嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

GW前半終了! いよいよリンゴを注文してみる・・・

2013-04-30 09:26:39 | うんちく・小ネタ
Dsc0253ことしのGWはあいだに3日間のブランクあり・・・フツーの方々はここでおやすみもうどは中断。通しでおやすみになられている方々、はっきりいって上位5パーセントの勝ち組である、と申し上げておきましょう・・・え、なに私?まいっ日、朝から深夜までてんてこ舞いですがね(うれし涙にくれる)。

おいまつえんでも前半は常連のお客さまが訪れては、みなさまそれぞれのスタイルで滞在なさり、比較的静かに推移いたしました。そんななか、リンゴの長年の愛用者である、というのをメールの末尾から知った、G原夫妻がおみえになり、Macについて滔々と語っていただいたのですが、ディープだなんてえもんぢゃない。特に、「MacをPCととらえるのはもはや間違い。アートである、ととらえると納得がゆく点が多い」という文句にやられてしまい、眠れなくなってしまいますた(爆)。

また、ジョブズなき今、カリスマをなくしたアップルの今後を考えると、もしかして買い時は「今」なのではないか、というあたりで非常に盛り上がり、わたしもi Pod からはじめてi Padときて、その独自の操作感覚や独特の世界を身をもって知るにつけ、そうか~、いまなのか~(ふるふる)、と妙に納得したわけですね~(完全鴨)。御布施、ということもできますが、まあ香典ですかね(爆)。

もうね、こんなのきいたらお陀仏(爆)。さっそくマダムを席に呼び、数分間の協議ののち、i Padからストアーに逝ってポチっとな、でございますよ・・・ううむ、簡単すぎる~(爆)。

が、詳細なオプション方面を詰めるときにもG原夫妻の生の「ユーザーズボイス」が効きまくって、難なくスペックが決まりました。ストアーに逝ってからポチリまでほんの5分程度だったでしょうか・・・

というわけで、ほぼ10年間お世話になったWindows XPをしょった、DELLの業務用PCをいよいよ離れ、i Macユーザーとなることが確定いたしました(祝)!

DELLには特に愛着もないが、かといって、XPのおかげで困ることもなく、本当によい子でございました。印象としては事務機、だったわけですが、i Macはどうなんだろう?VWにたいするBMWみたいなものかな(違)?

G原夫妻、ならびにZ氏にはこの場を借りて厚く御礼申し上げます。大変にお世話になりますた!

うう~、はやく届かないかな~、アップルストアもGWで休業中ですかい(爆)?



寒さでアスパラに被害!困りますよ~

2013-04-23 18:32:46 | うんちく・小ネタ
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つい昨日、やはり夕方のお散歩の折に、軒先でBBQを敢行しておられる方々をみかけたのですが、なんかものすごい違和感を感じました(爆)。

外気温一ケタ台。そこへピューピュー風が吹いて、おそらくすわっていると体感気温は5,6度ではなかったでしょうか。が、なぜかクルマもばんばん走っている交差点近くの路上でBBQ・・・ううむ、その心意気やよし!おもわず一升差し入れするか(しないけどね)、というくらい感動いたしました。ガンバろうニッポン(ナニヲ)、と。

と、そんな寒さの中、やはり農産物に被害が・・・アスパラの一番芽が凍りついて、腐敗、出荷不能に陥って、被害総額3000万円ですって。うう~、GWには地物のアスパラをつかうコースを組んでおりましたのですが、今後の気温の推移に影響を受けそう。
さあて、どうなりますやら。

アスパラの芽は、とりあえず刈り取っておけば次にすぐに生えてくるそうな。農家のみなさま、冷静に対処をお願いいたします。



ラギッド・アイビーってなんだよ

2013-04-21 19:08:56 | うんちく・小ネタ
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F&E最新号=ラギッドアイビー・ハンドブック・・・

恒例の立ち読み大会で寄った(忙しいんぢゃないのかい)、本屋さんで「おおっ、この装丁は、あのオフィシャルプレッピーハンドブック!」というわけで、ミゴトに、81年あたりに刊行されて大ヒット、ののち日本語訳まで登場した(脱力)"Official Preppy Handbook"のコピー(読んだら表紙だけでしたけどね)をやってのけたザッシを買ってしまいますた!

ぢつはこのofficial preppy hand bookのほうは、本を捨てられない体質のせいで、オリジナルをいまだに持っているのですが、今読むとそれこそ抱腹絶倒!

