久々の更新(爆)となりますた。それにしても漫然とひっぱってるだけとはいえ70話突破はわれながらスゴイ。というか、車がそもそも濃いのであたりまえなのでしょうか。
さて、みなさんタイアの寿命はどうお考えでしょうか?私も含めて大抵の方はまあ、山の残量で判断なさることでしょう。スリップサインでてないからまだいいや・・・まあ当然です。ところがです。タイアって山を残したままお亡くなりになること、ってものすごく多いです。走れちゃうのでわかりにくいですが、音、振動、グリップ、なによりしなやかさがタイアの暖気をいくらやっても戻ってこない。おかしい、っつうわけで山みてみても8部山残してる、なんてえのが普通に起きてしまいます。
クルマのドア開けたサイドシルのあたりにステッカーが張ってあって、規定空気圧なるものが表示されておりますが、この通りに圧をあげて使ってる場合には今度はタイアの山が本来の3倍の速度でお亡くなりになります・・・や、事実です。TT3・2の場合で申しますとF2.7(!)などという法外な高圧が指定されていて、まあ18インチでエアボリュームすくねえわけだし、こんなもんか、といって私もそいつを守っておりますた。んが、5000も走った頃に見てみればトレッド中心部のみ異様に磨耗が進んでる(爆)。空気圧も気温、気圧、路面にあわせてのセッティングが不可欠でつ。その時々で空気圧調整するなんてそんなメンドーな、と私も考えてましたけど、40の18インチだなどというエアボリュームの少ないタイアにあってはまんざらムダでもない。
最近あんまり聞かない(爆)チッソ充填、なんてのもありますが、一般道においては万能圧(意味明瞭)なんてえものは存在しないわけで、現場で調整の効かないそいうものに関しては???です。サーキット限定でスリックに充填して結果が出るのはわかりますが、それをそのまんま一般路上のラジアルタイアに置き換えてみてもまあムリですよ、とそいうことです。
ちなみにメーカの指定値はタイアのエアに注意を払わない方々を想定して大幅に高く設定されています。このままで走ってもべつに支障はありませんけど、そうやって大幅に寿命短くして喜ぶのはタイア屋だけだ、と(完全意味明瞭)・・・山に登って(完全意味明瞭)さあ、これから下るぜ、みたいな場面では標高によっては気温と気圧の関係で内圧がコンマ2~3くらいは上がっちゃうのでタイアパンパン!グリップできずにタイアはねまくり・・・結果、早い時期にフェードが始まって空気足りないKにあおられる、と、こうなります(うそ)
さて、シャマルでつ。実はこの個体、展示期間が長かったせいでタイア8分山なんですが、すでにタイアはお亡くなりになっております。走れてしまうのでもったいないのですが、ホイールスピンで暖めても(爆)ヤレは隠せない(爆)・・・ここまでセッティングができてる今、タイアを換えてさらに煮詰めてみたい、とこれがAさんの要求でございます。Fは8Jに225-45-16、Rは9Jに245-45-16・・・まあきょうびミニバンにも19インチだなんていう時代でつから(爆死)異様な太さの小径タイア(爆)でつね。
サイズから調べますとBSのGグリッドに適合があったのですが、なーんと2005年いっぱいで生産終了(涙)。BSのドーナツ理論は実はトクイチのサジェスチョンを2割ほど実行に移したものなわけで(一部意味明瞭)、相性はよかったはずなのですが、惜しい!現状ではミシュランのPS2が装着されているのですが、こいつもなんと国内在庫皆無!!
というわけでネット歩きしたAさん、最後に探し当てたのがカナダのタイア屋(爆)。あの直線路の連続で使われるタイアのコンパウンドが果たして日本向けと同じものなのか、というギモンは残るものの、ダメモトで試してみましょう、というわけで発注いたしますた・・・さて、どんなのが来るのでしょうか(他人事)?
シャマルの走りもこれで変わるのか・・・興味は尽きませんがまあ待ちましょう・・・それにしてもタイアサイズからして特殊な、このシャマルというクルマ・・・あきらかーに持ち主を選んできますねい・・・