さて、世間一般では毎年恒例のGWに突入。私の仕事は、ホテルにいてお客様をお迎えすることですから、最繁忙期でございます。もちろんおやすみなど1日もございやせん。どころか、年明けからここまで、休日が一切ございません(きつぱり)。働き方改革ってなに(爆)?
10連休、さらに通常と同じ賃金が支給されるだなんて、うらやましいかぎりでございますが、私の日常など、とらえようによっては毎日がお休みのようなものですから(爆)、レキシ上でも稀に見る10連休のここは年に何度もない書き入れ時である、と捉えて200パーセント程度の出力でがんばっております。
春らしい、どころぢゃない、初夏を思わせる気候にも恵まれている関係で、このところ近所の買い出しにもボクスターを動員する始末。あ、もちろん短距離で止めるようなことわせずに、きっちり排気管内部の水分、ないしはカーボンを吹き払う儀式を含んでおります(爆)。つまり寄り道。
こいつに乗ってリフレッシュしながら日々をやり過ごしております。
距離そろそろ50000km。7年でこれってのは、私としては異例にすくなく、情けないかぎりですが、遠くまで行く時間がないんだからしゃーない。ただし、けしてしまいこんではおりませんで、週2のペースを守って真冬のオフシーズンにこそ動員していたのは長年の恒例行事。
口さがない友人たちからは、まだ乗ってるのかい、などとといって訊かれるのですが、なにいってるの、といって逆襲の嵐(爆)。
ボクスターの基本コンセプトはコンサバそのもの!最新の982にも6気筒エンジンの搭載がウワサされている通り、96リリースの初代からコンセプトは変えられておりません。ここがボクスターのコアな価値です。あとはどのモデルでこのポルシェのロードスター、フラット6、ミドシップ
というコンセプトを味わうのか、というのだけが命題なわけ。突き詰めれば、シュミでもつしかない2シーターのロードスターにいくら払えるのか、というカネの問題(爆)。
最新の4気筒でも良いのですが、まだ高い(完全意味明瞭)。911のほぼ倍速でお値段が下がるボクスターでは、中古こそが狙い目。そりゃ誰だって新車は欲しいんですけど、値落ちの激しさを考えるとアホらし。
派手なロードスターだということもあって、距離が伸びていない個体が多く、美味しい物件も多数ころがっています。しかも、年中通して!
そんな中でもほぼ完成形であるといえる第3世代、型式名981がもろに買い頃を迎え始めております。初期型だと400を切るあたりまで降りていらっしゃいました。
987の頃から、ポルシェのオプション地獄は有名でして、あれもこれもと選びだしているとあっという間に500万円のオプション代金だった、などというのがザラ。中古車となって市場に出た場合には、これらはほんの数万円高に落ち着いてしまう場合がほとんどですから、ポルシェ、
特にボクスターあたりの中古は美味しいのです。2000万円級の911カブリオレと同等のマテリアルが使われたオプションてんこ盛りのボクスターはそれこそ新車時には1000万近辺のヲ買い物だったはずで、ていねいに扱われているのもプラス査定(爆)。
現状でも市場にはこのような個体が目白押しですけれど、ハタと気がつくのは、どれもうちの僕ちゃんと基本一緒ぢゃん、ということです。
そうなのです。モデルチェンジはするんだけど、キホン同じもの。連綿と繰り返してきたキープコンセプトの賜物でございます!
旧型のリファイン版が最新型として売られているだけで、基本のコンセプトが全く変えられていないのがこのモデルなのです。トラッドアイテムともいえるか。
ですから、お気に入りの一台を納得ゆくまで仕上げてある場合にはタイムレスに乗れるのがこのモデルだということに気がついてからは、ここまでほぼ車両購入分の金額を整備につぎ込んでまいりました(ばか)。
すばらしい仕上がりというか、入庫のたびにコンディションが上げられてきているので、今が最高、ってのは🅱️️子さんと一緒です。あ、自画自賛御容赦。
というわけであと5万キロほどは手元に置いて楽しむかな、と計画を練っているところでございます。最新型との違いを決定づけているのはミッション。TIP-SとPDKの違いは比較にもなりませんが、乗り方の問題です。どちらがどう、ではありません。
9月の車検もヒジョーに楽しみにしているところでございます。トクイチオートの車検というのは、コンディションが必ず上げられて手元に戻るのが通例ですからね。嗚呼、タマランチ会長!
私も少年時代からの自称ポルシェマニヤ。ヘリテージとしての911にももちろんアコガレるのですが、ボクスターのリーズナブルな感じにはどうにもかなわない気がする昨今。
巨大化して、1セット70とも言われるタイアサイズなうえに5000kmでお亡くなりになるリアタイアだとか、一定レベル以上での旋回のマナーの恐ろしさ、いちいち気になる運転のお作法などなど。ボクスターとの比較だけはしてみるのですが、はっきりいってCP悪すぎでございます。すでにアチラがわ(爆)。
というか、CPなんて言ってる時点で、私には911オーナーになる資格などないのです(爆)。そもそもそういう人の持ち物ぢゃないんだかんね、というポルシェからの強いメッセージを感じます。
987ボクスターからの乗り換えで現実味を帯びる購入対象は、997後期のPDKカブリオレあたりですが、発売からはすでに10年経過してしまいますた。
タマもここへきて枯渇してしまい、4〜5オーナーものの出がらしみたいなのばっか。クーペはまだマシかもしれませんが、もれなく屋根あきのうえにリーズナブル感これでもかのボクスターとは比較にもなりやせん。
同予算ですと、981のボクスターSに行けちゃうあたり、まことに悩みどころ、中華、非常に楽しい毎日でございます。以下次号。