嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

こんなの読んでまったがや・・・こぐれひでこのパリ3部作

2006-11-27 20:01:41 | こんなの読んでまったがや
001127_001このところ更新が滞りがちぢゃないかい、と思われたそこのアナタ、スルドイっす(爆)!!ぢつわフラ語のボキャ収集で忙しいのと、ほとんど1日一冊ペースでパリ本読んでるわけでして(爆)。あ、もちろんそのほかに通常業務もあるでつよ(爆)。さて、そんななか、たどり着いたのが「こぐれひでこ」さまの一連の著書。70年代の初頭にパリにいったまま、自分流に暮らしておられる才能豊かなばば、もといご夫人ですが、なんでも面白がって文章にするのはよいが、一連の著書はスベーテどこかショージ君を想起させて親しみやすいぞ。愚痴だ微豚だ、ピエールエルメだなんだと騒ぎっぱなしのブランドばばあとはレベルの違う日常のパリを描きだす一連の著書はナカナカ。リッパな装丁はよいが、いちいちミゴトなイラストはいらないっつうの(爆)。すかさずアマゾンを覗いてみればマーケットプレイスで1円(!)のやつがゴロゴロしてんぞおい!というわけで久々に買わせていただきました>こぐれひでこ3部作!>画像参照

さて、パリのメトロは名物でつが、トーキョーの異常なまでの発達ぶり、というかぐちゃぐちゃぶりを知る身としては目新しくもない。けれど、一通地獄ばかりで慢性渋滞のパリをバスで練り歩くコンセプトやよし(爆)。
みなさんも都バスのガイド本(なものあるのでせうか)が出版されたら気になるでしょう(ならないって)。が、まあ、なんとなく街の雰囲気が見えてくるのは当然ながら、目のつけどころはうまい。パリのようにある意味「遠い」都会のガイドとしては秀逸だ、と評価させていだだきます(爆)。「パリを歩こう」はフラ人関連のエッセイ。「パリを食べよう」は食のエッセイ+レストランガイド、「バス」編は現地へ持っていくか、ってくらいの徹底ガイドでつが、なにからなにまで極東の島国の民とはちがいまくるフラ人はこの手のネタに事欠かない人種なのがよくわかって秋の夜長にもってこいなのでございますたとさ(爆)。
これら3冊は定価で買ってもきっと再読を繰り返すなかなかなレベルですが、尼損は本当に重宝でつね(完全意味明瞭)、なんつっても1円ですよ、1円・・・(驚異)


立科りんごロード

2006-11-27 17:34:19 | オンロードでの出来事
001127_003いよいよリンゴの出荷もピーク、いやピークを過ぎてそろそろ終盤かと思われますが、例年通り立科は五輪久保(名産地)の選果場へと赴いてまいりました。今回はAさんからシゴトのためにお借りしている(爆)MBヴィアノで出動です。画像は私がリンゴロードと勝手に名づけさせていただいた美しいワインディング。3で回る高速コーナー(ほんとか)が3kmほど続くので、まことに快適でございます。トクイチオート・チューンのこの個体はなんといっても高回転まで回りたがって困りまくり。おもに電気系からくるものですが、オーナー様のしつけのキビシサがうかがえて興味深いでつ。吹け上がりがあまりにも気持ちがヨイので、低いギヤでつい踏みっぱなしを敢行してしまい(爆)、燃料系の針がぐんぐんと・・・(ばか)。しっかしFRってタノシイですねえ(おおばか)。

さて、肝心のリンゴはやはりここへきて大玉さまがザ~クザクでございますよ。売り場のばば・・・もといご婦人に訊いてみましたらやはり出荷の終盤に向けて上物が揃うそうな。ただ、大玉なだけに割れやすく、B級品も豊富なので好きな人は勤労感謝の日(爆)過ぎの今週あたりが狙い目だ、とのこと。出荷そのものは11月イパーイでほぼ終了となるのでここ1週間が山場でしょう(完全意味明瞭)。



