嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

履き道楽2015 John Lobb Precious LeatherモデルとBy Request の関係

2015-05-18 09:25:52 | 履き道楽

 

靴好きというのは、まことにやっかいで、気に入った靴が一足あれば良さそうなものなのに、それで完結するケースはまずない。

次から次へと違うモデル、場合によっては同じモデルの素材や色違いなどなどに手を出して、いつの間にやら数十足、という始末が普通です。

かくいう私もそうでした。先日来、それの反省で整理をつけたつもりでいたのですが、煩悩果てしなく(爆)。

気がつけばあれやこれやと、妄想にふける昨今。

そんななか、John Lobb London の担当さんとやり取りをするうちに、Precious Leather、つまりワニとトカゲ使いのモデルの値付けはバイリクエストとは完全に別立てで、注文があれば常に特別注文あつかい。で、実際には定価での販売がなされる。つまり、サーチャージなしを狙ってバイリクエストまつりで注文してみたところで、じっさいのお値段は、じつはつねに変わらない、という情報をゲットいたしました。

通人の方々は先刻ご承知だったでしょうが、わたしには新事実!つまり、バイリクエストあつかいのないモデル(とは言ってもリザードでプレステージクラスの2足分、クロコダイルだとゆうにゴルフのベーシックグレード一台分ですけどね)である、というのがこのカテゴリーだったのです。

あまりスポットが当たらないゾーンですから、じつは知られていない情報かと思いまして、記事にいたしましたが、こうなったらバイリクエストイベントを待つ必要はございません。原材料、製造コストともにつねに値上がり傾向なのですから、早速、具体化させるべく検討に入ったのは申すまでもございません(すきだねえ)。

それもこれも、ロンドンの顧客リストに名前が載っているからなのです。鉄は熱いうちに打て、と(若干意味違)。ここ大事。

さあて、となりそうになるのですが、ここで慌てずに服装とのマッチングとラインナップ全体を見渡してみる、とこれが履き道楽2015なのです(やれやれ)。

 

 


忙中閑あり お客様と一緒にワインディングドライブ?ってなんだよ

2015-05-18 07:10:38 | INITIAL P 五十路のドラテク道(

さて、気がつけば5月も半ば。忙しさのピークもあと半月ほどか、という昨今でございます。

先週末は、マセラーティ軍団を率いてお見えになったお客様からのご要望で、B子さんにのって近所のワインディングへとご案内することになりました。

ごくフツーな出来事なのですが、実はこのお客さま、現役の自動車教習所教官なのです(爆)!

その教官をとなりに乗せて、あろうことか山道を運転せよ、と。

ううむ、乗り込むところから採点される、例のアレですよ~(爆)。こりゃあ、フツーどころでわありません。教習所時代に経験した数々の悪夢がよみがえってまいります(とほひめ)。みなさまもヲボヘがあるでせう(爆)?

ミラーも調整して、「ほな、いこか~」となるのですが、な~んか落ち着かないぜ。しかも普段やりたい放題の(爆)近所のワインディングに行けってんですから、難易度高い、なんてえもんぢゃない。

しかも後席には、教習生仲間、というわけで(爆)、マセラーティのツインターボ、しかもスパイダーを転がすお方が同乗なさるってさ。このてのやりにくさももろに「卒検」そのものぢゃないっすか(汗)。

案の定、信号一発目で、無意識に踏んだ左足ブレーキに、「減点はせんけど、注意やね(にやり)」、との指摘が飛んで参ります。あうーん、いぢわる~(爆)。

ううむ、こいつあ、ヤッカイなことになった、といって一瞬、悩みそうになったのですが、どっこいワインディングに突入してしまえば減点対象などございません(大間違)。

Sレンジの2でのコーナーからの立ち上がりで、床まで踏んでもタイアが鳴きやしない安定感にも助けられて(アンダーパワーという意味です)、恐ろしい勢いで制限速度以上に速度も上昇するのですが、なぜかお咎めなし(爆)。こりゃええわ~、などと言って喜んでおられるわけで、教官のくせに予想外の反応をなさっておられます。どこまで踏んで良いものやら(完全意味明瞭)まったく対処に困るのですが、山を降りてくる頃には、おふたりとも満面の笑みを浮かべておられます(爆)。

おまけにドイツのエコカーってこんなに楽しいもんやったんや、などと呟いておられます。

ああ、よかった~。どうやら満足してもらえたみたい。

帰着後、教官に「でわ、採点お願いいたします」とお願いしましたら、「まあ、30点やね」と(号泣)。卒検ゴーカクの印鑑はいただけませんでしたとさ(涙)。まあね、おおむね予想どおりですが、3人乗車でもB子さんはとことん卒ない。難易度の高い山道を持ち前のトルクで平然とやっつけてしまいます。1.2リットルなんですよ、といったらふたりとものけぞっておられましたとさ。


履き道楽2015 John Lobb Londonからのおたより

2015-05-09 08:13:51 | 履き道楽

 このところ、気温、湿度ともにまさに一年中のベスト。という感じなので、できるだけ積極的に快適な気候をたのしむようにしているのですが、業務にしばられてままならず(涙)。

