嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足(爆) ボクスター@九州グランドツーリング ボクスターの第一印象(爆)

2011-09-30 19:22:01 | うんちく・小ネタ

Dsc03518 ボクスターのキャラクターはフレンドリー、の一言。はじめて乗っても、びっくりするくらいです。おもにRRエンジンを半世紀にわたって巧妙にしつけてきたポルシェならでわのノウハウからくるものでしょうが、70~80年代に云われたミッドシップの固定観念からは別次元のはるかに進化した洗練されたシャーシのポテンシャルがウリ!

乗り心地もよければ、挙動もマイルド。加えてミッドシップ特有の素速い回頭性能がいとも簡単に引き出せる。ワインディングなどできつめのコーナーにアクセルオンで突入して御覧なさい・・・もうね、自分はいつからこんなに運転が上手くなったのか、と容易に勘違いして、シビレますから(死語か)。

RRの911につきものだった、とっつきにくさや空冷時代に特につきまとった神経質な一面がまったくといってよいほどない。加えてデフォルトでついてきちゃうこのロードスターボディに、練りに練ってネガをとこっとんつぶしてある機能的な幌。さらにポルシェのアイデンティティといってよ い、911マスク(フェンダーは997と共用ですからね)とモノブロックキ ャリパー装備の穴あきディスクブレーキ・・・大ヒットとなった理由が容易に理解できる要素満載で、新車でさえバーゲンの上に、ここへきて次世代のPDK=DSGが搭載された進化版モデルがリリースされたおかげで、熟成いちぢるしい987ボクスターが格安で店頭に並んでいる~!

Dsc03546 というわけで、964カブリオレからこの道に入った私に、この987ボクスターが響かないわけがない、ってなもんです(爆)。

入手に至った経緯は「加齢なるボクスター」でシツコクお伝えしておりますが、そこへトクイチオートのノウハウでリファインメントを施したのが私のクルマです。どこがどう違うんだい、はやくしろや、とお考えのそこの貴方・・・以下痔号(爆)。

画像はいわずと知れた鉄輪界隈の「ぢごく」のライトアップ(シュミ悪いですね~)に照らされる987ボクスター。まあ、そのボディの美しいこと(ばか)!


加齢なる遠足(爆) ボクスター@九州グランドツーリングー7 別府 フジヨシ醤油

2011-09-30 09:19:29 | オンロードでの出来事

Dsc03493 さんふらわあの別府観光港到着は午前7:45。今回は乗船から下船まですべて一番乗りで(爆)、気分がいいったらありゃしない。

早速、知り抜いた別府の街中へと入ってゆきます(爆)。傾斜地に細い路地が入り組んでいるエリアも多数ありますが、なにだいたいがカンで辿りつけてしまう、それくらい精通しておりますので余裕でございます。

まずはクルマのたびならでわ、ということでビーコンプラザ近くの「フジヨシ醤油」へ(そっちか~い)。こちらは別府では有名なダシ醤油の製造元ですが、以前より欲しかったところが、ペットボトルを何本もぶら下げて空港へ、というのがイヤで(爆)、買わずにおりました。が、今回はボクスターでの上陸ですから心ゆくまで逝ってしまいます。ところでボクスターのトランクがまたスゴイ!!僕の体格でしたらすっぽり入ってしまうか、という位の深さをもつフロントに広さ抜群のリア!お醤油ごときでしたら3ケースはいけるか、と(爆)。

Dsc03495 長野県からこちらのお醤油をわざわざ買いにきたのですが(うそ)、と社長夫人らしきお方に伝えますと、いたく感激され、お茶をいただいたうえに、さらにごっそりサンプルも頂戴してしまいますた(汗)。フジヨシ醤油ばんざーい!

そのまま鉄輪の「ひょうたん温泉」のオープン時間(9時)を待って、またしても一番風呂をゲット。そのまま湯布院へと通じるワインディングへとクルマを進めます・・・(以下痔号)


加齢なる遠足(爆) ボクスター@九州グランドツーリング 旅のもちもの その2

2011-09-30 09:02:42 | うんちく・小ネタ

Dsc03420 キター!!━━━━(゜∀゜)━━━━!!「片岡義男 一日じゅう空を見ていた」!!

