2月のこの痔期にはたしてたどり着けるのか、というのがモンダイだ~(汗)。

手前の山田温泉にある「スパワインハウス」というなんともそそるネーミングの観光案内所で訊いてみますと、もちろん逝けますよ、と!場所はもうほとんど志賀高原ですからして積雪は2mほどでしょうか?それでも死なない程度に除雪はされているし、だいたい七味温泉までゆかなくともそこかしこから草津白根火山帯由来(完全意味明瞭)の温泉がどんどこ湧き出しているぜ!画像は山田温泉の大湯前に佇むポロ彦さまの融資、もとい雄姿!ううむ、うつくしひ(爆)!以下痔号。


加齢なる遠足(爆) 北信濃湯けむり紀行ー2

2012-02-20 20:26:19 | 加齢なる遠足(爆)

51290050000231600 さて、渋、湯田中の温泉街はまったく文法どおりのそれで、ちびりそうになります(爆)。傾斜地にクネクネ曲がった観光バス泣かせのせまい路地がほぼ2km程度は続くでしょうか?大雪の折などにはここが全面凍結してものすごい難所となるのでわ、と期待半分に眺めておったのですが、そこはそれ。本当に危ない日陰の急坂などにはしっかりと「源泉(完全意味明瞭)」が「路上垂れ流し」、もといスプリンクラー様に撒かれており、感心しきり。ある意味非常にゼータクな融雪システムでございますね!

この両温泉には街中のいたるところに外湯が点在してお51290051100006350 り、これまた温泉好きの心をくすぐる仕掛けとなっています。きけば50m程度にひとつはある外湯のそれぞれに固有の泉質があって奥が深いそうな・・・まことにくすぐられる存在なのですが、これら外湯はキホン住民専用。渋温泉の宿泊客には無料でこの夢のような湯めぐりが提供されるのですが、湯田中エリアでは部外者一切立ち入り禁止ときたもんだ・・・ううむ、なんとかウラワザがないものかな、とモヤモヤしつつ以下痔号。

画像は拾い物の「桃山」に併設の大露天風呂の画像・・・途方に暮れるくらいの広さに伽藍建築を外から眺めることができる希少な露天風呂は圧巻。なんだか寺院の前庭に湯が張られているかのようで、なんだかものすごい規模でございます。池の鯉にでもなった気分。案の定、湯温ひくめ(爆)。


加齢なる遠足(爆) 北信濃湯けむり紀行ー1

2012-02-20 19:56:19 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc051662012所得税 確定申告ならびに市民税申告を無事に終えた翌日、本州付近が高気圧にすっぽり覆われる、との予報を聞き、こりゃあ温泉でしょう、と即断!・・・北信濃と通称されるエリヤ、すなわち長野市以北に湧く温泉群にはいり倒してまいりました。

雪がざんざか降りしきる中、というのでは私のような雪道初心者では帰り道がおぼつかないということもあって(爆)、晴れた日を選んだのですが、素晴らしい眺望にも恵まれ、思い出に残るドライブとなりますた。

51290051100006351_2  まずは湯田中、渋温泉郷。こちらは事実上つながっているわけで、本来ならば単一の温泉なはずの立地なのですが、あえて区切ってあるあたり、泉質の違いなど興味深いです。じっさい、複数どころではない、無数の源泉が町中のいたるところから湧き出しているさまはまさに圧巻。志賀高原への急傾斜地にある関係だと思われるのですが、源泉に到達するのに、地面を掘り下げる必要がなく、地表近くから湯田中で93度にも達する高温泉がこんこんと湧き出る開湯1350年(!)になんなんとする名湯でございます。つかってみれば所謂、美人の湯系のまったりとした泉質。ヌルヌル感は控えめですが、画像のような重要文化財に指定されているという伽藍建築の「桃山@よろづや」につかっておりますと、なんだか遠いところへ来た気分になるからフシギ・・・以下痔号。


サラリーマン川柳 2012!

