嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

PCSにも寄ってみる

2011-10-31 20:20:20 | 

Dsc03764 トクイチオートは各務ヶ原、PCSの本部は一宮、というわけで、木曽川をはさんだ隣町の立地でありますからして、必要に応じてコーティング関連用品の仕入れも行っておきます。

納車からほぼ3ヶ月で使い切ってしまったコーティング剤の補充ですね~。いくたびについあれもこれも、となりそうになったのはすでに過去のお話(爆)。私くらいのベテランともなりますと、ひととおり買いつくしてしまっているので、必要最低限のものにしか手を出さずに済みます。

こんかいは下地処理向けのS703とHQ、さらにオリジナルの洗車スポンジ(ものすごいスグレモノです)、PCSクロス、さらに吸水クロスとよばれるこれまたスグレモノをゲット。毎度おなじみのプロダクツばかりで、PCSクロスなんてもう10枚ほどもたまってしまっているのですが、こちらへと通い始めてからはや7年。パフォーマンスも徐々に落ちてきているので、ちょうどよいサイクルです。

シャチョーに訊けば、最近はもう本部での施工は知り合いのクルマのみで、海外からの旺盛な引き合いに応じて施工の指導や新型の薬剤の開発に忙殺されているそうな・・・私の到着と同時にディーラーのトランポに載せられて引き上げられていったBMWのティグアンみたいなやつ(詳細不明、ボディカラーホワイト)の光り方がすごく、ありゃなんですか?と訊いてみたらば、今流行のガラスコーティング(商品名HG)だ、とのこと。ううむ、グラリときたのですが、まあ予想金額10万円をはるかに越えるレベルでしょう・・・いったんガラスコートを施してしまいますと、メンテナンスその他、シロートではどうにもならない分野。まさに手を出せない事態になってしまうので、つまらない。テキトーに楽しめる余地がある現状の樹脂コートのままでいいかな、といいきかせつつ隣町へと向かうのですた~。

画像はS703+HQで仕上げた塗装表面。まだまだボディ表面に柚子肌と呼ばれる「ゆがみ」が看取されるのですが、樹脂系コートではこの辺りが限界というものでしょう。これがガラスになると鏡のようにくっきりとした映り込みが怖いくらい見えるようになるのですが、まあね~、ブラックボディのクルマでも買った折に試してみるといたしましょう(爆)。


トクイチオートをかんがえる 「クルマはもっと楽しくなる。」

2011-10-31 09:55:38 | トクイチオートを考える

Dsc03761 遅きに失した感がございますが、トクイチのロゴマークが全面的に刷新された模様・・・夏前にはDMとともにステッカーが届けられていたのですが、そのDMの内容を読んで思わず膝を叩いてしまった(遅すぎだろう)ので、以下全文抜粋・・・

走る。止まる。曲がる。それぞれにドライバーの意思を素直に伝えることができるように、私達は一人ひとり違う快適の基準に合わせてクルマを完成させていDsc03805 きます。そのために、オーナーの思いをとことん伺うことが、私たちにとって何より重要なステップになります。クルマと向き合うために、まず人と人とがしっかり向き合う。新しいマークやスローガンに込めたのは、そうしたこころ、さらにはクルマの楽しさをもっと多くの方に伝えたいという思いなのです。EMS(エコノマジックシステム)や、これからご提案する新しい技術を、今まで同様温かく見守っていただけたら幸いです。

・・・抜粋ここまで

と顧客のみなさまにとりましては、ナニヲいまさら、となる文言なのですが、クルマの整備や乗り味などでお悩みのドライバーさんがたには心に響く内容となっております。なかでも人と人がまず向き合う、というあたりに本質が見え隠れしており、非常に興味深いです。エンジンやアシの躾は申すまでもございませんが、アライメントやブレーキフィール、タイアのフィッティングにまでもオーナーの要望が反映される・・・なにひとつパーツを換えること無しにここまでの結果を提供してくるのはまったくDsc03777 驚く他ないわけですが、事実なのでしゃーない。

「クルマはもっと楽しくなる」・・・従来にもまして説得力を帯びるなあ、と痛感する秋の夜長でございました・・・ニューオイルとオリジナル燃料添加剤(顧客間呼称=バイヤグラ)を注入して新たなるレベルを手に入れた顛末はこのあとすぐ~。

画像は「もっと楽しくなった(爆)」うちのボクスター。新ロゴが映える~、の図(爆)!


加齢なるボクスター(爆) いよいよ初回オイル交換(爆)!