83年リリースの一連のカタオカワールド本(爆)。一世を風靡した一連の著作ではたとえば浅野温子主演で映画化されたりもしてまさに80年代の空気を知る、またわ思い出すのには格好か?

うひい、なつかしい・・・これもつい先日、ボクスター本を探しに立ち寄ったブックオフの105円コーナーに放置プレーされていたのをサルベージしたものでございます。

本書は短編集ですが、そのなかのタイトル作、「一日じゅう空を見ていた」はなんと信州が舞台(爆)。内容は語るほどのものでわありませんが、当時の最新型フェアレディZのカタログトップモデル・Tバールーフに主人公が乗って、立科、八ヶ岳、カルイザワ界隈を流す、という泣かせてくれる設定がタマランチ会長!Tバーではなく、純正ロードスターですがなにか、と(爆)。これをフェリーの甲板でナナメ読み、と・・・ううむ、ハマり過ぎてもうコワイくらいでございます(ばか)。


加齢なる遠足(爆) ボクスター@九州グランドツーリングー6 旅のもちもの

2011-09-30 08:41:12 | B級グルメ

Dsc03310 ガーン!!・・・これがやってみたかった~!の図。そうです。カルティエ・ロードスター。2000年の発表以来、鳴かず飛ばずのカルティエ空前の失敗作か、といわれてはや10年・・・や、別にロレックスみたくみんなが持ってるよりいいぢゃないか、と自分を納得させてはドライブ旅行には必ず持ち出して独特の雰囲気を楽しんでおりました。リューズの造形に代表されるクルマのモチーフを各パーツに盛り込んだのが大きな特徴。たしかにクルマ好き以外には響かない仕組みとなっておりますが、どっこい今となっても画期的、どころか多分空前絶後の(カルティエが特許を押さえております)ベルトのワンタッチ交換メカニズムなど味わいどころ多し。市場価格は意外なほど安いが、かといって値段が下がるということもなく、さすが「カルチェ」の時計ですぜ。

で、ここへきてボクスター納車っ!!ようやく、辻褄Dsc03594 が合ってきたか、と。つい先日、ギンザの某ショップでOHののち、鏡面ミガキまで完了させていて、現在ミントコンディション。今回はこれを替えベルト総動員でグランドツーリングのお供といたしました。

画像で、時計の下に置いてあるのは、キャンペーン中に購入のお客様にカルティエ店頭で配布された限定写真集、もちろん非売品(モンゼツ)。きっちりボクスターのページもあってタマランチ会長(ひさびさ)!


加齢なる遠足(爆) ボクスター@九州グランドツーリングー5 フェリーでの航送

2011-09-29 19:36:44 | 加齢なるボクスター

Dsc03474 ブレブレの画像ご容赦(いつものことですね)。これが船上からのATCフェリーターミナルでんがな。

右隅にそびえているのがハイヤット・リージェンシー・オオサカ。連休だということもあってナカナカな稼働率のご様子で、ご同慶の至りですが、南港のこの立地は良いとしても、コスロリの台頭でフンイキぶちこわしか、と(完全意味明瞭)。

Dsc03477 さて、フェリーでの航送となったときには、クルマ、特にスポーツカーの最低地上高というのは重要なポイントとなってきます。ボクスターって、見た目めっちゃ低そうやん(大阪南港なだけに大阪弁)、と心配しておったのですが、メジャーを持ち出しての計測の結果(実話です)、たまたま隣にいらしたナゴヤナンバーのGTR君が地上高でひっかかって1Fのバイク部屋にごあんなーい、となったのにたいして、ボクスターは普通扱い!・・・ううむ、見た目はいかにも低そうなんですが、実に巧妙なフロントデザインでアプローチアングルが確保されているようで、極フツーのミニバンと変わらない扱いだ~(べつにうれしくわないが)。こんなところはやっぱりポルシェ。開発者もダテにイモ食ってない、って(一部意味不明)。

