さあて、いよいよ核心に迫ります!Leicaときた場合には頂点にいるM。セカンドラインのXの2シリーズに当然ながら帰結いたします。
ポルシェでいうとMは間違いなく911。古いレイアウトにとことんこだわっているあたりがよく似ているし、基本の形がほとんど変化していないあたりも驚くくらいに同じ。
カッコ良いとはお世辞にもいいがたいあたりもそうか(爆)。
このあたり、デジタルになってからも同様に進めているのがすごい!
非常に頑固なモノ作りの姿勢が垣間見えてドイツっぽいったらありゃあしない(爆)。
そこへ折からのデジタル化への波に完全に乗り遅れた関係からくる経営難から、たまたまエルメスの血が入って、プレミヤム感すら持ち始めたあたりもポルシェに近いイメージを抱かせてくださいます。以前のライカ、特にMなんて、ただのヲタクアイテムですからね。
そこいくとミョーな枠にとらわれずに、モダンな要素をとりいれつつも、伝統にはきっちり忠実で、しかもMとの比較でゆくと、非常にリーズナブルである、というのがXのラインでございます。
M=911だとすれば、これ、まんまボクスターの立ち位置(完全意味明瞭)。
初代のX1はファインダーなしのアクセサリーシューなしでデザイン的にも完成度が高く、ほぼこいつで決まりだったのですが、デジカメの世界でひと世代前のものを選んでしまうと、ゼッタイに後悔するな、と気がついておりましたので、今回のモデル選定では、かなりなムリを覚悟で、X2に照準を絞ります。
まあね、べつにボクスターに乗ってるからって、X2を選ぶわけではないのですが、店頭に出向いた折に実際にさわりまくってみますとライカらしさが強く、金属ボディの質感、ボディに貼られたレザーの品質。ライツミノルタそっくりの全体ボリューム(寸法そのものはずいぶん違いますが、持った感覚がフシギなくらい酷似しております。重量かな?)、などなどヤラレる要素満載(爆)。
あとはこのところ矢継ぎ早に限定モデルを乱発しているX2のことですからして、どのモデルにするか、という近年のライカならではのお楽しみが待っています。
画像は最新の限定モデル。なんと「そごう横浜」とのコラボモデルだそうな。
その名も、X2YOKOHAMA エディションとキタ。
リザードのレザー張りボディにリザードのカメラプロテクター装備だって、大好物ぢゃん(はあと)!!と思ったら型押しレザーだとさ(嘲笑)。さすがそごう(爆)。エルメスだったらそんなことゼッタイ許さないって!以下次号。