靴好きというのは、まことにやっかいで、気に入った靴が一足あれば良さそうなものなのに、それで完結するケースはまずない。
次から次へと違うモデル、場合によっては同じモデルの素材や色違いなどなどに手を出して、いつの間にやら数十足、という始末が普通です。
かくいう私もそうでした。先日来、それの反省で整理をつけたつもりでいたのですが、煩悩果てしなく(爆)。
気がつけばあれやこれやと、妄想にふける昨今。
そんななか、John Lobb London の担当さんとやり取りをするうちに、Precious Leather、つまりワニとトカゲ使いのモデルの値付けはバイリクエストとは完全に別立てで、注文があれば常に特別注文あつかい。で、実際には定価での販売がなされる。つまり、サーチャージなしを狙ってバイリクエストまつりで注文してみたところで、じっさいのお値段は、じつはつねに変わらない、という情報をゲットいたしました。
通人の方々は先刻ご承知だったでしょうが、わたしには新事実!つまり、バイリクエストあつかいのないモデル(とは言ってもリザードでプレステージクラスの2足分、クロコダイルだとゆうにゴルフのベーシックグレード一台分ですけどね)である、というのがこのカテゴリーだったのです。
あまりスポットが当たらないゾーンですから、じつは知られていない情報かと思いまして、記事にいたしましたが、こうなったらバイリクエストイベントを待つ必要はございません。原材料、製造コストともにつねに値上がり傾向なのですから、早速、具体化させるべく検討に入ったのは申すまでもございません(すきだねえ)。
それもこれも、ロンドンの顧客リストに名前が載っているからなのです。鉄は熱いうちに打て、と(若干意味違)。ここ大事。
さあて、となりそうになるのですが、ここで慌てずに服装とのマッチングとラインナップ全体を見渡してみる、とこれが履き道楽2015なのです(やれやれ)。