2011-10-28 21:04:34 | うんちく・小ネタ

Dsc03780 トクイチオートのロゴマークが一新されたのわ、もうずいぶんと以前のことになるのですが、ロゴが新しくなったからといって、本質はなにもかわっておりません。進化はいちぢるしいのですが、そのあたりはまた(爆)。

秋晴れのタイミングを見計らって、ボクスターのオイル交換にトクイチオートへと出向いてまいりますた。

キネンすべき初回オイル交換。記録によれば私のボクスターにとっては通算3回めな模様。2000kmで交換されたのちに2年間放置(爆)、私の注文で東京へと移送されてPC浜田山で交換、それから手元に来てのちにいよいよGT、ときにスポーツカー的に使用されて一気に3500km走行。ここまでは、まあナラシのイメージをもって4000rpmまでを中心に接してまいりましたが、いよいよポルシェをポルシェとして走らせるときがやってきたのです(ハナイキ荒く以下痔号)。

画像はPCSのS703でエンブレムを磨いた結果、めっきみたいに輝いてしまった、の図(ばかともいう)。ペナペナのやすっちいプラパーツですが、扱い次第でこうなるのです(完全意味明瞭)。


加齢なるボクスター(爆) ほぼ3ヶ月、PCSを塗りたくってみる

2011-10-25 20:22:12 | オンロードでの出来事

Dsc03348 PCSすなわち、Protect Coat System・・・愛知県一宮市の磨きヲタ、というよりも塗装面ヲタ、さらに薬剤ヲタと想像されるM氏によって開発、ビジネスモデル化された、洗車マニヤ間ではとみに有名なコーティング店です。

いまや全国にフランチャイズ展開をおこなって、非常にメジャーな存在、といいたいところながらそもそもヲタ濃度が高すぎて、シロートを寄せ付けない(爆)。仕上がりと施工の簡便さでは恐らく右に出るもののないクヲリティのはずですし、メンテナンスプログラムがコーティング施工の10分の1程度で済むほかにつねに開発の手を緩めず新型の薬剤がどんどん発表されてくる、というところからファン増殖中。かくいう私もアウディTT所有時代にはそのあまりの曲面のビミョーさから塗装面に触るのがコワくなり(爆)、思わずコーティングからメンテナンス全般をすべてお願いして、非常に良い結果を得ておりました。7万キロ走行後でもボディ表面はディーラー新車以上だったはず。雨、それも豪雨に遭ったところで、水滴がトンネル一本で飛んでいってしまうのには舌を巻いたものです。

Wp0zzz98z8u700139_3 て、そのPCS。ボクスターの契約から納車までひとつき以上あった関係でうずうずしながら(爆)、クルマの到着と同時にS703なる下地処理剤+HQと呼ばれるトップグレードのコーティング剤、さらにPCSクロスと呼ばれるオリジナルの不織布をつかって塗りこんでみました。もちろんぜんぶおまかせのPCSのプロ施工も考えないではなかったのですが、ボクスターのえもいわれぬ曲面ボディにはTTのアレほどの難易度はない。くわえてボディカラーホワイト!・・・したがいまして、自他共に認めるミガキヲタの私といたしましてはこんなに楽しいことをなぜに他人まかせににしなけりゃならないんだい(爆)、となりここ3ヶ月間というもの、ひたすら楽しみつつPCSのHQを塗りこんでまいりますた。

S703とHQを組み合わせて塗りこんだ場合には塗装面に無数に刻まれた(脱力)コキズが樹脂で埋まって見えなくなるのが大きな特徴。S703ではPCSいうところの「肌調整」つまりは平滑化、すなわちナノセラミックを使ったミガキが行われるのも効いてくる。そこへHQを塗り重ねてまいりますとナノダイヤ(一部意味不明)由来のブリリヤントなツヤが出ます。

TTのケースでは施工後3年目くらいからクルマが一切汚れない、というフシギな現象が現れてたまげましたが、PCSの本領も実はほんの数ヶ月程度では現れないものなのでしょう、きっと。現状ではフロントはほぼカンペキな仕上がり。リアエンドにボディ形状からくるものでしょうか?雨跡が付着するのが看取されますが、あと数ヶ月ののちにはまったくつかなくなることでしょう、多分。


加齢なるボクスター(爆) マダム、ボクスターに乗る!