さらにノーマルでついてくる17インチのタイア+アルミホイールも助かります。乗り心地に寄与するのはもちろん、ビミョーな段差程度だったら気にする必要すらない。これが18インチヨンマルとかになっちゃうと、薄氷を踏む、というあのキモチなわけで、実用性に欠けること夥しい。車輪をでっかく見せたところで何の価値があるんだい、という考えの持ち主な私といたしましては、この17ですら十分以上なわけで、満足度高し。3年オチのミシュラン・ピロト・スポール・ドゥ(爆)もあじわえる余地が残っていてヨイ!次はこいつの新品を奢っておくか、ピレッリのP-ZERO ROSSOあたりを愉しんでみたいなり、と妄想果てしなく。ボクスターの詳細なインプレッションはこのあとすぐ~!!


加齢なる遠足(爆) ボクスター@九州グランドツーリングー4 さんふらわあ

2011-09-29 08:35:42 | うんちく・小ネタ

Dsc03484 阪神ー別府航路開設、100周年だ、というからすごい!レッキとした定番コース。それくらい別府、というのはいにしえからのアコガレの楽天地だった、ということでしょう。

行楽の目的地としてはまさにうってつけの温泉+シーサイドリゾートはいまだに活気があって、といいたいところながら、時代の変遷とともにヤレは隠せないか、と感じる瞬間もあるのですが、どっこい地底から湧き出るこの世界一といってよい温泉地帯のポテンシャルはやはり計り知れない。少なくとも他の温泉地とは格が違うか、という印象。

フェリー「さんふらわあ」は大阪、神戸と別府航路の場合ですと20時前後に出港の後、運河のイメージを持つ瀬戸内海を一晩かけて進み、午前8時前に別府到着ですから、夜行列車のイメージでしょうか。船内にはそこはかとなく昭和の風情が残っていて好ましい。フェリーでのゆれは何度となく渡った、北海道航路でイヤというほど味わって参りましたので(ゲロゲロですがな)、さんふらわあの乗り心地ときたら池に浮かんでいるよう。それに今回はフンパツして早割りの(爆)個室をリザーブしてあるので、快適至極でございます。

Dsc03473画像は神戸と淡路島に架かる鳴門海峡大橋直下!クルマでは何度となく通過しているはずですが、直下を通過、というのは非常に珍しいか・・・

乗船と同時に一番風呂をゲット(爆)、ののち出港からここまで、甲板に出て寒風のなか、夜景を鑑賞しつつ、夕食を食べておりましたが、赤ワインが進む進む(爆)。鳴門海峡を過ぎる頃には船酔いなのかアルコール酔いなのか判別できないありさま・・・

船底にはボクスター。船の目的地は別府!これ以上のシチュエーションがあるでしょうか(ひとり感動しつつ以下痔号)


加齢なる遠足(爆) ボクスター@九州グランドツーリングー3

2011-09-28 20:06:44 | うんちく・小ネタ

Dsc03468 九州方面へのフェリー、「さんふらわあ」は大阪南港にあるATCフェリーのりば、から出港いたします・・・この界隈の埋立地は、不良債権化云々でカナーリ問題になったエリアだったか、というおぼろげなキヲクがあるのですが、たしかに建物ピカピカなわりに空き店舗多数・・・スカスカな「高層シャッター街」のイメージはぬぐえない。

が、そんなエリアで夕食の買い物やら、翌日の朝食を調達しつつ探訪していたのですが、すれちがうティーンエイジャーのみなさまの服装がヘンですよ~(爆)!アバラ骨が浮き出た貧相な上半身ハダカの青年や、なにやら意味のわからないロリータファッションに身を包んだ15cmヒールの婦女子がいたかと思えば、真っ当な制服姿か、と思わせておいて、オレンジやイエローのズラをかぶって青い目のティーンが徘徊しているぜ!プロムナードというのでしょうか、海浜の非常にお洒落なエリアで、目の前には「ハイアットリージェンシーオオサカ」までそびえているこの立地なわけですが、そんなエリアにこれですかい?