ウォームビズってなんのこと(爆)冬のエレガンス講座 その2 キター!!ベルルッティの新作・・・コレク

2006-11-25 19:16:05 | ウォームビズってなんのこと(爆)?
Berluti_demusure_1海外旅行、それもパリみたいなトカイになに着ていくのか、結構大切なことっす!ビームスやシップスで扱っている高価なしかしだらしないファッションなどで繰り出して御覧なさい・・・お店にはいっても物売りがキター!!、としか思われないし、せっかくの高級ホテルにチェックインしようというその最高潮と逝ってよい瞬間に、浮浪者はクルデナイノ、となる(完全意味明瞭)。極東の島国の民としてはイナカモノモード丸出しといわれようがなにしようがちゃんとした格好で出向かないと損をする。なんつってもアジヤの民に過ぎないわけで・・・(爆)
ちなみに私は30’sスタイルのブラックスーツですべてをまかなう予定(爆)。各方面(完全意味不明)に出向いて反応を確かめる予定なりよ(爆)。
さて、そんな第一印象すべてのヨーロッパのクラス社会でものを言うのは靴!!というわけで・・・キター!!ベルルッティ新作!デムジュールコレクション。
アレッサンドロとアンディという、ベルルッティの中では古典というか定番化した感のある2つのスタイルを木型に徹底的な改良を加えたのちにディテールを少しいじってこの9月から発売だ、というこのシリーズ。国内定価なんとまさかの税込193200円(腰抜)。スゲー、これって既成靴の値段ですかい、となるわけですが、ジャポネはLVMHの格好の鴨に過ぎないわけで、本国店頭小売は多分半額以下と見た(一部意味明瞭)。
パティーヌは画像のアレッサンドロを選択した場合「キャビア(タマランチ会長)」と呼ばれるブラック系のみ。なんと内装にもご覧のように着色できる模様・・・ううむ、貯金下ろすか(真鴨)。



祝!新シリーズたちあげ(またかい)!ウォームビズってなんのこと?その1インヴァーアランのカーディガン

2006-11-22 19:21:55 | ウォームビズってなんのこと(爆)?
001122_004今日は暦によれば「小雪」。寒さが一段と厳しくなって、そろそろ雪が舞い始めるころ、となっておりますが、東北北海道方面では小雪どころぢゃない荒れ方の様子ですね。日本海フェリーは大丈夫かな(とほひめ)。さて、大好評のうちに(うそ)連載を終えました「そこのけクールビズ!夏のエレガンス講座(爆)」の続編といたしまして、このたび「ウォームビズってなんのこと?冬のエレガンス講座(爆)」を立ち上げることと相成りました。さまざまなシリーズを立ち上げては立ち消え(完全意味明瞭)に終わらせることでは有名な当ブログでございますが、まあ気長にどうぞ(って、ダメぢゃん)。

第1回、インヴァーアラン!!スコットランドの民間伝承ニット。北海に出漁する漁師さんたちは獲物を貪欲に求めるあまり荒れた海に落ちたりするのもまんざら珍しくわない。ドザエモンとなった遺体の身元の識別を目的として考えられたという、どこか凄惨で悲しい由来を持つさまざまなパターンで編みこまれたニットなのですが、それぞれのパターンにはいちいち意味があって、興味深いぞ!以下付属のブックレット(!)から抜粋。ダイアモンド・・・いわずと知れた富の象徴。ハニカム・・・勤労とその対価、樹木・・・血の伝承、ケーブル・・・舟のロープ(爆)、とともにパターンによっては波頭・・・これら代表的なパターンの順列、組み合わせをおこなって、日本で言えば家紋とも呼べるファミリーに独特のパターンを編み出していたわけですが、ながーい北国の冬の夜長にお母さんがチクチクと愚痴を言いながらも家族の安全を祈って縫い上げたニットには迫力がある・・・んま、極東の島国で買ったこの個体にその迫力があるかといえば・・・じつはあるんですよ!
まあ漁師の制服といったときにはカーディガンなんぞ有り得るわけもなく、セーターこそが本流なのですが、そこはそれ(爆)、未脱脂、つまりは完全防水の素材をこれでもかの密度で縫い上げたこのカーデの重さは優にももちゃん一匹分(爆)。ユニクロにもこいつのコピーがありますが(愛用中・・・爆)、このインヴァーアラン製はなんとラルフローレンご用達となってから飛躍的に値段があがっていまや高嶺の花!近年ではBEAMSとのコラボものも登場したりなんかして、カシミヤでもないただのニットのくせに6マソオーバーはザラですね。
んがそんな高値でも、ニッター、つまり編んだ人の直筆のサインいり、とくれば説得力を帯びてつい、となるのがこの手の付加価値製品の特徴でございます(鴨ともいふ)。んま、このインヴァーアランにかんしては「観光ニット(一部意味明瞭)」ということもできますが・・・(爆)
亜熱帯と化したここ数年の関東平野界隈から某オークションにシュピーンされる良質な中古品を狙いましょう(一部意味明瞭)。かくいう私も10年越しでようやくゲトーできたこのインヴァーアラン(ただのブランド志向)!みなさまもぜひともどうぞ。ユニクロものは2年でお亡くなりになりますが、こいつは多分・・・