アメリカ人の奥さんが世界3悪のひとつである、といわれるほんの少し以前の刊行でしたからこれはウケる(爆)。ファッションというよりはライフスタイル全般にわたって、preppy styleをアイロニカルにからかっている内容ですが、いまだに通用するあたり(一部謎)、プレップ・スタイルというのはけして一過性のものではなかったなあ、と感慨しきり。

ちなみに世界3悪とは、アメリカ人女房、イギリスの料理、そして東京の渋滞です(80年代初頭当時)!現在の世界3悪は、と考えてみますとこれまた随分な違いがありそう・・・アメリカ人女房だけはかわらねえか(爆)。

その偉大なるオリジナルに比べますと、このザッシの内容はまあね~、・・・無いに等しい(爆)。ラギッド、ってなんだよ、と考えたのですが「着崩し」のことかなあ・・・?アイビー「風な」の着こなしのバリエーション案内、というところでしょうか?

「・・・でなければならない」という鉄則に縛られるのがアイビーの良さでもあり、タイクツなところでもありますが、そこから派生した無数のスタイルは生まれては消え、を無数に繰り返していまだに継続中。良し悪しではありませんが、アイビーベースというのは、上品な坊ちゃんテイスト(個人的感想にすぎません)。
視覚的にはわかりやすく、社会にも受け入れられやすい。

本書では、モダナイズといえば簡単で聞こえはよいが、スタイルを流行として提案しているようだし、来年にはすでになくなっているかもしれない着方ですが、ファッションなんてそれでよい。いまやなんでもありの世の中ですから、「図鑑」としてせいぜい保管しておくことにいたしましょう。それにしても80年代のアイビーブーム、懐かしいなあ~(懐古もうどご容赦)。80年代初頭と現在との比較で一番の違いは、情報量。popeye や hot dog pressを崇め奉って、聖典のごとくむさぼるように読み漁っては、売り場に駆けつけた時代とはかけ離れた多さだ。

飽食ならぬ、飽飾の時代のまっただなかなわけで、昭和のおばあちゃんがみたら卒倒しそうなズタボロが新品として売り場に並んでいる時代の産物がこれらラギッドスタイルなのでしょう。

あとで振り返ってみて赤面する、というのはいつの時代も変わらないけど、これはカナーリ恥ずかしいぞ、オイ!!

それにしても、画像にある、表紙のこのパクリぶり・・・中華や韓流のこと、バカにできないと思うよ~、ほんと・・・



またしても寒気流入! 積雪キタ━(゜∀゜)━! キタ━

2013-04-21 18:30:23 | うんちく・小ネタ
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いやはや、三寒四温はわかるんですが、長野県中部で今朝積雪3cm・・・北海道ぢゃないんだからさ・・・(爆)。キヲクにある限り、4月の下旬で積雪、というのはかなり久しぶりなはず。

私の夕方の散歩ルートからは八ヶ岳をはじめ、浅間山、その他里山を見渡せるのですが、イッキに3月上旬並みの眺めに変貌しておりますた。スキー場はミゴトに白く染まっているし、浅間山なんて完全冠雪。八ヶ岳は現在も降雪中と見えて、どんよりと雪雲にきっちり覆われておりますた。

案の定、霜注意報発令。畑への種まきが終わる頃なので、農家は気が気ぢゃない。うう~、一連のセーターやコート類なんかまだまだしまえませんし、ブーツも履く機会がまだありそう・・・

ま、寒さそのものはけしてキライではないのでアレなんですが、すっきり衣替えしたい昨今(ゼータクいわないこと)。



コッパデコウミご難。 またしても雪に遭遇の模様!

2013-04-20 19:44:21 | 今日の逸品

Dsc05427_2コッパデコウミ・・・さよう、痔元では非常に珍しいクラシックカーイヴェントでございます・・・首都圏やカルイザワなどでおこなわれる、ただの「珍列(完全意味明瞭)」や、浅間山界隈をつかった「珍走」とは意味が若干違い、標高600~1700m近辺までの山岳ワインディングを駆け抜ける走行メインのイベントですが、そこはそれ、今年で20何回目、というレキシあるイベントでございます。開催決定しました、とのアナウンスがこの14日にあった時点で、来年以降の開催が危ぶまれるかなりアヤシイイベントである、ということもできます(爆)。

とそんなイベントの今日は初日。私もけしてキライではないので、出向こうかと考えていたのですが折からの忙しさでかなわず。

メイン会場のリエックス・リゾートには 温泉施設もあるので、お風呂につかりがてら、土曜日の晩御飯のお仕事(つまり今夜です)を終えたあとに出撃してやるか~、といろいろと画策しておりましたんですが・・・

なあんと、佐久市近辺で午後5時から降雨ののち積雪!!ヌオ~。

さすがに標高600の、この近辺では路面は濡れるだけで済んでおりますが、標高1400m程度の彼の地ではジゴクをみておられるのではないでしょうか(まじしんぱーい)。

エントラントはいうに及ばず、サポートと称して駆けつける現代のクルマたちのほうがジゴクみてるとみた(爆)・・・ああ~他人事でヨカター、と。イベントの無事をお祈りいたします!


