ダイソンの掃除機とくれば、最近のスタンダード。ジャパネットさんのおかげもあってw、ものすごい勢いでスタンダードに化けましたね。
掃除機のコードレス化をなかば常識としたのはこのブランドではなかったでしょうか?
基本形を変えないまま、吸引力は当然として、主に軽量化方面での進化がいちぢるしく、ここ10年でほぼ完成形にもってきた印象。
当ホテルではこのダイソンがコードレス化を始めた頃にV10と呼ばれる代表格を入手して、以来、ずっと業務に使ってまいりました。
ところでホテルの掃除機、ってのはご想像通り極限状態での使用が宿命ですw。70年代のビジネスホテル黎明期にはホテルのハウスキーピングとくれば巨大なフーバーと呼ぶアメリカ製の大型掃除機が定番でして、国産ブランドもそいつのコピーを各社リリース。
とことん頑丈で大容量に作られていたものです。スタンド型、と呼んだ自立式のフーバーなんて、当時のアコガレの的っしたw。
重量は10kgはあったでしょうけれど、文字通りのヘビーデューティw。階段から落としてもびくともしないw。また、これくらいの重量がないと安定が悪くて、激務に耐えないわけ。純正で15mはあるコードつきっすw。
でも、インテリア職人さんや、大工さんたちはいまだにこのタイプをご愛用ですね。移動が必要ないのと、とにかく吸引パワー優先ということになればこれしかない、となるわけです。
さて、このダイソンでは午前と午後でそれぞれ充電が必要な使用頻度。フィルターの洗浄と強制乾燥は毎日。多いとそれが1日に2回。
かけるお部屋は少なくても5部屋分。おおいと12室程度プラスパブリックスペースその他、という非常にヘビーなレベルです。大まかに言って、家3軒分/日というところでしょうか。
購入当初は、はっきり言って荷が重すぎるか、と不安になりながらの使用でした。
が、ここまで無故障。バッテリーもなんと無交換のまま6年になりました。恐るべしダイソンの耐久性ですよ。
思うに、頻繁な使用、ということは頻繁な手入れというのがセットですから、そのあたりが長寿に結びついたか、という印象ですw。
モーターが仕込まれたヘッド部分の清掃は特に重要で、作業効率に直結するのですが、分解掃除には少々コツが必要なので一般には敬遠しがちな点もネック。モーターヘッドに髪の毛がギチギチに巻き付いていたりしませんか?w
僕は慣れてますからほんの3分で終わりますけどねw。
今日は、そんな頼れる相棒を時間をかけて徹底的にお掃除してやりました。
頻繁な使用のため細部や、分解掃除は初めてだったのですが、さすがにものすごい汚れ方。おもに黄砂と思われる微細な砂粒があらゆる隙間に入り込んで固着しておりますw。パーツとパッキンの隙間に入り込んでいるのが厄介。
上の画像のようなプラパーツの動きもこの黄砂でスムーズさを欠いています。可動部分には微量のオイルスプレーを吹いて、動きを戻します。実に6年ぶりw。
竹串と、あれば、繰り返し使えるタイプの強度のあるペーパータオル(ショップタオルと呼ぶアレですわ)を使うのが理想ですが、積年のホコリと砂まみれになるので、服装は防滴仕様のものをオススメいたします。
さすがにここまで使い込むと、先端のブラシ部分はツルツルですし、吸引力も落ちているはず。音も大きいのかも?
というわけで、性能的な劣化は当人はあまり感じないとはいえ、さらなる延命を図るw意味で
どーん!最新のV12Detect slim を買い増しました!とはいえ、これマイレージでのお買い物w。世が世なら、今頃ロンドンでのんびりしているはずなのですが、超円安と春節ラッシュを避ける意味でも、今年もトーゼン中止。
旅に充てず、このままだと期限切れで飛んでしまう(マイルなだけにw)マイルをドーンと注ぎ込んだわけです。パフォーマンスやよしw。
果たして、長期間の業務使用に耐えるのかどうか?でも、先輩の実績を考えるとあまり不安には思っておりません。
軽くてスリムになったのは名前の通りで丈もずいぶん短くなっています。アジアの主婦向け?クリーニングを始めてからの経過時間や、吸い上げたホコリの内容などがグラフ表示されるのも驚きですが、必要ないかw。
歴代各モデルは、充電ドックや取り替えヘッドなどが共通なのも安心感があります。ヘッドの先端からグリーンのレーザー照射をして、使用前後のゴミや埃を浮き上がらせてくれるのが秀逸。
軽くて、使用感が気持ちいいのが大きな特徴で、すでにヘビロテですけれど(爆)、このダイソン君(通称、ダイちゃんw)本望というものでしょう、きっとw。