秋深し(爆)・・・その後のフラ語

2006-11-19 10:22:23 | うんちく・小ネタ
001119_006今年の紅葉は長い!気温が高めに推移しているのがきいて11月もそろそろ下旬に突入、という今頃になってもまだまだ美しい。このぶんですと初雪に紅葉、という普段でわ拝めない光景もまんざら夢でもなさそうでございますよ。
さて、パリ突入まで一月を切ったわけですが、待ちきれない私はパッキングも終了(ばか)。着ていく衣装もスタンバイしてもうた(爆死)。旅行に割ける予算は最初からない(ダメぢゃん)ので心配ありませんが、残る心配はやはりフラ語ですよ。フラ映画とくればうちのビデオライブラリーに結構あるのでそりを引っ張り出してきて眺めるのでつが、懐かしいやら面白いやら、聴き取りにくいやらで一向にはかどらず(爆)。それでも旅の会話だなんてそうそう難しいこというわけでもないし、大体私のフラ語はワイン飲むと飛躍的にうまくなるという特質があるので(完全意味明瞭)あんまり気にしてないです。とはいえ、敵国(違)の文化を楽しめるか否かは言語の理解度で左右される、というのが持論でありますからして、さいきんでは辞書と何冊か延滞したまま(爆)の会話本片手にだいぶすすんで参りますた。
各図書館(爆死)から「はよ返さんかい、ゴルァ~」の葉書が届くのは期限切れ後2ヶ月でつからギリギリ間に合うのか(ばか)。なに、ハラハラすることわない、市民税払ってるわけだしい・・・(違)
あいづちですとか、ちょっとした「ワンポイント表現(爆)」のコレクションを増やすのを主眼にしていわゆる「高レベル片言フラ語(完全意味不明)」の習得を目指しております。ここらで和仏辞典(延滞中)を登場させて、ボキャの増大を図るのが効果的でしょうか・・・ううむ、はよ離陸したいぞ(ばか)、あ、それからパリのワインバー情報募集中でございます。パリ通なみなさま、よろしくお願いいたします・・・ってシゴトしないと(爆)



目撃者の街角 談合収賄容疑の汚職県知事にフランクミュラー(爆)

2006-11-16 12:16:49 | 今日の逸品
Dsc0370_1キター!!現職ちぢタイホ!!いまどき珍しくもなんともなくなっちゃってまったく困り果てますが、今朝の嫁売り新聞一面トップからの抜粋・・・特捜部は今月9日に知事公舎を捜索した際、高級腕時計を発見、押収。ひとつは百数十万円のスイス・フランクミュラー製の腕時計で、木村知事が04年8月の知事選直後に、井山被告から受領したという。この時期は、トンネル工事の入札を巡り井山被告が日沖被告に対し、落札をキボンするゼネコンの口利きをするなどしていたころだった。調べに対し、井山被告は「アジアに海外旅行した時、木村知事への土産として買った。十数万円だったと思う」と供述。木村知事は嫁売り新聞の取材に対し、「当選祝いとしてもらったが、価格以上の品物をお返ししており、問題はない。談合にもかかわったことはない」と否定していた・・・以上今日付けの嫁売り新聞第一面より抜粋。

ううむ、こんな汚職まみれの「恥痔」にフランクミュラーなど贈ったところでありがたみもわからんだろうし、だいいち似合うわけもないが、「アジアもの、数十マソエン」の件が少々気にかかるぞ、おい(爆)。それって、パチもんと知りながら知事にわたしてトンネル掘らせてもらった、っつうことかい(違)?