2011-10-25 16:40:30 | オンロードでの出来事

Wp0zzz98z8u700139_2_2  さて、うちのマダムは運転にはまったく興味のないお方(爆)。んが、こんどのボクスターには興味アリなのだそうで、どうも10万キロをとうに越えたポロ彦さまがいつまでたってもやれないどころか、新車以上のコンディションを維持しているフシギな現象につられて、クルマひいてはトクイチオートに対する興味を強くお持ちになられているご様子・・・

いっぺん運転させてみよ、とのご要望に応じ、高速道路を含む400km程度の単独ドライブに出かけていただいたのですが、戻ってくるなり「なんぢゃこの乗り易さは」とおっしゃるでわありませんか(爆)。

しかも全行程フルオープンのうえに、ノンストップだった由(驚愕)。ボクスターのもって生まれたフレンドリーなキャラクターの他に、トクイチオートでの納車整備からくる、えもいわれぬ「優しい」フンイキを感じ取られた結果でしょう。ロングホイールベース+ミドシップを組み合わせて、直進安定性能+キモチよい旋回性能という現実には相反するはずのパフォーマンスをミゴトに両立させたボクスターの成り立ちが証明された、ということでしょう!

いっぽう、座席の背後から届くエンジン音のボリュームはけして低い部類ではないはずですが、聴いていて気持ちがよい他に、3000rpmから上ではクルマが如実にシャキっとするのが実感される。4000rpmからヴァリオカム「プラス」が作動なさった結果、エンジン音ががらりと変わり、鋭さとトルクを増したのちに6000rpmからの「雄叫び」で瞬殺、と(爆)。

さらに17インチの55、50タイアからくる多めなタイアのエアボリューム(対18インチ40比)+EBS(C:トクイチオート)が主に提供する乗り心地のよさに加えて、ミシュラン・ピロトスポール2のマイルドないなし、などなど、女性のドライバーさんウケするはずの「優しい」要素満載。ブレーキも当初は前後バランスが悪く、ガッツーンと踏まないと「動かなかった」ものから、ペダルのビミョーなタッチすら受け付けるように仕上がったおかげで非常に好ましい。さらに思い切りブレーキペダルを踏んでからのコントロールさえ受け付けるあたりはさすがポルシェとなります(すべて実話です)。

Dsc03668 今朝なんて、MTモウドの使い方を詳細に教えてみよ、とのご注文があり、路上教習に出かける始末(爆)・・・私も教習を行えるほどにボクスターに精通などしているはずもございませんが、まずはせっかくのフラット6を生かすドライビングを心がけております。拘束道路でも200(油温)以下では5に入れませんし、イパーン道でも3がせいぜい。で、そのような乗り方を心がけておりますとご覧のようにマフラーの状態も変わってまいります(驚愕)・・・もちろんエンジンを回したからといってスス払いができるわけもございませんが、トクイチオートでのリセットを行って以降は納車当時のように真っ黒け、ということはなくなりました。エンジンフィールも当初、非常に硬かったのがとれてきたかな、というところ。現状では4000と6000にトルクの山があって、これを味わうために乗るか、とそんなところ(麻薬的カイカン)。

距離そろそろ10000km。いよいよトクイチオートでのオイル交換の距離となりました。オリジナルのエンジンオイルを注入していただき、さらなるトルクアップを狙いたい昨今。今後、どう成長してゆくのか興味津々ですが、とりあえずこのフレンドリーなキャラクターはさらに育ってゆくだろう、との希望的観測。ううむ、なんと良いクルマなのでしょう(ホレボレ)。


紅葉が降りて参りますた

2011-10-25 15:52:07 | 今日の逸品

Dsc03739 つい先週あたりまでは2000m級の山にいたはずの紅葉がいよいよ、里(といっても700m級ですが)降りてまいりました。まだ気配だけ、といってもよい程度ですが、イチョウの葉っぱやもみじ、かえでの類はすでに良い色に染まってまいりました。

そんな中、ビッグニュース、あの沢 穂稀が篠山紀信の激写でVOGUEデヴューときた!!・・・ううむ、ファッションもそうなんだが、なんといってもメイクが楽しみだぁ~(爆)。なんでもあり、の世の中である、のは理解しているつもりながら、これもアリか~、と。なんだか元気になれるニュースですね~(笑)。

さて、紅葉にあわせておいまつえんでも晩秋のメニューにスイッチしております。今年は酒粕を使ったソースや酒粕に漬け込んだお魚、お肉、さらに酒粕ラーメン、しゃぶしゃぶなど取り揃えてお客様に暖まっていただく趣向・・・んが、昨日の最高気温なんと25度(抜腰)!ううむ、亜熱帯化の一環でしょうか?