987ボクスタードライビングマニュアル(爆) 標高が上がった場合

2013-04-18 19:49:52 | 987ボクスター・ドライビングマニュアル
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さて、八ヶ岳界隈のボクスターは、まさに「水を得た魚」!!

そりゃま、八ヶ岳界隈を掠める主要酷道のR141は北海道に似たストレート主体で推移するので、まことにアレですが、交差点ごとに山が見えている方角へとステアリングを切ってやりさえすれば、3で旋回できるのが大半の高速コーナーの連続。

トクイチオート仕立てのうちのマシンでしたら、場合によっては4で進入(突っ込むともいいます)しておいて、適度に4輪をスライドさせつつ、立ち上がり寸前に3ないしは2へと「ぶち込んで」ナニゴトもなかったかのようにキレイに立ち上がる、などという芸当もワケはない(良い子のみなさまは真似をしてはいけません)、といいなあ~(爆)。

3か4かで迷っても(ですから速度は国内の高速道路並みに推移します)そもそもコーナーのRは大きめですから上のギヤを選んでも大事には至らない、というヨーロッパ並みの条件が完備しているのです(ちなみに秋口にこれをやりますと、おりから路面に降り積もっているカラマツの落ち葉で4wスリップののち全損となりますからご用心。ものすごい量の樹液が介在したとみえて、木をなぎ倒しながら4回転した、という事例が報告されております・・・コワー)。

画像はボクスターのサイドビューですが、なぜか端正・・・ノーズ、ルーフ、トランクとほぼ同割りのバランスを実現させている。

このシャーシでは、997よりもきっちり長い全長ならびにホイールベースが効いて、パワー以外は911を凌駕してしまっているのではないか、という錯覚に陥りそうになるのでキケン(爆)。

クルマとしてみれば、じつはすべてがリーズナブルなレイアウトで、そこへ車重にたいしてベーシックモデルの2.7Lではアンダーパワー気味ながら「床まで踏める」、という、この価格クラスとして出色の製品作りが絶妙であった、というのがこの987ボクスターのバカ売れの要因だったでしょう。

クルマ好きのあいだでは、最新の981ベースのケイマンS(ボクスターのクーペとご理解ください)が、かのニュルブルクリンクで現行の最新型991のラップを、図らずも上回ってしまった(衝撃が走る)というのがもっぱらの話題ですが、むべなるかな。

現行の3.4VS3.6程度の比較ではエンジンレイアウトからくるドライバビリティのチガイはいかんともしがたいわけです。
スキモノはここで911のRRに特有の限界特性をいなしつけたその先にドライバーのプライドやヨコロビがどうの、とおっしゃることでしょうが、そんなものに500万円の価値なんてない。
RRを床まで踏んでコントローラブルである、とおっしゃるお方なんてはそうはいないはず(爆)。

「500万円余計に払って、RRレイアウトからくる「あの」ビミョーなアクセルコントロールを買ったんだ、オルア~!!」というお方以外には「理由のある買い物」、とはうつらないでしょうね、多分・・・ちなみにボクスター、ケイマン系の「ミッドシップ」では、「踏めば曲がる」のです(きつぱり)。

さらに

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持参の(なぜ)「どんべえ(爆)」はこの始末・・・さよう、標高1700m界隈での気圧に遭いますとこうなるのです。同じことがタイアにもおきているはずなのですが、トクイチオートのエアソリューションがすごいのは、この条件でも、標高600mと同条件を提示してくることである!!!と強く申し上げておきましょう・・・ほんとスゲーよこれ(まじ)!




john lobb 2010 をある程度テカらせてみる(爆)

2013-04-18 18:40:10 | 履き道楽
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前記事を読んで、そういえば最近磨いてないし、ということになりましてあわてて道具を取り出したのですが、ちょいと思い立って、john lobb 名物のミスティ・カーフの一部鏡面磨きを敢行してみますた。