2012-02-16 19:33:45 | 今日の逸品

Front さて、所得税確定申告、きょうからいよいよ受付開始~!今か今かと待ち望んでおりましたが(おおうそ)、私もようやく書き上げ、例によって郵送の準備をしておるところでございます。

この痔期に合わせるかのように毎年発表される日本生命主催の「サラリーマン川柳」2012も秀作トップ100が発表されていますね~。

毎年のごとく抱腹絶倒の嵐!まあ大体が奥様をはじめ、家族にウザがられる悲しいお父さんが中心。そこへキーワードを巧妙に使って、時流ネタをいかに織り込むか、が読ませどころ。

思わずそうだそうだ、と新橋駅前のよっぱらいが禿げしく同意する内容となっておりますが、今年はスマホがらみのイタイやつが結構目立っていますね(爆)。

節電で 早く帰るとなげく妻

キレやすい 部下をかえたいLED

スマートフォン 妻と同じで操れず

仮病部下 ツイートするな! 旅行なう

図書館で フェイスブックを探す父

とまあ、枚挙に暇がございませんが(爆)。来年もまたタノシミでございます。それでは私も拙句をば・・・(いらないから)

専攻は 訊かれて思わず 就活です

スマホナビ 電柱衝突 誰のせい

ナビつけて 慣れたご近所 遠回り

そして

納税後 残高ないのは誰のせい

お粗末~、また来年お目にかかりましょう・・・


更新好調(爆) ニクヤキストへの道ー3 ヤキニク屋にて

2012-02-14 20:25:53 | ニクヤキストへの道

Harami_nami_h さて、ニクヤキストを小学生の頃から標榜しておりましたこの私ですからして、当然ヤキニク屋さんなどに入ろうものなら、もうタイヘン(爆)。だいたいがスーパーで100グラム500円近辺~900円までで売られている極上「シモフ」リカルビないしはロースと同等グレードのものが一人前60~80g程度(数人前を同時にオーダーした場合にはほとんどの店でゴマカシが入りますからグラム単価はさらに上がります)で売られる。ニクはこのグレードですと「上」がつくメニュー名のはずですから、まあ一人前900~1200円程度が相場。稀に2000円を越える超高額店もありますからご注意。つまりイッキによくても2倍、通常はそれ以上の店頭売価となって、皿に盛られてくる、というのが実情。

かように、グラムあたりの単価が異様な高額となるヤキニク屋。それら高額ニクが(爆)キホン、スライスされた状態で供される。火の通し加減が難しいのも言うまでもございません。そんな場面では一瞬でも気を抜くことわ許されませんて(爆)。個人的にはこれらはお刺身と同じ貴重品扱い(爆)。炭を使うような高級ヤキニク店では備長炭(純粋な出自は不明)がデフォルトですが、炭火系で炙る場合には難易度がさらに上がる、と断言してよいでしょう。お仲間の中にニクヤキストがいればそれでよし、いらっしゃらない場合には自らかって出ましょう(爆)。

着席後に運ばれてくるチンチンの備長炭につい舞い上がるのは人の常(爆)。あろうことか、火勢の頂点でニクを焼いてしまい、炭のポテンシャルの20パーセントも味わえないまま「お愛想~」、となってしまうのもまたデフォルトというものですが(苦笑)、そのような方々は「河原でバーベキューでもやってろ」、となります(爆)。

炭が運ばれたからといって、イキナリニクを焼き始めるのはまあ、幼稚園痔なみ(爆)!ここはキムチやチャンヂャなどを食し、マッコリやビールなどを愉しみつつ、炭の状態を冷静に観察します。大抵は着火後だいたい5分経過程度の轟々と燃え盛っているやつですからして、ここへアブラたっぷりのニクを置いてしまったのではそこで「終了」となります(完全意味明瞭)。上ニクに特有のアブラがイッキに炭に落下→着火となって炎上(爆)。焼き加減どころではなくなります。さよう、炭は置き火となってから・・・以下痔号


ニクヤキストへの道(爆)-2

2012-02-14 11:58:17 | ニクヤキストへの道

Ny_004 さて、そんなニク好きな私ですが、シゴトで焼く他にも、出歩くたびごとによさげな店があるとつい・・・

好きが高じて、NYにいったのも実はステーキ食べるためですし、20年来、機会をみつけては渡っているヨーロッパでも旅行の折のランチ、ディナーは普通にニクでございます(爆)。国内においても名だたる名店は食べ尽くしまではいきませんが、5万円払わないと食べられない「あの」名店や、超一流どころはほぼ総なめ(爆)。さよう、経験だけは積んでいるのです(それだけ、というハナシも)!