嗚呼、楽しき哉人生!ねがわくばハケーンされたとゆうフランクミュラーのモデル名と実物の画像を公開してもらいたいなり・・・中国ものをタイあたりで買ったのかな(爆)・・・水戸黄門を最初から最後までじっくりみて少しは学習しろよ、このドタワケがぁ~、と言い放ってみたい昨今。画像はあきれてものも言えないももちゃん。そろそろ冬眠モードか、と思いきや、ますます元気に深夜族化しておられて先が思いやられるなり(爆)



イタ車はこんなものですよ番外編 秋祭りその2

2006-11-14 11:15:46 | オンロードでの出来事
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001112_005大好評につき(うそ)続編としてコレクション画像をご紹介いたします(爆)。シャマルとくれば私にとってはリアのフェンダーが圧巻。フロント側から見ますとこぶしを握り締めたようなシェイプ。拳骨のようなフェンダーが見せ所で、930、964時代のポルシェターボのあの同心円状に膨らませたフェンダーを想起させてくれる機能美がウリですね。シャマルはご覧のようにブリスターで膨らましているわけですが、ぜんたいを冷静に観察してみますと(爆)まさにトレッド拡大のためにだけ「足し算」であとからかぶせられたリアフェンダーはどこかゾク車に似てタマランチ会長。ナデナデして楽しいのはポルシェのほうでしょうが、シャマルのこの違和感たっぷりなリアフェンダーはつねに、アンタにころがせるのかい、と問いかけてくるような凄みを帯びていますね。ギリギリのところでバランス点を越えているシャマルの危うさ。オーナーさまたちは「シャマル=ハマる(完全意味明瞭)」といって騒いでおられるようですが、まさに言いえて妙!こんなに違和感タプーリのクルマなんざ空前絶後でしょうよ。こうしてのんびりと眺めている分にはふうん、でおわっちゃいますけれど、いざ自分で乗ってしかも超高速からワインディングまでコントロールする、となったらヒキますよこれは(爆)
さて、そこへゆくとギブリのフェンダーは控えめです。というかバランスがよい。これとてたとえばとなりにTTでももってくりゃあかなりなボリュームだということがわかりますが、なにしろ上品。ウィンドウグラフィックからインテリヤの質感までヨーロッパの貴族の持ち物なのだ、ということがよくわかります。こいつの圧巻はなんといっても高めに切られたトランクリッドのセンで、シャマルにはない別の意味での主張がしっかりとあってまったく美しい。イタリヤ~ンなモードを2台ともまとっているにしても、シャマルは明らかにモード系。ギブリがまとうのはクラシコイタリヤ(完全意味明瞭)そのもの。そのあたりが今回わかっただけでも私には大収穫でございました。ギブリは不思議とレッドが似合わないクルマですね、とオーナー様と話したのですが、ブルーやグリーン系のメタリックがバッチリときまるマセクーペのこの美しさは現行モデルには果たして引き継がれているのでしょうか?・

ううむ、当ホテルもいろいろとクルマのミーティングはございますんですが、こりゃまた特別ですな。なんつうかミュージアムみたい(爆)


イタ車はこんなものですよ番外編 秋まつり(爆)!

