エスパドリーユ。梅雨前から各売り場に並び始めるのがこのリゾート靴---
靴というのにはあまりにも簡易な造りがアレで、いうなればわらゾウリですが、丁寧に扱うと3シーズンくらいの耐久性があります。頼りなげですけどね。
や、まあビーチサンダルも大切に扱えばそうなりますが、アレを大切に、ってのも考えにくいし(爆)。
画像の左側の紺色のやつは10年前に買った無印良品のセールもの。ソールだけはフランス製で、ジュートをきっちり巻いた上にゴムを貼付けてあるホンモノ。
70年代のプロダクツには、ソールにはゴムもなにも張ってなく、ジュートのみで、ゾウリそのものでした。それが青山辺りのシャレたセレクトショップなんかに置いてあると幻惑されて(爆)、ものすごい高値でつかんぢゃう仕組み。
エスパドリーユは靴としての機能でみたら全然ダメ。ビーサンの方がまだましです。
出かけた先でほんの数十分散歩した、程度でもかなり足裏が疲れてきます。また近年ではたとえ浜辺でも、実際に履いて歩く路面は砂浜なんてほんの数m。ほとんどがアスファルトなはずで、ゴム一枚でやってるこいつにはきつい。
さよう、機能など2の次のオサレ靴なのです。通気だけはいいけどね。
登場回数は必然的にビーサンに負けてしまう関係で、汚れやしない。などという事情も実は耐久性に効いているか。
右のレッドのやつもやはりソールの製造元はMUJIものと一緒と思われるフランス製。が、おそらくはソールをフランスまたはフランス領(完全意味明瞭)で製造して中華、または東南アジア界隈へと運んでアッセンブルしたものでしょう。Amazon co.jpで早々とセールになっていたものをすかさずゲットしてしまいますた。きょうびのネットショッピングではサイズが揃わなくなったものからどんどんセールになるので、シーズンオフまで待つのではなく、このように売れる時期真っ盛りが実は買い頃だったりしますね。
とまあ準備だけは整えたのですが、果たしてこいつを白砂の浜辺で履く日は、この夏あるのでしょうか~(号泣)。