5月には業務以外にも、旅館組合のつながりで、地元のまつりに駆り出され、たったの5人で鯉こく(=鯉の切り身が入った味噌汁でございます)を1200食仕立て上げて、1時間強で配る、というハナレワザをやってのけたうえで、その日のGW通常業務をこなす、というとんでもない日程にやられてネツが出そうになったのですが、なんとかクリア(汗)。

GWあけたら、さらに今度は地元優良企業の新人研修のお世話に、送迎。陶芸家のご一行様のおもてなし、というわけで毎日早朝から深夜までてんやわんやだ(爆)。

追い討ちをかけるように、ホテル旅館組合の監査~総会の準備にも駆り出される、どころか予算編成に奔走という始末。そんなわけで、毎日、きがつけば深夜、という感じ。

そんななかJohn Lobb Londonからメールがきて、2月に注文した靴がはやばやと出来上がったそうな(とほひめ)。

ほんの3ヶ月弱で完成してしまった勘定ですが、今にして思えば出向いた甲斐はそれなりにあったか、と感じています。20%にもおよぶVAT Refundは現品の受け取り後ですが、そのかんjohn lobb プロダクツの値上げなどもあって、国内の正規販売店で同じ注文を行なった場合との比較などすれば、ゆうにリーガル一足ぶん、おおまかにいって5泊のホテル滞在費ぶんお安いグランドトータルになっており、そのうえでロンドンの顧客リストに名前が載った、というあたりで差し引きはかなりなプラス。ギリギリバイリクエストまつりにすれ違ってしまったのはなつかしくもクヤシー思い出ですが(爆)、個人的には満足しております。

 

明日にでもロンドンへと引き取りに出向きたいのは山々なのですが、そんなことができるはずもございません。行けるのはまあ、このイキオイですと早くても11月以降。ヘタすりゃあ、来年の2月か3月が良いところでしょうて。まあね、たのしみはあとにとっておくタイプなのでそれで良いか、と(爆)。

折からの円安は当分続きそうですし、ここは慌てないでじっくりとラインナップの構築に取り組むべき、なのはわかっちゃいるんですが、やめられねえ(ばか)。

履き道楽2015といたしましては、コレクション完成に向けて、さらに動いておかなければなりません。人生短いのです(爆)。

こんかいの注文ではoxford captoeの代表格、City2を意表をついたRed Museum Calfで仕上げていただいたのですが、まあ実物なんか見なくても、服に合わせやすい仕上がりだ、というのは十分に予測できてしまうので(爆)、いよいよ次は個人的には頂点といって良いPrecious Leatherづかいに手を出してやるか、と画策中。

 

あっ、あくまでも画策しておるだけでございます。予算もないのに、あれやこれやと、これがたのしいんですよ(爆)。

 

 


いよいよ5月 ベストシーズン到来!

2015-05-02 18:51:59 | 加齢なるボクスター

いやはや、気がつけば、GWまっさいちう。

あ、もちろん世間様の暦とは全く無関係に進行するのが私のGW。したがいまして、まいにちお仕事に追われるわけですが、そこはそれ。この時期に稼いでおきませんと、あとに差し支えるので、いたしかたございません(完全意味明瞭)。

とはいっても、ものすごい忙しさ、というのでもなく、雑事に追われてペースを保ちにくいだけ、というのが私の5月でございます(涙)。

次から次へと、問題発生(涙)。5月というベストな気候のいまに限ってこれなのでまったく嘆かわしいわけですが、なに嘆いてみたところでしゃーない。

そんなときこそボクスターでしょう、というわけで、3時間程度の空きを利用して(そんなにかい)先日訪れた信州峠を攻めに出向いてまいりました。

画像は、R141方面から増富温泉へと向かうルート。ご覧のような風光明媚な観光道路が続くので、季節にはイパーン車が集中いたします。ペースを保つどころではないので、ボクスターにはアレかなあ、と思ったのですが、なぜかきょうはラッキー。4速にもはいる感じの非常にまばらな交通量にも助けられて、信州峠の入り口まで、ものすごいペースで来てしまいますた。

信州峠は、これ以上ないくらいまばら。ほぼ貸切で楽しむのがデフォルトと考えてヨイトーゲですから、ボクスターにはもってこいか、と期待して出向いたのですが、2で老けきって、3に入れた瞬間にフルブレーキング、スイッチポン(懐)で2で旋回ののちフル加速の繰り返しが、だいたい30回で終わってしまう。規模、コーナーのRともに非常に小さなトーゲなので、つまらねえ(爆)。

ただし、トクイチオート謹製のイオンブリッジ最新Verのおかげで、クルマ全体が軽く、どのペースでも愉しめるのがすごい。カモがこねえかなあ、と期待しておりましたのですが、いなかった(きても困るけどね)。

B子さんで攻め入った折にはそれなりだったのですが、フラットトルクのエンジンだからで、ボクスターのような性格のエンジンですと、エンジンを楽しむのにはコツが必要かもしれません。

というわけで、往復130km。3時間。非常に楽しいブレイクでございました。

うう、まだ5月かよ~、と(とほひめ)