Dsc03462 うへえ、もしかしてこれって「コスロリ」ってやつですか~???と気がついたのですが、観察していると皆さん、三々五々集まってきてはツレのデジカメ撮影だけを済ませて、おとなしくしておられる。ぶらぶら歩いているのは良いのですが、一定時間を過ぎるとちゃんと着替えを済ませて電車で帰宅しておられる模様・・・どうやらこの南港エリヤがコスチューム天国と化しているらしいのですが、自分の知り合い以外のコスチューム軍団にはビミョーに視線をそらせてコミュニケーションを避けておられる模様・・・「加齢なる遠足」視察団(ひとりですがね)といたしましては、背景にある家庭内不和や学校内のさまざまな問題、あるいは「ひきこもり」の反映であるなあ、となにやら病的なものを感じざるを得ませんでした。

ご本人たちはアニメキャラになりきって、違う自分を演じるとか何とか「ぬかし」そうですが、この珍妙な現実にも今の日本がなにか反映されているのでしょうか?個人的には、例外なく複数で群れているあたりに非常に頼りないものを感じました。私なんて、サーティーズコス(爆)、いつでもどこでもひとりでやってますがなにか(問題違)。

理解できないからといって、否定してしまったのではなにも始まりませんが、このようなみなさまは貴重な週末の時間にこんなところでプラプラしてないで、いっそ地方の町おこしの祭にでも参加なさり、ご当地キャラの着ぐるみでも着て生計を立ててゆく、という道を模索なさってはいかがでしょうか、「他人様のためになにかやれや」と小一時間問い詰めたのち、進言したいなり(爆)。


加齢なる遠足(爆) ボクスター@九州グランドツーリングー2 大阪にて

2011-09-28 19:53:38 | 今日の逸品

Dsc03456 大阪ではお友達に懇願して、梅田界隈でローカル色を愉しませて頂きました!

昼飲み、どころか24時間飲み(完全意味明瞭)がデフォルトなこのエリヤですからして、南港にクルマを放置して(爆)、使い慣れない地下鉄を乗り継いで「キタ」に向かいます。

なにを隠そう、この私、大阪好きなので有名ですが(そうなのか)、やはりキャラクターのある街、というのは愉しみ易い。そりゃあ、ディープなところまではどうか、とは思いますが、すくなくともパッと見での判りやすさでは、大阪はダントツでしょう(爆)。15年来の知り合いのTさんご夫妻のご案内で梅田界隈で串揚げと「けつねうろん」のランチですがな~。

翌日からシンガポールで地獄の出張だ、と仰るTさんに厚く御礼を申し上げ、わたしも乗船準備に南港へと思ったのですが、いかんせん出港は20時・・・というわけで日本一の長さを誇るという天神橋筋商店街へと繰り出して、所謂「純喫茶」でコーヒーを飲んだり、街めぐりをばいたします・・・船の出港を待ちながら時間をつぶす、だなんて、嗚呼、なんという楽しさ!!

以下痔号


加齢なる遠足(爆) ボクスター@九州グランドツーリング-1 大阪にて

2011-09-28 19:21:56 | うんちく・小ネタ

Dsc03460 さて、9月ももう終了か、というこのごろですが、私も人なみに「なつやすみ」なるものを頂戴しよう、というわけで、5日ほどの日程で九州へと旅をしてまいりました(いいのか~)。

九州へのお供はもちろん「最適化」を済ませた、ボクスター2008年モデル。通称「僕ちゃん(爆)」。

九州へとクルマでわたる、などというだけで昭和初期にはありえないことだったわけですが、平成のこの世ではわりと普通に現実味を帯びております・・・信州から九州へ、となったときには本州を南端まで走るパターンと神戸から明石海峡大橋経由で四国へと渡って、さらにフェリーで、というのも悪くない・・・

Dsc03470 んが、個人的に夏の疲れがいまだに抜けきらないあたりを考慮して(「加齢なる」の所以ですね)あまりムリをしてはならないというわけで(爆)、大阪南港からのフェリー・・・かの有名な「さんふらわあ」でのクルージング(そうなのか)を選択いたしますた!これですと大阪南港を20時前に出港ののち、瀬戸内海をひたすらゆっくりすすみ、翌日の早朝に別府に到着、となって、温泉とワインディング三昧が目的の私の行動パターンには非常に都合のよろしい運行でございます。選び出した日程では晴れマークが連続しているっ!!ううむ、まさにボクスター日和でございますよ~、と狂喜しつつ以下痔号。


珍車がやってきた~(爆)!