2006-11-13 11:20:05 | オンロードでの出来事
001112_006さて、週末の当ホテルでわこのような光景が・・・気温2度(爆)なのにみなさま洗車していらっしゃいますぜ・・・なにヲ洗っておられるのかといえばマセラーティがフィアットグループに吸収されるまえに放った最後っ屁、シャマルさまがズラーリと・・・たぶん平方メートルあたりのシャマル濃度の高さではこの朝世界一だっただろうと思われる光景ですたが、さすがにここまでのマニヤックなクルマともなりますとプラグをはずして掃除する方まで出現して(一部意味明瞭)まったく「濃い」ミーティングなのでございました。それにしてもシャマルがこれだけ集まるとなんだかあのレベルがフツーになってしまいそうになりますが、そこはそれ、中に一台だけいた走行6000kに届くかどうか、というギブリのボディシェイプの美しさがまた光っておりました。マセのクーペは美しい!
よいものを拝ませていただきました>みなさま。ありがとうございました。またきてちょんまげ。



Audi A5 !!

2006-11-08 19:53:46 | 
Audia5いやあ、先日いらしていただいたhiroさんからうかがったのですが、あのA4のクーペバージョンがリリースされるらしいぢゃないですかい!早速WEBで調べてみましたらあったあった(遅いって)!いやー、かっこいい~。かねてからA4の、クーペになりたいんだけどセダンでいなきゃ、だってアルファぢゃないんだしい~(完全意味明瞭)みたいな「不良公務員」みたいなところは買っていたのですが、これですと欲望そのまんま(爆)という感じでなんともうつくしいクーペですね。セダンベースのクーペは「おマヌケな」デザインが多いのですが、近頃のシングルフレームグリルをまとわなけりゃならないアウディに関してはまさにトドメ!
巷で話題のRS4はセダンボディであそこまで逝ってしまったのが話題となった要因ですが、クーペボディにRS4の中身をもってくればニューTTはいらない、と思うのは私だけでしょうか(爆)?ううむ、いいぞ!RS5リリースの暁には・・・(完全意味不明)




911生誕30周年記念!タイムレスロマンス(爆)

2006-11-08 19:31:30 | 本と雑誌
001108_003本棚を整理しておりましたら雑誌の陰に隠れていたこんな本が・・・なんと911生誕30周年記念、およびMIZWA自動車ポルシェ輸入開始40周年を記念してシュパーンされた記念本ぢゃないですかい!
993の国内リリースを93年にホテルオークラでやったときに会場で限定販売された超レア本!内容はカーグラの裏表紙に30年来続けて連載、というか掲載されたポルシェの広告を集めてそのままページにした、マサーニ日本におけるポルシェ、おもに911のレキシを振り返るのにうってつけの一冊でございますよ!・・・秋の夜長、私も思わず読みふけってしまいますたが、やっぱり911はすごい!連綿と培ってきたレキシと呼ぶにふさわしい「物語」がしっかりとありますぜ。もうカンドーでほとんどナミダもののストーリーの連続ですが、ドラテクや奥様の懐柔の方法にまで及んだその内容は傑作といわざるをえないでしょう。モデルチェンジの理想形といいましょうか、モデルイヤーごとに着実に進化してきた911というクルマの偉大さにいつでも触れることのできる稀有な一冊と申せましょう。わがTTもこういう風に進化してくれていればセリカだなんだと蔑まれずに(爆)済んだことでしょうにねえ・・・ってゴルベースぢゃそうわ逝かないか(完全意味明瞭)・・・ううむ、それにしてもミゴトだ!カーグラの裏表紙のその裏・・・わかりにくくてすみません・・・あそこにはまだポルシェの広告はあるのでしょうか(爆)?



ニューTTに乗る、というか座る(爆)