ここまでシツコーク、ワックスはあえて使わずにクリームのみを塗りこめてきておりますので、クリームに含まれる微量のロウ、つまりワックス成分はある程度表面に貼りついているはず。

なので、ネルの布で強めに拭き上げるだけでそれなりのツヤが生まれます。ここまではそれでやってきた。

ただし靴の表面はボコボコのままですから、ツヤはイマイチです。この鈍い光り方がワックスではなく、革自体が光り始めていますが、いかがですか?と主張するやり方。世界最高峰ともいわれるジョンロブのカーフの底ぢからというものです。

そうやってジミにゆくのももちろんアリですが、たまには、というわけで、今回は一部鏡面。

気がつけばベルルッティのブルーワックスも随分残っているし、JM Westonのブルーも手元にある。

いずれもフランスの靴屋のプロダクツですが、ここはひとついっておくか、というわけで塗りこんだのが上の画像です。表面が埋まるにしたがって鏡面状態が作られてくるのですが、この局面では「いつやめるか」がキモ(爆)。ペカペカでもいいんだけど、それだとほんとうにエナメル寸前まで逝くので要注意(べつにいいぢゃないか)。

でもどうです?こうやってシューツリー(くっくの型崩れを防ぐためのツール)なんぞを履かせた靴がとことん味気ないのに対して、じっさいに履いて歩いているときの靴は生き生きして見えるのはフシギなほど(前記事のブレ画像をご覧ください)。これらトップエンドの靴の寿命は、まあおおまかにいって40年+はある(きつぱり)。大枚はたいたんだから、歩けるうちに履きつぶしてやる、というか使い尽くしてやる。のが靴への礼儀というものでございます。

オーナーのみなさま、靴は墓まで持って行けないのですから、そこは履き倒してナンボ。大事にしまっておいてもカビが生えるのがオチでっせ~(と、自分に言いきかせている)!







加齢なる遠足 ちょいと八ヶ岳に登ってみるー4

2013-04-18 11:33:26 | 加齢なる遠足(爆)
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アウ~、ブレ画像ご容赦(涙)。こちらはjohn lobb 2010 近影(爆)。入手からはそろそろ5ヶ月。3日にいっぺんは履いておりますので、かなりなヘビーローテーションか。履きジワもいい具合にはいり、踵も大分沈んできて、フィットが良くなっております。

サフィールノワール・クレム1925のネイビーブルーを塗りこめること5ヶ月で、だいぶ染まってきた感じ。何度も塗りたくって、厚塗りしたいのはヤマヤマなのですが(爆)、これまでの経験から、そんなのクリームのムダにしかならない、と経験上存じておりますので、極端な薄塗りを繰り返してここまでやってまいりました。履きジワのほかに、コキズも無数に入りだしておりますが、そこをハイシャインで隠すか、アジととらえてミスティカーフの風合いを守るか、オーナーとしては悩みどころ(どうでもいい悩みだな)。

クリームが塗り重なるにつれて、ジョンロブ名物のミスティーカーフの表面にワザと残してある、ボコボコ(=霧吹きで水を噴きつけたように見えることからミスティという呼び名、なのかな?)がワックス成分で埋まって、部分的に鏡面となるあたりが味わいどころでしょうか?ワックスの類を一切使っていないのが、ジマンといえばジマンか(爆)。

ダブルバックルの位置がかなり高く(足首よりという意味です)、木型7000番の美しさが際立つのはコワイほど。シンプリシティの極みな一足ですが、意外なほどお気楽。ダブルバックルの特色といってよいでしょう。こうなるとほんと、茶色も欲しいわ(i Mac買えよ)。

あ、八ヶ岳、関係ないぢゃん(爆)。じつはホテルに敬意を表する意味で、ブラックのパンツに合わせて各所の見学の折に履いて回りました。ううむ、サイコー。さらになじんでゆくヨカンがいたしますが、10年後にどうなのか、非常にタノシミな個体です。





加齢なる遠足 ちょいと八ヶ岳に登ってみるー3

2013-04-18 11:14:29 | 加齢なる遠足(爆)
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画像は10年目のjohn lobb debee。ハーフブーツの古典。ダブルバックルのロングノーズ、スクエア・トゥ装備でブイブイいわせた一足ですが、すでに廃盤。

去年あたりからウイリアム2という名前のブーツが復活して、このデビーのアトガマの役割を勤めておりますが、あちらはトゥに切り替えがはいっちゃう=ロングノーズの強調がイマイチ。というわけで、タイヘンなお気に入りでございます。