2011-09-18 20:03:43 | 

Dsc03450 画像はおいまつえんのチェックイン用、ペン立て。さよう、ポロを買ったおりに、ディーラー様より頂戴したもの。リサイクルをイメージしてみました、というわけですが、このいまとなっては見慣れたビートルも現在開催中のフランクフルトショウで5ベースの新世代となってしまう由。

カタチだけのレプリカなので、なんとも思いませんが、この似非ビートルにも実はキョーレツな一台がございました~!!

Dsc03447 うへえ、RSiと呼ばれた、TT3.2にも積まれた、あの狭角V6SOHC搭載のこのモデル・・・4MOTIONにこれでもかのカーボンとアルカンターラのインテリヤを張り巡らせて、新車痔お見積り1000万円だ!

それがここへきて半額以下で並んでいた、というので思わず手を出してしまった、というスキモノのオーナーさまに懇願いたし、試乗させていただきました。

僕も純正でこれ、ってのには興味津々で、じつはこっそり「エンスーの森」などを覗いては、いいなあ~、なんてやってたのですが、まさか乗れるとは夢にも思っていませんでした。

実車は迫力満点!じつは量産型との共用パーツはあまりないのでわないか、と思わせる(じつはそうでもないらしいです)外観の迫力にまずは圧倒されます。4ベースのビートルはパッケージが非常にオマヌケで、あのボディをゴル4シャーシにかぶせるのに四苦八苦(そりゃあそうだ)!1mにもなろうかというダッシュボード(通称コタツ板)に、みかん箱ひとつでも積めるかどうかアヤシイのではないか、という使えねえ(ばっさり)トランク装備のおかげで、実質本位のヨーロッパでははっきりいって、見向きもされなかった大失敗作。5ベースの新世代ではだいぶマトモらしいが、かといってゴルフの完成度がありながら、ビートルをリリースしちゃうセンス、ってのも、どうなのかまあご商売ですからね。ドイツ人も変わったな、と(爆)。

が、このRSⅰだけは別物。現在のラインナップにあるRラインの伏線がしっかりはられていたな、と思わせるゴルフ4R32と同じ匂いがする仕立てに見て取れるとおり、VWのイキゴミがミゴトに伝わってくる仕上がりはやはり別物のスペシャルな感じが強く感じられます。そりゃそうだ、高いもん(爆)。

フルレザーのボクスターレッドに見える(爆)オレンジ色のレカロフルバケットに収まって、エンジンスタータを押せば、キブンはもうレーシングドライバーですぜ(うそ)。フォンフォン吹けるショートストロークのMTはキモチよく決まるし、エンジン音も最高。が、これでもかのフラットトルクなので、回すのは気が向いたときだけでよい(爆)。まさにVWならでわの産物。こんなのもうでないんだろうな~、と思っていたらなんと今回の5ベースビートルではRラインが存在する模様・・・ううむ、絶句!

イヤ~、素晴らしい体験でございました。H様、まことにありがとうございました。純正のレムス、ものすごいイイ音でしたよ~(羨望のまなざし)!!


加齢なるボクスター(爆)チャプター2 テストドライブ~!