また、これも当然ですが、高けりゃいいってもんぢゃない、というわけで、今はなき「すかいらーくグリル」を始めとするファミレスのステーキを食べてはこんなはずぢゃなかった、と泣き(爆)、特製ソース(爆)まみれの洋食屋のステーキも目にしたら食べずにいられない、というわけでA級からB級はもちろんZ級まで経験だけは続けております。銘柄牛にひかれて近江に旅したのも懐かしく思い出されます(とほひめ)。

パリのカフェで食べる靴底を想起させてくださるステック・アヴェック・フリットやフランスの国民食、「アントルコート(entrecote=リブロース)」の迷店にも寄りましたっけ・・・

さいきんのトーキョーではロウリーズプライムリブのようなアメリカそのまんまの質と量を持ち込んだ店も珍しくありませんし、ご存知コストコでもUSDA(アメリカ農業省認定)ビーフが常時、入手可能。ニッポンでは珍重される「シモフリ」に対して、赤身の旨さを近年になってようやく(遅いって)知るにつけ、ますますのめりこむ昨今(爆)。

考えますにあっさり系の赤身は日常食としても申し分ない、いっぽうリッチなシモフリでは高すぎる価格、濃厚すぎるアブラの味わいのせいで頻度は落とさざるを得ない。かように、ステーキ=特段の御馳走という扱いはニッポンならでわ。

NYやパリで「コーベビーフ」がもてはやされたのもキヲクに新しいのですが、じつは別種の食べ物として認知されただけにすぎません。このあたり、完全に別カテゴリーといってよいシモフリと赤身の調理方法は当然違えなければならないわけで、そのあたりはまた別記事で解説いたします。

え?なに、そんなに食べ続けて健康に影響がないのか、って?・・・いやあ頻度的にはステーキなんて月1程度のもの。ハレとケでいえば間違いなくハレの料理ですから、献立に組み込むことが多く、お客さまにお出しするのはほぼ毎日となっているだけです(爆)。それにしてもこうして語り始めますと止まりませんなあ>ステーキ(爆)。

長くなりましたので以下次号。画像はNYのグランド・セントラル(通称グラセン)駅、中2階に位置するマイケルジョーダンステーキハウス。ご本尊が来店の折には、リブアイと呼ばれる、13本あるあばら骨のアタマのほうから5、6、7番目の3本を取り出して焼いたのをステーキの世界ではリブと呼ぶのですが、そいつをさらに整えた「リブアイ」800g(!)をお召し上がりになるそうな(出典:暮らしの手帳出版「ごちそうの手帳2000年版」)・・・現物を目にするとやはり「アイ=目」であるなあ、と納得しますよ!


祝!新カテゴリー追加(爆) ニクヤキストへの道(爆)-1

2012-02-14 11:02:55 | ニクヤキストへの道

Dsc05096 私のニクヤキ歴はそれこそ小学生の頃から(爆)でございます。んま、ダラダラ焼いていただけだ、ということもできますが(爆)、生来のニク好きである、ということも手伝って今まで焼いてきたニクはそれこそ数え切れない、というものです。また、ニクヤキと限定した場合にはオーブンなどを使って調理するものはこの際除外。ひたすらフライパンを使って焼くスタイルに限定しておくことにいたしましょう。

家業の関係で(爆)両親ともに日本料理の調理に忙しかった関係で、3人兄弟の長男だった私は、じつに10歳の頃からニクを焼いては兄弟に食べさせておりました。当時、非常に「ハイカラ(死語)」だった、ステーキグリル皿(そうです、いまだにファミレスでハンバーグなどに使われているジュージューいうアレですよ)を駆使して焼き上がりから口に入るまでの時差までを研究し尽くして焼き上げる。ポークソテーにはじまり、当時とんでもない御馳走とされていた「ビフテキ(こいつも死語か)」に至るまで、週に3日から4日はガス台に向かっておりました。んま、昭和中期のニクヤキなんてよくてこのレベル。

こんかいは各種あるニクのなかでも味わい、グレードともに奥が深い牛肉にハナシを絞ってまいりましょう(爆)。ニクの部位にはじまり、焼き加減はもとより、調味料、道具、合わせるワインまで、トピックに事欠きませんて(爆)・・・以下痔号。

画像は深夜、本能で起き出しては安眠を妨げてくださるももちゃん。LEDの照明に照らされてクール(爆)!


目撃者の街角 LED化はジワジワ効いてくる!