今シーズンもヘビーローテーションだ、なんてえもんぢゃない。そろそろ踵の修理が必要な時期に来ているのですが、この程度でちょこまか修理になんて出していたらイギリス人に笑われる、とそんな程度。きっちり踵のゴムがなくなるまで履いてやろう、と考えております。

シーズン最後の出番でしょう、というワケで八ヶ岳へも履いてゆきましたが、正解。雨に降られても、岩山を登ってもジマンのダブルソールと堅牢な造りで、びくともしない。

そこはかとないツヤも出てきて、味わいどころか。現在クレム1925(ヲタご用達、最高級クリーム)のエルメスレッドで、ビミョーにハデな仕上げとなっております。

さらに以下痔号。


加齢なる遠足 ちょいと八ヶ岳に登ってみるー2 

2013-04-17 20:53:11 | 加齢なる遠足(爆)
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現代版「高原へいらっしゃい」はこちら・・・モダナイズ、というには憚られる昭和モード(爆)。山岳ホテル、ということで上高地の帝国ホテルや赤倉観光ホテルなどにも通じる意匠がそこかしこに見られますが、どうやらバブルのモウドをひきずっておられるようで、通された一番古そうな棟はもろにバブル時にはびこったリゾート規格のお部屋ですた。

館内にはモダン風な高級客室棟もありましたが、まあ推して知るべし。小鳥のみなさまが入れ替わり立ちかわり訪れるのがウリのようですが、じつはエサめあて(爆)。いつでもお召し上がりください、とばかりエサ食べ放題、常時開催中!な関係で、八ヶ岳中からトリが集まってるんぢゃねえか、というくらい飛んでくる。

それこそ色とりどりで、カワイイ小鳥ばかりですから微笑ましいが、これでカラスなんかきた日には撃退されちゃうんだろうな(爆)。

夕方にはにわか雨、と思ったら積雪!どひゃあ、さすが1680mというわけです。すぐに晴れて、

こんな感じ・・・ううむ、ナガノはいいところだぁ~(爆)


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加齢なる遠足 ちょいと八ヶ岳に登ってみるー1

2013-04-17 19:22:40 | 加齢なる遠足(爆)
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え?アンタ、登山のシュミがあったのかい?って、ないない(爆)。クルマで近くを掠めるのがせいぜいでございます。そんな体力ないし。

春先の八ヶ岳は、じつは難所。偏西風が吹き荒れる関係でしょうか、油断した中年~後期高齢者が山に入っては大騒ぎです。下界で20~25度程度まで気温が上がっても、ほぼ中腹に当たる標高1600m界隈では2,3度まで気温が下がります。こんかいはこの中腹エリアに突入してまいりました。

小雨もひっきりなしに降っては、乾き、を繰り返すのですが、その小雨が雪だったりもして、3~4月にクルマでこのエリアに入り込みますとほんとうに厄介です。
GWにチェーン装着した、というサンプルなんか極フツー。為念。

というわけで、あまりにも厄介なので(爆)、八ヶ岳高原ロッジに宿泊してみますた・・・だって~楽天トラベルのアフィリエイトで、1泊5500円よりだったんだもん~(爆)。夏場のピークには1泊32500円(2食付おひとりさま)のホテルが、ですよ!!

TVドラマでもおなじみ「高原へいらっしゃい」の舞台となった八ヶ岳高原ヒュッテは、このロッジの別館。ロッジの敷地内からは、歩道を伝ってゆうに一山を登るハメになりますが、15分ほどで到達いたします。

真冬にこれやると、まあ大抵は遭難するだろうな、という立地なので、冬山の苦しみを味わいたいお方は1月~2月の厳冬期に宿泊すると良いでしょう(良くないって)。

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こじんまりして、よくまとまった外観がとにかく印象的。オリジナルのまま使われてきた建物はいまだに現役ですが、さすがにヤレは隠せない(隠さない)。ホテル機能はロッジに移行済み。現在はイヴェントスペースと夏場のティールーム利用だけらしい。

ドラマ自体はじつは小学生の頃に田宮二郎主演のオリジナルをきっちりみておりました。じつは当時、ちょうど私の親父がホテルを開業したばかりだったので、ホテルの仕事がどのようなものか、というのをショーゲキをうけつつ毎週固唾をのんで見守っていた、というのも今は思い出。それだけにこの建物は印象深かった・・・

佐藤浩一主演のリメイク版のほうも欠かさずにチェックしておりました関係で、一度は訪れてみたいなあ、と思いながらなかなか果たせず・・・そりゃそうです。自宅から1時間かからない場所ですしね。散歩の途中に毎日拝んでいる山でもある・・・

