いやはや、初夏の信州は本当に今がベストシーズン。これから梅雨入りまでのほんの10日間ほどが実は1年中で一番サワヤカな日々なのですが、くしくもそんな日に全然サワヤカでわない(爆)モデルに乗ってしまいますた~・・・がおそらくは2度とない経験。ここはひとつ詳細に振り返っておくとしましょう。
AMGの現行ラインナップにはこの5.5リットルにスーパーチャージャー装備、という無茶苦茶なモンスターは存在せず、代わりに6・3リットルNAに7Gトロニックという凝りに凝ったミッションを装備したSLをはじめとする頂上ラインナップが勢ぞろいしているわけですが、このレベルのメルセデス、もといAMGのV8は音が凄まじいです。排気音もそうですが、ドロドロしたエンジン音がなんともサワヤカでないです。ドロドロドロ~というアイドリングからの音が2000rpm程度まで。そのあと3000rpmまではコンプレッソールのズギャーンという機械音とこのドロドロがドバーという音に変化して、さらにサワヤカでわないです。あっ、ゆいいつドライバーがサワヤカだったからよいのか(うそ)?
周囲からの視線もじつにイタイ(爆)!・・・AMGなんて乗りやがって、どうせ下品なんだろう、と・・・、その通り(爆)!!まあ、私ごときが運転していたところで、配車係か?としか映らないはずなのでまったく問題外。ここはやはりAさんのような押し出し(一部意味明瞭)を備えたお方でないとしっくりこないというものでしょう。
フルレザーにAMGのエンブレムつきのシートをはじめ、フル装備なんてえもんぢゃない、世界一のゴーカ内装はTTもかすむレベルだ(あたりまえだ)!一見、道具感が強く、洒落っ気に欠けるか、とも思えるのですが、なものはジャマなだけ(きつぱり)。Gに反応して締め付けを随意に変えてくる、というパワーシートなどに包まれておりますともう降りたくないぞ、と(ダメだから)。
実際、拘束道路上でも目をつけられる機会が多いようで、メンキョが何枚あっても、というのはまんざら冗談ではないそうな。このあたりは実際にオーナーのAさんにお会いになり、訊いてみますと、とんでもない逸話があふれ出てきますから関係者はオタノシミに(苦笑)。まったくAさんならでわだわ(一部意味不明)。
さて、どんなクルマにもスヰートスポットというのか、快適速度帯のようなものがあります。たとえばうちのポロ彦さまあたりだと120~130(油温です)程度がキモチよい。TTなんかですと150程度で流すのがよいか、となったりします。ところがこのモンスターに限ってはなものはどこにもない、というかフツーでわ体験出来ない。もちろん、100で流してもよいし、160~250程度でエンジンのなんともいえない咆哮を聴きながら、などというのは至福のひとときというものでしょう(そんなに踏んでませんよ)。
んが、実はこのモデルに関しては270kmh超の最高速度近辺にそのスヰートスポットがあるな、というのが「途中までの感じから」予感されますた・・・もちろんアウトバーンのあの環境がないと無理なお話で、追い越し車線にトラックが一瞬でもころがり出てくるようなこの国ではそもそも有り得ないクルマである、と結論づけられるでしょう(きつぱり)。実際本国のEXEさん方は飛行機での移動時間と真剣に比較検討のうえ、クルマにすることも多いとききますから、そいうものなのでしょう。そいう特別用途限定の1台なのでしょうねえ~(完全他人事)・・・
というわけで、私にはまったく手に負えず、結局100kmh巡航での移動に徹しましたとさ(本当ですよ)。インジケータによればリッターあたり8・9~9・1で推移。Aさんに訊けば最高燃費レベルに近い由・・・ううむ、踏みたけりゃ、いつでも、というあの余裕がタマランチ会長(爆)。画像はキモチよくて仕方がない、の図(爆)。嗚呼、またのりてえ~(本音)。
さて、無事にトクイチオートに到着ののち、待っていたのはまたしてもとんでもない個体なのですた・・・以下痔号