2011-09-15 19:50:10 | うんちく・小ネタ

Dsc03426 さて、いよいよ待ちに待った、テストドライブ。本来の姿を取り戻すべく、はるばる広島から東京へ運び、そこから長野経由で岐阜県各務ヶ原へと移動させた上で、「リセット」かけたこの987ボクスター。

んま、クルマってのはPCみたくリセットかけたところで一瞬で状態が変わるほど単純なものではありませんけれど、そのあたりを踏まえてもこの激変ぶりは衝撃的です・・・

こんかいの整備はじつにブレーキ、デンキ、アライメント、ホイールバランス、ホイールと車軸のマッチング(!)、ATF交換。さらに引き取り当日に慌てて依頼したのにもかかわらずカンペキにやっていただいたサイドブレーキ調整などなど。じつに多岐にわたっておりますが、初回の整備といたしましては今後を見据えたのでしょうか、控えめな部類に入るでしょう。

いうまでもなく、クルマがまだ中途半端で、ダメならダメで徹底的に手が入るところなのですが、そうではなく、新しいまま放っておかれたスポーツカーという厄介なシロモノだからですね。

Dsc03429 交換されたATFを見せて頂いて、ガクゼン!!墨汁ですよ、墨汁。もうね、「お正月」と書こうか、と(爆)。シャビシャビの粘性を失った液体の上に、真っ黒けなこりゃあなんだ~、ってなもんです。何でこうなったのか、甚だギモンですが、事実なんだから仕方がない・・・発進時のいかにも「スリップしてますがなにか~」というATのマナーはデンキとこいつが原因。交換後はたとえ2速発進でもリニアにエンジン回転がアクセルについてくる感じが出て非常によし!

余計にアクセル踏まなくなってるので、ネンピにも貢献している模様・・・戻りの立科では下りの連続でおもわず2と3のレッドゾーン近辺の雄叫びを聴いてしまいますたが、そりゃあすごい!もうね、目がついてゆかない(爆)。さらにマダム向けのアライメント・セッティングを施してあるのだそうで、クルマ全体がアクセルオンでいるかぎり、安定咆哮もとい安定方向一本槍だ~。なんとかタイアを鳴かせてみよう、と(ばか)、早めのアクセルオンや、ギリギリのブレーキをかましてみるのですが、EBSエア装備のタイアは「キュリ」ともいいませんぜ(驚愕しつつ以下痔号)


加齢なるボクスター(爆) いよいよチャプター2!最適化がはじまる-1 名古屋栄界隈にて

2011-09-14 22:04:43 | うんちく・小ネタ

Dsc03424 今日は待ちに待った、ボクスター引取りの日。朝からいそいそ準備を始めて、7時半には家を出ておりました。お客様そっちのけ(だめぢゃないか!)・・・

まさに心ここにあらずで、たぶん早足で歩いていたのでしょう、予定よりもひとつづつ早い列車に間に合ってしまい、名古屋駅でお昼御飯か、という時間になりました・・・しゃーない、名鉄デパートのナゴヤグルメあさりでもするか、と考えて9Fまで昇ったのわよいのですが、一極集中の極み(脱力)。ヤバ豚やうなぎ屋さんなどには長蛇の列ができております。時計をみれば13時にもなろうか、という時間だったのですが、あのぶんだと、うなぎにありつけるのは3時過ぎぢゃないのか、というくらいな行列でした・・・うへえ、さすが都会!と尻尾を巻いて、今度は栄のいば昇を目指します・・・こちらもさぞかし、と覚悟していたのですが、すんなり入店、ののち着席から5分程度でうな丼にありつけてしまいますた・・・が、これがまったくの???

タレのしょうゆ風味がきつすぎで、うなぎの味がしませんよ。肝心のうなぎも焼きすぎで干からびてるし、だいいち使ってあるうなぎの小さくて厚みのないことといったらゲージツ的。ヒツマブシのヒットはご同慶の至りですが、そもそも蒲焼になれなかった切れ端の再利用が出発点。正統派のはずのうな丼でも「ヒツマブシ級」の切れ端しか出てこない、ってのは一体どうなってんだ?なレベル・・・もしかしてすんなり入店できたのはこのせいでしょうか(たぶんそうですね)。信じられないCPの悪さ。不味いうなぎ、ってのも非常に珍しいわい、と落胆しつつも、気を取り直して地下鉄経由で名鉄に乗り換えます。

Dsc03425 下車駅、名電各務ヶ原。徒歩5分!気温35度近辺(驚愕)。が、さすがに湿度は控えめで、サワヤカな暑さの中、いよいよトクイチオートが見えてまいりますた~(ワクワクしつつ以下痔号)!!