2012-02-09 19:59:15 | 楽しきかな人生!!街角の目撃者

Dsc04940 さて、所得税確定申告を会計事務所に頼らずに済ませるのに挑戦して(というほどのことわないが)、はや6年目。やってみれば、小学生でもできちゃう単純計算なわけで、まったくボロい商売ですのう>会計士さん・・・

会計士(=代行業者さん)ごときに依頼したところで、メリットまったくなし、という判断の元に行いましたがまったくそのとおり(きつぱり)。今では同業のお宿の経営者に自力申告を指南するお役目まで引き受けておりますがなにか(爆)。

国税庁も自力深刻を推奨しておられますが、どっこいこの痔期のニュースを注意深くきいておりますと、巨額脱税の案件も「わざと」このシーズンにあわせるかのように摘発されているぜ(爆)。ボクスターのクーペ版として知られる「ケイマン」ですが、この名前の由来となったケイマンワニ(爆)が生息するケイマン諸島はタックスヘブンとしても有名!オリンパスが使ったので一躍有名になってしまいましたが、ここの口座に資金をプールして「お洗濯」するのがお約束、らしい・・・ううむ、一度でよいからそんな納税の悩みをしてみたいものですのう(レベル違)。

ところで、確定申告に当たって、各伝票の整理をしていて浮かび上がったのが電気代!LED化を推進してきたのがここへきて効いてまいりますた!なんと11月からここまで前年同月比25~30%の削減となっております。部分的に採用してもあまり効いてこないか、と考え、器具の交換無しにLED採用できる箇所のすべてにLED電球を採用した結果ですが、単純に逝って月額2万円から3万円代後半まで削減できる!毎月の電気代に単純に踊っては逝けませんが(爆)、なにコスト削減てのはこれの積み重ねなのです!

ううむ、こうなりますとデンキ食わない、というジョーシキだった蛍光灯が異様なデンキイーターに思われてまいります。看板その他にだらしなく使われている蛍光灯・・・今年のリストラターゲットというべきでしょうか(爆)。

画像はマダムが撮ってきた今年のNYダウンタウン画像。景気が悪いのがゴミその他に如実に反映されていて、街角、マナーともに非常に見苦しいそうな。LEDとかいっても眼中にないんだろうな>アメ人(爆)


目撃者の街角 コストコ・ビジネス会員になってみる(爆)

2012-02-08 19:58:09 | 楽しきかな人生!!街角の目撃者

Dsc05092 TPP参加交渉にあたって、アメリカがアメ車が売れないのはニッポンに軽自動車枠があるからだ、といちゃもんをつけてきた模様(爆モンゼツ)・・・まったく自分を省みない、つまりハンセイという概念をいっさい持たない国民性は相変わらずである、といわざるを得ない、というものでしょう。

去年のクリスマスにZ氏に連れて行っていただき、おおいに笑劇をうけたコストコですが(爆)、本国そのまんま、なんとあの世界的に有名な「不味さ(!)」まで直輸入してしまった~っ(完全意味明瞭)、その心意気やよし(そうなのかい)、というわけでものは試し、とばかりビジネス会員というやつになってみますた~(モノズキですね~)。

プロの私がどう見てももてあます各商品ロットにはたまげるばかりですが、もっとたまげるのは2月の平日だというのに駐車場ほとんど満車(驚)、のうえに店内には「ママトモ(名前をなくした天使たち系か)」4人組や、ヨメに逝った娘と実家の母が200組くらいはいるぜ(爆死)。ダイエット云々はこの際別問題(そりゃないだろう)あつかいなのはご同慶の至りでございます。それにしてもイパーン家庭のシュフが出入りする場所ではどう考えてもないような気がするのは私だけでしょうか?おまいらちゃんと料理作れよ、と(心の叫び)!が、こんなことを面と向かって言おうものなら「弁護士を通してくださいな(爆)」とでもいわれるのがオチ(脱力)。いまや身(おもに体質ひいては体脂肪率ですね)も心も准アメリカ人なのです。

さて、プロとして晴れて入店した(爆)私のこんかいの目的はUSDAビーフ・・・さよう、米国産牛肉でございます。NYで味わったあのニクと同等のものが群馬県前橋市まで出向けば手に入る、という誘惑に駆られておもわず買い込んでしまいますた。サーロインという腰肉とフィレですが、いずれも赤身、ながら味わい深し!市販価格でいきますと、ツルヤ(オージービーフ)の安売り価格とどっこいか、というレベルですが赤身の味わい、という点ではアメビーフならでは、ということができるでしょう。和牛に特有のアブラの味わいではなく、マスタードなどとの相性抜群な赤身の味わい、というあたりは当ホテルでも扱うべきである、との結論に至りましたので、今後も散発的にに仕入れを行い、料理に一部反映させる所存でございます!ニクだけにコストコもかじり方が大切、か(爆)?

ステーキニクの詳細な解説は次号!