以下痔号



ちょいと上京してみるー4 

2013-04-17 16:36:14 | 加齢なる遠足(爆)
Dsc07715さあ、復路は逆方向からの週末名物中央道上り線渋滞を尻目にすっとばします。Dのまま、TIPの中に住んでいる、という(爆)4人目あたりの方を選び出して巧妙なシフトチェンジをオマカセしながら巡航。ものすごく横風の強い日でしたが、フシギなほど無問題。気がつけば須玉ICを通り過ぎて小淵沢ICが近い(そんなわけはないだろう)。

そう、八ヶ岳横断道路、それも貸し切りネライでございます(爆)。時計を見れば日曜日の午後5時。鹿が出没するのにはまだ少し間がありますし、行楽のみなさまは中央道の登りの渋滞の真っ只中なお時間・・・

という予測はミゴトに外れましたが(爆)、それでも早春の横断道路はクルマまばら。数箇所あるストレートで前車が見えてしまったらスピードダウン、ののちつぎの追い越しポイントまでを計算してテキトーに間合いを取って楽しむ、という高度なワザがないと、この道は楽しめません。それでも前走車は都合3台ほど(!)。

4000rpmから上で、性格が変わるエンジンを楽しみつつ、141への合流ポイントまではあっという間にきてしまいますた(涙)。いやあ、このタイア、ホンマにエエわ~!
U教授伝授の、トルクの立ち上がりポイントを多用しつつ、4速下りならびに旋回を集中的に練習したのですが、路面の荒れに乱されることなく、軌跡が保たれるおかげで非常にラク。春先のこのあたりの路面はまあはっきりいってサイアク。降り積もった雪が路面に浸透→凍結→アスファルトをバリバリに割る→表面荒れる→グリップ逃げる、というリクツですが、トクイチオートのエアソリューション+テクノバランスの組み合わせではそんな手ごわい路面を、コワいくらいにいなしつけます。

なんというか「駆け抜けるヨロコビ(ブランド違)」・・・もう一往復しようか、と考えた(←ばかやろう)のですが、そろそろ鹿たちの時間ですし、ご遠慮申し上げることといたしました。

画像は唐松のミゴトな並木に佇むボクスター近影。エンジン音がずいぶんとマイルドで乾いた音に変化してきたのが印象的。ベストコンディションでしょう、たぶん(あまり自信がない)。





ちょいと上京してみるー3 

2013-04-17 16:02:58 | 加齢なる遠足(爆)
Dsc07698クルマをとめたのは、銀座との境界にちかい京橋のコインパーキング・・・20分200円。ここからですと、ちょうどJohn Lobb マルノウチにも近い。もう通いなれた道でございますからして、最短ルートを歩いて15分ほどで到着。画像の奥は皇居のお堀・・・この近さをみよ、と!地代高そうでしょう~?すぐおくが東京會舘。黒塗りのセダンがひっきりなしに、といいたいところですが今日は日曜日。セダンの後席にふんぞり返っている方々は日本橋で駐車場待ちしておられる(爆)。

格の上では、日本国内でも最上級のお店ですからして、ヲタとしても聖地といってよいところですが、ここへはもうイヤになるくらい通っている関係で、店員さんも全員顔見知りでございます。ただ、顔見知り、というだけで「買わない」顔見知りなのがイタイか(爆)。

おりしも「バイリクエスト祭り」といって、色や素材をいぢりたいお客のために普段は定価の30パーセントのサーチャージをいただくところを、通常定価で注文を受ける、というフェアが近い、ということで伺ってみました。きけば実質的に今日から注文を受けている、とのこと。
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ガーン!これがジョンロブの革見本帳です。素材別にいろいろとあって、各モデルごとに受注の可否が分かれる、というフクザツなシロモノですが、小一時間かけて選ぶのは至福のひととき・・・ってそれは注文する場合には、でございます(爆)。なんといっても、
このお堀端という立地だけで、本国正規店価格のゆうに2.5倍をヘーキな顔してつけてくるこのお店のことですから、そのハードルは高い。そいつを乗り越えるだけの接客が望めるか、といえば・・・まあね~(一部謎)。すくなくとも僕は本国で買います、って(宣言したぜ!)

