嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足 富岡市役所

2018-06-25 09:40:42 | 今日の逸品

例によって、一年のこの時期ってのは、ほんとうに余裕がございません。時間的にもキブン的にも。え、あ、なに?金銭的にもだろう、って?ザンネーン、それは一年中なのでした(汗)。

気候は一年の中でも最高だってのに、まったく皮肉なことですが、いたしかたございません。

がっ、そんなものに負けている私ではございません。せっかくのベストシーズンなのですから、ここは一発、キブン転換と参りましょう。

そんななか、朝ラジオを聴いておりましたところが、富岡市役所のプレートがいたずらされて壊された、というのがニュースになっており、その建物が隈研吾建築である、というでわありませんか!

デザイナー建築好きなこともあり、あんなイナカ町になんで、と驚きながら聴いていたのですが、富岡といえばほんの1時間弱のところですし、一度は見学に出向いてみたいものよのう、と狙っておりました。

富岡は、世界遺産指定の製糸工場だった建築物があって、一躍名前を轟かせたのはキヲクに新しいのですが、おそらくその方面からの税収を生かしたのでしょう(想像にすぎません)。その敷地のすぐ隣。

調べれば、町村合併に伴う特別債が生かされて、総予算47億円(!)のところ、実質負担11億で済んだ、というのですが、クマせんせ、随分とぼったくったもんだ(爆)。

梅雨の晴れ間に出向いた、富岡市役所です。ご覧のようにレイアウトが清々しく、モダンな中にも温かみもある、デザイナー建築特有の空気が漂っておりました。

にしても、47億とはすごい!あいにくと休日でしたので、内部への立ち寄りはできませんでしたが、目の保養となりますた。だって、富岡ですよ、群馬の(爆)。

画像のように、日差しの角度により、陰影の豊かな表情を持つのが素晴らしいです。建物よりも、ぜんたいの配置の方が凝っている感じ。ゼータクに敷地を使った結果っす。

総じてすばらしいまとまり。市民のみなさまがうらやましいです。

戻りには、あ、そうだ、というのでいつもの角を反対に折れて、妙義山に攻め入ってみましたけれど、窮屈(爆)に感じて仕方がない。新潟のワインディングを知ったいまとなっては、ガソリンがもったいない感じっす。トクイチのソリューション済みの個体では、Dレンジでも十分。

トルクが太いうえに、下りコーナーへの進入などでの、車両の安定感がものすごくて、上のギヤのまま旋回に移れてしまう関係で、スムーズに流す感じに走りのスタイルが激変いたします。タイアのグリップ、というかパフォーマンスがマキシマムなので、こんな芸当ができるのだろう、というのが私の推測。

ガソリン高からか、勘違いな走り屋にも遭わず、ひたすらマイペースでドライブを楽しんだのですが、

戻りの高速道路の1車線区間で、後ろからやってきたク●ウンにベタづけされて、ビックリ!

このご時世にそんなのアリかよ、というくらいにこれでもか、と車間を詰めてこられるのですが、こちらにも前走車がいますし、取り締まり車両ともちがう様子(w。

きっとボクスターを欲しくて、よく見たい人か、大きっい方に行きたい人なんだな、と思い、無視しつつ5kmほど、ピッタリ制限速度で走って差し上げましたとさ(苦笑)。途中の出口で、とことんイラついたご様子で、いなくなっちゃったけど、ケータイから通報しておけば、イマドキでは当然御用となったことでしょう。

シャブ中とか○クザが乗っている場合も多い〇〇モデルなだけに、こんな時は、相手にならずにシカトするに限ります。

このような場合に備えて、なんらかの自衛策だけは取っておかないと、と考えたひととき。オーコワ!!でも、イマドキではスマホ一丁あれば、事足りるか。

それにしてもボクスターのコンディションにはビックリ。今回のこれはボディごと制御されている感じで、タイアと足の動かし方が絶妙。タイア新、バッテリー新、そこへ最新ソリューションですから、まあ悪かろうはずもございませんが。

50000kmを前に、このうなぎ上りのコンディションは流石にすごい。30000km時のエンジン音と比較してみますと、現在の方が圧倒的に静か。本当です。毎回、ガレージに入れるたびにエンジン音を聞いておりますが、ここまで静かになったのはかつてない(きつぱり)。

入庫のたびにコンディションを上げてゆく、というトクイチの伝説は事実でございます。

 

 

 

 

 


the Vampにはステレオバージョンが存在した

2018-06-13 19:30:50 | 今日の逸品

画像は、モノラルの the Vamp。

アナログのスピーカーを復活させる、ほとんど唯一無二の存在。デザインコンシャスな本体に4WのアンプとBluetoothを搭載して、長年放って置かれて廃棄寸前か、というスピーカーを現役復帰させるデバイスですが、絶滅種の70年代大型家具調スピーカーを愛する者としては最高のデバイスでございます。まったくもって秀逸!

イマドキでわ、ハイレゾ音源をスマホで、というのが最先端らしいですが、まったく理解不能です。だいたいから最高級の音を追求しておいて、なんでイヤフォンなの、と(爆)。その辺りが理解できない私には、やはりでっかい器のスピーカーをめでつつ、というのがデフォルトです。

それが古いんだよ、といわれそうですけれど、あまり気にしておりません。

イヤフォンでコソコソ聴くw、という、そういう生活習慣を持っていない、ということですけれど、そんな田舎者にはさらに好適なデバイスがリリースされておりました。

がーん、the Vampのステレオバージョン。

4Wのモノラル、というあたりはthe Vampの妥協点ですが、実にこのあたりは落としどころ、というやつで、現代の住宅事情を鑑みますと、ニクいくらいな正解。70年代のオーディオでは、200wだなどという高出力を追求しておりましたけれど、ハイパワーな車の世界に当てはめてみて、現代の路上にあって500hpだ、などと

吠えてみたところでIQ低くみられるのと一緒。使えない高出力を求めて散財したり、持て余すのでわなく、実用域に特化したパワーのリリース先を求めて、というほうがはるかに現実味を帯びるし、賢いというのは幼稚園児でもわかるってなものです。

日本国内向けには正式には販売されておらず、ロンドンからの直輸入で送料こみ10000円弱。ふふ、いかがです(にやり)

ちなみにほぼ満足ゆくレベルの音を「アナログスピーカーを通して」聴くことができます。その一点で、買いである、というのが私の意見。