2006-11-07 10:26:59 | 
Newttinterior2いやあニューTTに「座って」まいりますた(爆)。ちょいと確認したいことがあって出向いたのですが、なんつうかとことんフツーな感じで押してますね・・・いちばんのハイライトだったダッシュボードの2連エアアウトレットが3連になっていてまずは「ヌハッ?」となりますが、乗り込んでみてもぜんたいにゆるい~(爆)。ちゃんとアルミが使ってあるのは触ればわかるのですが、質感を前面に出して触らなくてもアルミだとわからせる先代流の仕上げではなく、ミゾほったりアクセントがはいったりでうるさいです。オリジナルモデルにあったアルミリングにドットが刻まれたあのモチーフは今回スベーテ捨て去られて、ドットの代わりにエグリみたいなのが刻まれております。一見プラパーツにしか見えないわけですが、触ってみてようやく嗚呼、アルミなのね、と、そんな仕上げ。メータまわりはとことんシンプルだったアレから転じてDシェイプのステアリングの形を反復したモチーフが目立っていてこれまた落ち着かない。アイスパイかい、と(爆)。
ジマンだったオーディオにつくアルミのカバーも取り去られてディスプレイ装備のウッザ~イ2DIN装備で、もう完全に「セリカ(完全意味不明)」しちゃってますよ!
コンソールの作りも初代の、アルミのアームで組んでみました、と思わず感動させられたあの造形はどこへやら。ニーパッドもありません。フツーのどよ~んとしたコンソール装備でコストダウンなのね~、となります。
シートの造形もクラスのわりに質感が高く、シンプルなシェイプで抜群でしたが、今回はビーエムのZの真似でもしたのかい、と突っ込みたくなるようなミョーなステッチ+ウザイ造形でひきまくり・・・まあ悪かぁないんすがねえ・・・オサレな小物感(一部意味不明)満載だった旧型からの比較で「クルマのインテリヤ」としてみたときにはそれなりにまとまっていますが「TTのインテリヤ」としてみたときには寂しさを禁じえませんですた(号泣)。
旧型は外観の「ヘンさ」+インテリヤの圧倒的な「質感」でものすごい個性を放っていたわけですが、ここへきてTTの位置づけがかわった、ということでしょうか?
それにしても8年を経てここまでの印象を残す旧型は偉大ですた!最新型との比較でこれだけのアドバンテージをもつオリジナルTT・・・まあオーナーの独りよがりでつが(爆)、すくなくとも陳腐にはされてない、というか光っている(きつぱり)!空冷911の最終モデル、タイプ993がいよいよ水冷となって996に進化したときのあの「虚脱感(一部意味不明)」を思い出すお方も少なくないでしょう。パフォーマンス云々は「そりゃすごいんでしょうね」となりますが、心情的には「終わったな」となるあの感じ。進化は進化としても、連綿と積み重ねてきたものはここでひとまず、というわけですよ・・・んま、TTには連綿と、といえるほどのレキシはありませんがね。

・・・進化とはそういうものだ、といわれればまったくその通りですが、旧型オーナーとしては単純に「ニューTT、この程度でヨカター(爆)」となります、走り云々ではそりゃあゴル5シャシーのよさは先刻ご承知なので比較にもなりませんが、タイアサイズなどからみてもギモンだらけですぜ・・・これにつきましては走ってからまた!
そんなわけでわたしも現在所有の個体とは長いお付き合いになりそうな予感・・・さっそく近場にあるPCSの代理店にミガキの予約を入れてしまったこのわかり易さ・・・(ばか)



鴨鍋 2006(爆)

2006-11-04 18:46:35 | B級グルメ
001104_003たしか2000年の秋冬シーズンにデビューして以来のオリジナル鴨鍋・・・毎シーズンのバージョンアップを重ねながらこのスタイルに落ち着きますた。鶏肉をたたいたのを混ぜ込んだもも肉のタタキ@山椒+ネギ、に抱き身(ロース)のスライス。さらにモモのスライスをつかってネギ、せり、みつばを巻いた鴨ロールをつくってそいつをシャブシャブのようにして召し上がっていただきます。山取りきのこをこれでもかと添えて秋色一色のお鍋でございます。仕上げのうどんを食して失神寸前のお客様多数(まじ)みなさま予約汁~(爆)