加齢なるボクスター(爆) いよいよ本当の「お納車」が行われる模様

2011-09-13 19:44:50 | うんちく・小ネタ

Dsc03392 いやはや、トクイチオートでの整備が完成した模様でございます(祝)!

振り返ってみますと、987ボクスターをかうぞ、と決心してからはや3ヶ月。個体選びに難航するか、と覚悟しておりましたが、ボディカラー方面からせめていった結果、意外とすんなり決まりますた。距離逝ってない、よさげな個体は実は結構存在するのですが、内実がわからない(そりゃそうです)。そこへ高額なスペシャルカラーや、一発勝負のレザーインテリヤものなどなどを施した個体を省いてゆきますと、色もすんなり決まるし(ハデーな黄色か白、またわブラック、王道シルバーですね)、06までの前期にするか07、08の最終型を選び出すかはそれこそ予算とタイミング。今回はkoshinyaさんからの情報にやられました~(改めて感謝)!

Dsc03114 高松へとうどん食べがてら、出向きましたのも、いまやずいぶんと以前のことのように回想される昨今ですが、ここ30年来、ポルシェ唯一の911の以外のヒット作であった、というボクスターを表面的ながら学習するのには3ヶ月は充分な時間でございました(爆)。

ご存知なかたにはまことに恐縮ですが、ここで自分なりの解説をいたしますと、ボクスター発表以前のポルシェはまさに青息吐息。もろにVWに吸収されても全然フシギでわない経営状態。おもに964がダメダメだったせいだと思われますが、売れやしない。928、968の水冷エンジン搭載のFR、通称「おみず系」もことごとくダメ。こんなんぢゃおわるぞ!となったところに起死回生の一発が投入された!それがボクスターだった、というわけでしょう。たぶん。

ボクスターの成功の要因はまことにビミョー。水冷化した時点で、ようやく可能になったツインカム「フラット6」を搭載したのが一番効いたか、と思われますが、たとえば968で使った直列4祈祷3リットルをそれでもミッドに積んでいた、などという始末でしたら、お水の先輩がたが辿ったのと恐らくは同じ運命を辿られたことでしょう(完全意味明瞭)。そうなると987などというボクスターの熟成モデルも存在しえなかっただろうな、と想像できます。加えて、ボクスターが600ちょぼで買えたのに、1000万超の996とマスクが同じだった、というあたりが巧妙に効いていた、と(苦笑)。つまりは大バーゲンにうつった、と。

そいう意味では996を買った方々、というのは本質を見極めていたか、本当のお金持ちだった、か、ということになるわけですが、そのあたりの矛盾をロングホイールベースからくるスタビリティとミッドシップのパフォーマンスで別のキャラクターをも醸して、ボクスターならではのアイデンティティも作れた、というのがボクスターの成功の要因でしょう(きつぱり)。

Dsc03272一方、ロードスターボディをもつボクスターの成功には、マツダが連綿と育て上げてきたユーノス・ロードスターの世界的な成功も多分に効いていた。そこへ手持ちの550スパイダーあたりの「元祖系」エッセンスを織り込んでイメージ作りも行って、という巧みな商品企画もいうことなし!かように「社運かけた」級の意気込みが見られた場合にはポルシェもよい仕事しますって(爆)。ジェームズディーン死んでるしね(爆)。

ただ、成功したのはよいのですが、そこはポルシェ(爆)。熟成にはドイツ流儀の時間がかかる。40日程度のバカンスとりながらですからね(そういうものか)。そのアヲリをうけて、所謂、初物であった986ないしは996に手を出した方々はとこっとん苦い目にあっておられるわけですが(爆)、ボクスターの売り上げで911系だけでわなく、さらにカイエン、ひいてはケイマンの開発に予算を割ける体質を取り戻したポルシェは997を「かつてない」イキオイとセンスで仕上げてきた、と。そんなところでしょう、たぶん(以上、個人的な意見に過ぎませんので事実と異なる記述ご容赦)。