私のお目当ては、リザードの見本。ネイビーや、ゴールドなどなど全部で5色しかない、とのことであまり迷う余地はなさそう。

肝心のお値段はほとんど変わっていない模様(ショック)。なんとかいうローファーをネイビーリザードでバイリクエストしたものの現物がありましたので、見せていただきましたが、地味ですばらしい。やはりチャペルみたいなイキなモデルでやりたいものですのう・・・ううむ、円安よ、どこまでいくんだぁ~(血叫)。

というわけで、クルマに戻り、そのまま首都高に乗ります(また買わないのかよ)。都心の出入り口はタクシーの運転手並に(そこまではいかねえだろう)知り抜いておりますので、ギンザ界隈の駐車場待ち渋滞を巧妙に避けて日本橋の宝町からイッキに環状線に突入。5号との分岐で3秒ほど迷ったのですが、5号が少し混んでいたのと、往路は安全週間の関係で、押さえて走りましたので、復路はすす払いをば、と考えて4号~中央道ルートでございます。

え、なに?ギンザでランチしなかったのか、って?有楽町ガード下ヨシノヤっすよ(けち=リザード預金のためっすよ)。

以下痔号。


加齢なる遠足 ちょいと上京してみるー2

2013-04-14 21:11:01 | 加齢なる遠足(爆)
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サルト銀座で私のお相手をしてくださったのはじつは女性。いきなり逝って、相談を持ちかけたのですが、どうやらこちらは予約制なのだそうで(滝汗)。イキナリ突入するのは、結構珍しいらしいぜ(爆)・・・あんだよ~、そういってくれりゃあいいのに~(全然あせってませんが)。きけば長野県出身だということで大いに盛り上がりましたともさ。

「マジックミシン(一部意味明瞭)」と一緒にしてはいけませんね・・・とはいってもお直し屋さんには変わりない。ただ工賃に人件費と銀座2丁目の地代が乗っかって、のけぞるだけだ(爆)。ここで買うのは作業ではありません、センスなのです(きつぱり)。

というわけで、RLのニットに関してはオリジナル尊重路線に決定。今後、着込んでヤレといえるものが出てきたときに、さらなるソリューションを、ということになりました。

今日の本命は実は別にあって、サルトから徒歩5分のところにあるポールスチュアートで15年前に買ったツイードジャケットのリファイン。実際に着ていったのですが、これが80年代末~90年代にかけてのサイズ感でしてねえ。ゆるくはないのですが、かといってきつくもない、サーティーズのぴったりフィットに慣れた私にはこれとって印象に残らない着心地、なのですが、こいつをサルトのおねいさんに見せたところが、開口一番、「ゆるいっすね~(一部脚色済み)」。

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裏地無しのアンコンストラクティッドJK、つまりはテーラーさん仕立てとは違う簡易構造。ですが、ピークトラペル(とがったエリ)に右サイドにつけられたチェンジポケット、サイドベントと、つるしとしては凝りまくりのディテールがジマン(爆)。12年間のジム通いで鍛え上げたこの私(誰だよ)が着ますとやはり「ゆるい」。袖ぐりの太さが見た目には効いてしまい、ずんぐり感が増しているのですが、惑わされてはなりません。袖などいぢったところで窮屈になるだけ。ハンガーにつるしてスマートに見えるのと、着てスマートに見えるのとは意味が違う!この「ゆるい」一着でも厚手のニットを着たうえに羽織ってみればジャストフィットとなるので、安易に丈を詰めてしまうのはご法度!

イマドキの「束ねた矢」で売っているような、ぷりぷりのオケツ丸出しにパツパツでヨコジワがよっているようなうわっぱりST(サイテー)JK(ギンザでも着てるやつがたくさんいましたが、蹴ろうか、という衝動を抑えるのにヒッシでございますた)を意識する気も毛頭ない!ようはカラダにあわせて、そのうえでうつくしいドレープ(着ジワと訳すと近いか)がでるようにしてくれ、というのが私の注文(ムリなのではないでせうか)。

ううむ、第一ボタン周りでおそらく両脇各5cm以上は詰めることになる(そんなにデカいのかよ!)、というのですが、それですと背中の補正だけでなく、全体をいじる必要がでてきてしまう。が、そこまでやる気もこれまたない。
費用もお訊ねしながらなのですが、いい気になって、アレもこれもなどとやっていると、あっという間に5万円くらいは吹っ飛んでしまいますから、落ち着くことも肝要です、ハイ(爆)。

完全なベツモノに「仕立て直してしまう」のもある意味アリ、ですが、長年かわいがってきた関係で、オリジナルを尊重したい、というのがじつはホンネです。高額な補修費用をかけるのなら、いっそ最新型を買っちゃったほうが効率がよい(爆)。なんといってもここはギンザ2丁目。名だたる名店がほんの数十mのところにひしめいておられる。

肩(ポールスチュアート名物のナチュラルショルダー)だけはいじってほしくない、というのもあるので、なやんでいると、ここでおねいさまからのソリューション・・・脇下にベルトを渡してウエストの締まり加減を調節可能にしては、というご提案だ~!!

