春風に誘われて、といいたいところですが、とんでもない。真冬並みの寒気がやってきて、気温急降下。思わず、冬物を再度取り出して着込む始末。
そんななか、まいにち酷使されてイタミ放題だった靴下と下着などの消耗衣料を買いに、ひさびさにネットショップではない、ユニクロの「実店舗(爆)」に行ってまいりますた。じつに1年ぶり(そんなになるのかよ)。ちょこまか買ってる割には少なく感じますけれど、同じ商品のリピートばかりなので、ネット通販で十分。お店に出向く必要もあまり感じないんすよね〜。
地元のユニクロは、大型店にランクされる規模の店ですが、よぅーく眺めますと、ガワがでかすぎて並べる商品が足らず、たとえばジーンズなどでは4カ所にも分けて同じ商品が陳列されたりしております。
天下のユニクロといえども、こんなところはヒジョーにユルくてマヌケ。いまやニッポンを代表する衣料メーカーですが、そもそもがど田舎出自の衣料品屋。そういうお里が窺い知れて笑えます。
商品の細分化がいちぢるしく、出発前にチラシやウエブでしっかり商品名をキヲクするなどして、狙いを定めておかないと、いま手に取っている服と、さっき見た服がごちゃ混ぜになって、混乱しますからご用心(本当です)。これいいわ〜、とかいってカゴに放り込んでおいて、次にまたこれいいわ〜、と手に取ると同じものだったりする(認知症初期症状?)
同じように見えるオックスフォードのシャツでも、機能別に数種類に分かれていたり、機能が同じでも繊維の割合が違えてあって、着心地が別だったり、さらにフィットもスリムとレギュラーに分かれていたり、という具合。
色なども注意しないと、たとえば霜降りグレーだけでも3〜5色程度に分かれているので時間に余裕を持って出向かないと失敗します。
下着類はさすがに定価で買う覚悟で出向いたのですが、売り場の隅っこのほうにヒートテックの売れ残りが投げ売りされていたり、サイズ切れになった今シーズンの最新型がうちすてられているのを発掘するのもまた楽しからずや。個人的には、お直し後に返品されてしまい、どうしようもなくなったのが定価の5分の1くらいで売られている、通称「出戻り」の救済ができたりすると達成感があって、満足度高し(ヘンタイ)。さすがにこういうのはネットショップには並ばないからね。ジーンズ一本400円くらいで売られているのがそれです。
シーズン初めに、これだっ、とかいって「定価で」買ったアイテムが500円で燃え残っていたりするのを眺めたりするのも、こういう実店舗巡りの楽しみというやつです(血涙)。
画像は、ユニクロのレジ横で配られていた最新のスタイルブック=BOTTOMS COLLECTION。
店中をうろついていて、特にボトムズ関連の変化、というか進化が興味深かったので一冊もらってきますた。
ううむ、くるぶし出せってかい?
これね〜、脚の長さをもて余しておられる8頭身向け以外の何物でもない(きつぱり)。
案の定、モデルは細身の白人ないしは、アフリカ系のみ。間違ってもアメリカンでぶや、日本人のオトーサンは採用されていない。
80年代でしたら、丈上げした後に洗濯するうちに、こんな丈になっちゃったカナシーチノパン、あったっすよね〜。つか、ものすげーお値段で買ってる(とわいっても8000円くらいでしたっけ?)せいで、悔しくていまも捨ててないかも(爆)。
当時は、このつんつるてん(いまや死後かい)になるのがイヤで、ショップで買うときに2cm程度は長めに丈上げしてもらって、ズルズルのやつ履いてたぢゃないですか、ええ?知らないとは言わせませんよっ(爆)!
今風にいうと、「着こなしが軽い」のだそうで、全くモノは言いよう。ですが、こんなの滑稽というしかない。ニンゲン、足は長く見せてナンボですよ。こんなのはっきり言って季節商品。来期には見られない(はず)。姿見でも買って、研究してみろ、に一票。
イノベーションセンターをLAに造った挙句、巨費を投じて開発したというジーンズにしても、ダメージ加工だ、というのですが、今季あたりからはアナが開いたところへ、さらに裏布が当ててある。これだったら寒くないしっ(爆死)。
これさ〜、わざわざ自分でハサミやカミソリで八つ裂きにしたやつを放ったらかしておいたら、次の朝までにおばあちゃんが直しちゃった、みたいなノリで笑える。というか、これほとんど私の実体験なのですた。
shirink to fitの501XXを8800円も出して買ってきて、まずは履いたままお風呂に入って、風呂釜を紺色に染めながら、家族一同から総スカンをくらったのを、今度はバリバリに破いて、軽石でこすってカッコイイと思っていたジーパン(当時呼称)をジマンげに履いておばあちゃんの家に遊びに行ったら、パジャマに着替えて眠った翌朝に、本当に継ぎが当たってやんの。
もう泣きましたよ、ホント(実話です)。
個人的には来季はアップリケが来るとみた!!
なにも新品でやらなくても、という感覚自体が昭和なのだ、アンタ古いよ。と言われればその通りですけど、ジーンズてのは履き込むうちに、いろいろダメージがあって、こうなっちゃった、というのでなければかえっておマヌケである、というのが私の意見っす。
そういう風に教えられた、というか、そもそもが野良着。そういうものだったのでわないでしょうか?野良着がカッコ良いのではなく、野良作業やってそうなったから、カッコイイ。野良作業やってない奴が、ズタボロの新品を履いたところで、中身がかんじられない、というね。わかんねえかなぁ〜(ぼやき)。
でも
ジャージ感覚で着られるというソフトタッチなジーンズも開発されたというし、今季からは中空の糸を使った軽量ジーンズを投入だ、というからものすごい。このあたりがユニクロのコア。
ダメージにはあんまりカネを払いたくありませんが、こういう機能にはお金払う、というわけで散々買いまくってまいりますた(爆)。ほとんどがセール品だったのは、まトーゼンといやあ、トーゼンですわね(けち)。
最新型はなんと「感動」。これも度重なる社内会議で揉まれた挙句のものでしょうけれど、「感動」だなどと言われたら、マニアな私としては買わざるを得ないぢゃないですかっ。というわけで、セール待ちの昨今。あ、試着だけはしましたけれど、別に〜てなもんですた。
が、服は着込まないと理解不能ですからして、何事も経験ですわね。限定価格を待って、そのうちに買うと思います。くるぶし出しはカンベンっすけどね〜(爆)。