ミニクーパーに乗りますた

2006-11-01 19:37:11 | 
Minicooper1_1かねてよりアコガレだったミニ、それもクーパーさまをディーラーではなく、オーナー様のお許しを得て地元の山道で走らせてみますた!・・・タノシイ!!この一言でございますた(爆)。オリジナルのスタイルを忠実に盛り込んだボディはやっぱりカワイイですが、デカいぜ(爆)。先代の、あの外観の小ささからは想像もつかないインパクトのあるインテリヤを期待すると裏切られます。むしろ狭すぎ~。ウィンドウもリアシートも実は意図的に狭く作りこんであってタイトな空間を演出しようとしたらしい、とそんな想像をさせてくれますよ。トヨタイストみたいでんがな(爆)。そいや全体のボリュームだとか雰囲気がなんとなく似てないか?・・・あ、それで思い出しますたが、今度のニューTT、ずっとなにかに似ているなあ、と考え続けていたのですが、ようやく結論がでますた!セリカ最終型(完全意味明瞭)!あれにそっくしぢゃございませんか!意味不明だがカッコよいと思われるセンをやたらと引きまくって結果「インパクトゼロ」のどよーんとしたボディができあがっちゃった・・・現行のTTはクーペ、ロードスターともにスタイルではゼッタイに買えないクルマですね。んが、TTからスタイルとっちゃったらなんにも残らないぞ(完全意味明瞭)。このぶんだとTTもセリカと同じ運命をたどってしまうのでわ、と心配になる昨今。そんな末路がみえてきて、ジョーダンぢゃないデキの悪さですね>ニューTT・・・いったい誰が買うんだろう・・・って契約のみなさまごめんなさい(爆死)

ミニはクイックなハンドリング、というか切り始めの「グラッ」がウリ・・・プロはゲインがどうの言うらしいですが、3ケタで突っ込む下りのブラインド(一部意味明瞭)でこの「グラッ」にこられても楽しいだなんて逝ってられやしませんぜ(爆)。跳ねまくりのランフラットにCVTのタコ加減はまだまだ要熟成。ベルトでわなくギヤになれちゃってる旧世代としましては違和感がぬぐえなかったでつ。
コーナリング中にCVTにお願いしてキックダウンをかましながらリアが逝くか、と身構えるのですが、そこはそれビーエムのマルチリンクリアサスペンションと予想外のランフラットの粘りがききまくりで限界はたかいっす。これを楽しいというのかどうかはギモンで、リアのみもっと素直にすべりながらついてきてくれればなあ、と・・・次元の低いお話ご容赦。Fさん貴重な体験をどうもありがとうございました。あの凝りまくりのインテリヤだけでも買う価値はあると思いますた。願わくば先代TTみたいに金属パーツはメタルでスベーテ逝っていただければ・・・ってそれぢゃ500マソ超ですかね(爆)





ホットジェッタ(爆)!!

2006-11-01 07:56:46 | 
001101うちのTTはエアコンスイッチ交換で入庫。代車を貸してくださる、というので出向きましたらなんとホットジェッタですた(狂喜)!しかもホットなこの色(爆)。2・0FSIに6ATの私にはおなじみの組み合わせながらトルクと車体重量のバランスが一番よく思える一台でございました。はじめて乗ったのにキンチョーすることがない。VWのクルマ作りのまさに真骨頂でしょう。タイアのエアが例によってパンパン(2・6×4)だったので、気がつくまでは跳ねまくっておりましたが、エアを2・0、1・8程度まで落としてからは長いホイールベースにFFならでわの安定感に助けられて、これでいいぢゃないか!となります。
なぜかゴルフR32ばりに派手なグリルとこの赤い車体色、さらに凝りまくりのユーロテール(完全意味明瞭)のおかげで目立ちまくりますが、中身はとことんバランスのよいセダンです。きっつい下りのコーナーで早めにアクセルを開けてやるとリアがなんともいい感じで流れ始めてタマランチ会長。安定したスライドを味わううちにこれがVWの味か、となります。ゴル5シャシーイイ!!(爆)ガイシャ、という単語を死語にしてくれた功績はもう20年も続いていますがさすがに年季が入ってきて、いいもの感これでもか!ところでこのホットジェッタの2・0Tと呼ばれるDSG搭載バージョンはなんと中身ゴル5GTIといっしょだというでわないですか!これはゴル2にあった超レア車、ジェッタGTの再来ですよ!しかもゴルでは21マソのOPとなるレザーパッケージ標準装備。お求めはファーレン上田まで(爆)。いまジェッタがアツい(爆)!