
つい先週、トクイチオートへとおあずけした私のTT3・2、ほんの数日で仕上げていただき、無事に手元に戻って参りました。あまり期待してもアレですが、トクイチさんへの入庫前と入庫後ではクルマのコンディションが明らかに違うのが特徴です。全体にバランス取りが再度なされた感じで、今回の私の車検のようなほとんど交換パーツの出ないような軽い整備でも事後にはクルマ全体がしっとりとした味につつまれているのが大きな特徴です。え、なに?アンタ逝っちゃってるって?・・・や、そのう、アーウー・・・こればかりはご自分のクルマを苦労して仕上げたオーナーだけに許されたヨロコビってえやつです。あ、苦労して仕上げてくださったのはトクイチのみなさまですた、ごめんなさい(爆)。
距離33000k。今回は定番のエアコンフィルター交換はまあしゃーない、として、ブレーキ整備は後輪のみ、さらにブレーキオイルにパワステフルードも動きが渋いということで交換となりますた。ついでに夏タイアへと履き替えてフットワークもいよいよ、という感じでございます。DSGはフツーのATと勘違いしてしまうほどシフトアップがスムーズでお上手なのでついつい油圧の介入のあるつもりで(爆)「AT踏み」を行いますとたまげます。靴の重みだけでフォロロロ~、と吹け上がってしまい、続いて1500rpm程度から湧き出ているトルクに押されていつのまにやらとんでもない速度までクルマを連れて行ってシマウマ(爆)。
障害がない限り(完全意味明瞭)右足をペダルに乗せておきますとなんともいえないエンジン音が大きめに聞こえてきてタマランチ会長。ゴルフ5R32と同一エンジンながらまったく違う音質をもっておりまして、個人的な印象ですが、TTのエンジン音のほうがくすぐってくれる感じ(一部謎)でしょうか。ゴルの音もけして悪くはないのですが、雰囲気としてはこちらのほうがやってる気になるですよ。
足回りというかクルマの挙動が、速度を上げても、またトーゲの高低差つき超低速ヘアピンでも、ほとんどの場面で弱アンダー、またはニュートラルのまま落ち着き払っているためにアウトストラーダチェントロ程度の速度とカーブ曲率ですと目がついていかないのに気がついて(だめだめ)、あるいは足元のミシュランプレセダがスライドをはじめようとするので、ふと油温計を見てあわててアクセルを戻す、というようなことがフツーに起きてしまい、アブナイったらありゃしない。
緊張感(あまり)なしに短時間で目的地に到達できる、TTは良質なGTですね(いまさらどうしたんだ)。
画像で最新バージョンのPCS-HQの凄まじいまでの映り込みをとくとご覧くだしゃんせ・・・ううむ、こうなるとお宝だな(自画自賛モード全開)・・・私の車体色はカタログ名ドロミテグレー。ヨーロッパアルプスのドロミテ山の山肌の色だというわけですが、紺とグリーン、グレーを巧妙にまぜたなかなかオサレなカラーです。極たまーに見かけますが、多分ものすごい不人気色なのでしょう(爆)。個人的にはTTのオリジナルボディにはシルバーの次に似合う色と思うですがダメっすかねえ(爆)?