リリース当初は「あの」911(モデル名996)とボクスターごときがなんで同じマスクなんだ、とブーブー逝ってたわけですが、アンタ上手くやったな、と今となってはそんなところでございます(爆)。こうなりますとボクスターの今後、つまりは988、またわ989への興味は尽きませんが、その頃にはモーター駆動となって、今のタノシミは「終わってる」に一票。

嗚呼、早く愉しんでおかないと、と(完全意味明瞭)。なんといっても今月のフランクフルトで痔期911がリリースだというでわありませんか(爆)。このタイミングで手に入れる987ボクスター・・・待ちに待ったほんとうの「お納車」は明日。本当のポルシェ987ボクスターの実体が、いま、明らかにされる~(中古ですがね)!!


加齢なるボクスター(爆) 関連書籍をかき集めておくー2

2011-09-13 08:12:33 | うんちく・小ネタ

Dsc03419 お次はこれ!そう、いまとなってはマヴォロシの名著、というか珍書(爆)。山川健一「僕らがポルシェを愛する理由」。7年前にポルシェ関連本100冊をまとめて売り払ったお話は以前にいたしましたが、そのときは本棚の裏側に落っこちていて、手元に残ってしまったもの(爆)。今となってはありがたや~、でございます。

うじうじした性格の著者が書き連ねる911フェチ本ですが(きつぱり)、その思い入れたるや凄まじい・・・が、この1年後、あっけなく911を降りて、今度は「僕らがアルファを愛する理由」をちゃっかり上悴。ええっ?てなもんでしたが、まあ人生こんなものか、と(ちがうだろ)。ちなみに本書で、911に乗って八ヶ岳高原道路を攻めるチャプターがあるのですが、このとおりにやると軽トラにあおられるので要注意(爆)。よく出版したな、の★なし(爆)。有害図書指定(爆)。ううむ、懐かしい一冊が発掘されてしまいますた~(とほひめ)。こんな珍著でも、オークションなんぞに出品するととんでもない値段がつくんですよ(まじ)。


加齢なるボクスター(爆) 関連書籍をかき集めておく-1

2011-09-13 07:59:42 | うんちく・小ネタ

Dsc03417 画像はゆうべの月・・・通称、「中秋の名月」というやつですね。ゆうべは20時頃になって空気が澄みはじめ、ご覧のようなミゴトなお月見をすることができますた。

僕も夕食後に散歩してみたのですが、食後の散歩はきつい(爆)。

さて、ボクスターが最終調整でトクイチオートに入っている間に、学んでおかなければ、というわけで、関連書籍をイッキに読み漁る計画。986リリース当時はすでにCGなどにはまったく興味が湧かず、手にとることすらなかったのですが、こうしてクルマを手に入れてみますと、当時はどうだったのか、と気になるのは人常。

もしや、と思い近所のブックオフに出向いてみましたら、ありました~(爆)。96年11月号と97年1月号。もちろん、最近刊行の縮刷り版もアマゾンで手に入れて(これまた中古ですがね)読んではいたのですが、ほとんどの記事がモノクロになってしまうのと、本自体が小さくて、物足りない。やはりこの頃の紙面、というか広告なども含めた時代の空気なども思い出したい、となればやはりホンモノでしょう。どちらも105円だったし・・・

Dsc03418 大収穫だったのは、96年11月号の「ミドエンジンポルシェ特集」。550スパイダーのメーターレイアウトが、ミゴトにボクスターでも反復されていることに気がついたこと!中心に大径レブ。左にスピード、右に油温(そりゃそうだ)、燃料、とボクスターの開発時にはゼッタイにこれを参照したに違いない、と確信するにつけ、やはりポルシェだなあ、と感慨に浸る秋の夜長ですた~。

Dsc03422