ぎゃはは~、よい夢ほど早く醒める、って、いやあ本当ですねえ(しみじみ)。まあね、私のようなものが借り物とはいえ、911の、それもGT2のようなスーパーハイエンドを走らせたうえに、「踏めた(爆)」ということ自体が奇跡!・・・ホームグラウンドだったおかげに違いありません。
コーフンさめやらぬ間に、はや一週間経過(はや)。が、まあつい昨日、Aさんとボクスターをタテシナの裏道で振り回している最中に語り合ったのですが、初めて乗ってここまで振り回せるクルマなんてそうはないよねえ、といってボクスターの安定感に感じ入ったところでございます。
911に特有の、あの重いリアが振り出されそうでコワ~、となりながらアクセルをビミョーにあやつるアレはたしかにスリリングですが、そこまで持ってゆくのにはニッポンの路上ではひと苦労。そのような場合にこのGT2のような絶大なトルクの爆発があればいとも簡単に瞬間芸として楽しめるわけですが、それ以外の911、特にNAのそれではまあおっそろしい速度域と、そこに至るまでのキケンな手続き(爆)が要求されるはず。そんな超高速域で、アンダーだオーバーだいえるウデと度胸など持ち合わせておりませんので、ここはやはりボクスターの「程よい(遅いともいいます)」キホン・ポテンシャルが光っちゃう(手前味噌ご容赦)。だいたい、911で「キター!!」とばかり、ユーラユーラとアクセルで軌跡をコントロールしてるまに安定一辺倒のボクスターは床まで踏んで見えなくなっちゃうんですよ(下り坂での実話)・・・
で、件の911 GT2・・・これは遊園地のアトラクションである、と(完全意味明瞭的結論)。走り出す前、スタンドに出向いて給油したときに、ふと気がついたのですが、この給油して燃料代払うのって、ゆうえんちのアトラクションのチケットを「おとないちまーい」といって、買うときのキブンにそっくりぢゃないか、と(個人的な印象を述べているに過ぎません)!!
そう考えてみますと、この世のものとも思えない、あのキョーレツ極まりないターボブーストの嵐もアトラクションとしては納得できますし、名車といわれて久しい997のハイエンドモデルとしても意味がある(そうかい?)!つねにターボの爆裂弾を路面にたたきつけるのでは、反社会的である、といわれても逆らえないわけですが、これ、2600万円の権利金払うと乗れるアトラクションなんですよ、という説明があればシャカイにも受け入れられるというものです(そうわいかないだろう)。
ガソリン入れるたびに、アトラクションのチケットを買うキブンだって・・・ううむ、悪くないのう~、とモーソー果てしなく・・・
N木さま、このたびはいらしていただき、本当にありがとうございました。小雪によろしくお伝えください(一部意味明瞭)。今度はナローで来てね。
画像は200kmに及んだワインディング三昧でまっしろけに焼けたポルシェAG謹製の純正チタンマフラー出口・・・こちらにきた時点では真っ黒けだったのですが、絶句してしまいそうな仕上がり(爆)!
9話に及んだシリーズ「真夏の夜の夢」もこれでおしまい・・・このさきはひたすら現実を見ることにいたしましょう・・・って、こっちもカナーリ楽しいけどね(爆)。