ガーン!!その手があったか・・・もうね、即決でございますよ。革のサンプルも豊富にあって、そのなかからポールスチュアートのハウスカラーに非常にちかいチョコレートブラウンを見つけてそいつに決定。表革かスエード調にするかは未定。

このほかにも会話の中から襟裏にも同素材の革を貼り付ける、というのも行うことにいたしました。ボクスターのドライビング時のリア周辺からの風の巻き込みに備える、というわけです(ばかともいう)。この会話の中から、というところが肝要で、話しているうちに、そうだこんなのもアリかもという流れが生まれるかどうか、が勝負の分かれ目、といってよい。

というわけで商談成立。ここまでで15000円でございます。うう~うまいことリーズナブルなセンに落ち着いた~(ホッとする)・・・というわけで、さらにちょいと東京駅方面へと戻って、もう一軒、御用のあるお店に寄ってみることに~(ガクブル~)。

ところで、日曜日のお昼前からギンザ、日本橋界隈で、エンエンハナゲ抜きながら駐車場待ちしているオトーサン。とっとと路地はいったところのコインパーキングにでも入れて、休日の時間を生かしましょうよ。なんで「満車」と書かれているPにばかりならぶかなあ・・・奥様の買い物につきあいたくないのはわかるけどさ~(爆)、なんかヒアイを通り越してみっともないっすよ、ありゃムコ養子かなにかですかい(爆)。

ちょいと上京してみる変はまだまだ続きます~。続いてはあの名店へ突入だぁ~(ハナイキ荒い)!


加齢なる遠足 ちょいと上京してみる

2013-04-14 20:02:42 | 加齢なる遠足(爆)
Dsc07696政権交代が起きてからこちら、アベノミクスとやらでケーキが良くなった良くなった、と各方面で騒いでおられますが、いったいなんのことぉ~、と。実体経済とはかけ離れた景気論議はシュミでやっとくれ、と(爆)。

そんななか、民主党政権の置き土産、土日の高速半額セールはまだ継続中だ、というので(じつは知らなかった)、夕方までに戻ればいいや、という私としては比較的ノンビリした日程で上京してまいりました。

え?イナカモノがなんの用事だい?って・・・じつは先日ゲットしたRLのニットジャケットのリセットのためです。いざ手元にきて実際に着てみますとそこはやはり17年おち。全体の重さ(インヴァーアランの2000時間かけて編んだカーディガンよりも重いのです)からくるのだと思われますが、なんとなく伸びている(爆)・・・ニットなんだからしゃーない、というのはわかるのですが、毛玉がゼロなのと、ポケットのしつけ糸が新品のままだったりする辺りを観察しますと、どうやらディスプレイに供されていたのではないかな、というのが私の推察です。どことなく伸びた感じがあるのもそれだと納得がゆく。

今日は、異様にすいていた都内のシタミチをたどって、こちら

Dsc07704「サルト銀座」にお邪魔して、プロの鑑定を受けてまいりましたが、やはり、年式からいって、ディスプレイモノでしょう、とのご意見をいただきました。まちがたっぷりとられている(厚みがある)パッチ&フラップのポケットの重量が効いて、身頃全体が伸びてしまっているのはシロート目にも明白、なのですが、この特徴的なポケットをいぢって「フツー」にしてしまうと、このJKのキャラクターが失せてしまうのでは、というご意見を頂戴して、なるほど~、となりました。ポケットのまち(=厚み)を取り去って、すっきりさせる案も浮上いたしましたが、そこをあえて・・・

ポケットから上は非常にタイトでシャープな印象なのですが、ポケットはボリュームタプーリでアンバランス。じつはここがRLのアジなのだ、というご意見です・・・ううむ、納得!

サルト銀座はギョーカイでも有名なお直し専門店ですが、こうした、イケイケドンドンの提案ばかりではなく、オリジナルをふまえて、というスタンスにも対応することが判明!・・・ううむ、イッポーンとられますた(爆)。ダテにメディアで騒がれているわけではない、と。

画像はサルトの入口。すぐ向こうに見えている●山がいう「お直し」とは「根本的に」意味が異なっておりますから念の為(爆)。

以下痔号