加齢なる遠足(爆) ボクスター@九州グランドツーリング-14 神戸

2011-10-17 20:15:26 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc03590 九州の大分に近い佐賀関から「九四フェリー」にのって70分。四国に渡って1時間半の酷道。2時間の高速道路で横断ののち、40分の(爆)淡路島経由で神戸、というルートをたどったわけですが、ボクスターのキャラクターのおかげでしょうか、なんだかあっけないくらい簡単にここまで戻ってきてしまいますた。

が、きがつけば午後4時。このまま長野まで戻ってもDsc03588 良いのですが、せっかく(なにが)なので神戸で1泊いたします。予定ではこのまま長野まで直帰だったのですが、問い合わせてみましたら(完全謎)、ホテルバーメンズ仲間のツテでお部屋を世話していただき(感動)、神戸ではなんとこちらのホテルにご厄介になりますた!神戸在住、ならびにホテルに詳しい皆様には瞠目もののコートダジュールモウドのこちらは、全室オーシャンビューの他に客室の窓からはオークラ神戸とオリエンタルホテルが視界に入ってしまうという立地。どちらも神戸の老舗ですが、このホテルはさらに上のクラス(抜腰)!コワくてレストランにも近寄れないか、と思いきや、そこはさすがに関西。非常にリーズナブルなのが印象的。あ、もちろんそちらへは寄らず、ダウンタウンコーべへと繰り出し、お好み焼きをつついて参りますたがなにか(けち)。前日の夜に「つれづれ」に泊まっておいて、次の夜に神戸のこちらへ、というのもまた旅の醍醐味、というものでしょう(爆)。

画像はこれまた全室に装備されているテラスにて(驚愕)。メガネはトムフォードのコレクションのなかでも特に有名なTF5116。私がかけるとミスターオクレ(懐)みたいになっちゃうのがまことにアレですが、バランス的には稀代の傑作といってよいでしょう。正規販売店に駆け込んで買ったのでは非常に高額でまことにアレなので、直輸入すると非常にリーズナブル。超円高の今、スキモノは急げ!

というわけで、ここまで全14話に渡ってお伝えしてまいりました、「加齢なる遠足 ボクスター@九州グランドツーリング」はこれで完結いたします。信じられないくらいな晴天に恵まれて、忘れられない旅となりますた。初秋の晴天から豪雨まで、手に入れたばかりのボクスターと向き合うのにはまさに絶好の条件でしたが、次はどこへ旅するのか?すでにプランはいろいろと浮上しております(浮上しているだけです)。


牛肉のポアレ プルーンのあまずっぱソース2011

2011-10-17 19:34:51 | メニュー

Dsc03675_2 この秋のスペシャリテでございます。

地元産のプルーンを使ったソースを考えていたのですが、黒糖にシェリーヴィネガーを加えて煮詰めたのちにプルーンと赤ワイン、フォンドボーを加えたソースです。

酸味と甘味の絶妙なバランスは、おいまつえん特選の重めの赤ワインにぴったりでございます。

ご予約、お待ちしております。

0267-62-0251 

oldpine@seagreen.ocn.ne.jp


FBM2011をのぞいてみる その3 温泉行脚で最新のDSGにシビれる

2011-10-17 16:50:40 | うんちく・小ネタ

Dsc03730 このまま戻るのもつまらない、と仰るお客様もいらしたので、私もそれでは、というわけで温泉行脚に繰り出すことにいたしました。九州旅行ですさまじい温泉群に圧倒されて以降、信州の温泉を忘れかけておりましたが(だめぢゃないか)、考えてみれば私も知った気になってるだけで、実際につかった温泉の数なんて知れている。まだまだ経験不足でございます。

今日は小学校時代に祖父母に連れられてイヤイヤ行った(爆)、霊泉寺温泉を目指します。松本へ続くR254沿いから少しそれた山あいの温泉地ですが、少し先に鹿教湯(かけゆ)温泉がある関係で、知る人ぞ知る、なあつかい。共同浴場もなんとか維持しているか、という感じなのですが、その鄙び加減が最高!クルマを降りると山の気にイッキにつつまれるあたりは、地元民の私ですら新鮮な気分になります。

途中、かねてより試したいと思っていた最新のゴルフ6に乗せていただいたのですが、DSGの熟成具合がすごい。オートマチックモードの洗練ぶりに舌を巻くほかに、発進時のマナーもよくなっているし、全体の「静けさ(静かさよりも静けさと表現できるレベルですた!)」にはたまげるばかり。本当にゴルフなのか、というくらいな全体のクヲリティを見ておりますと、ゴルフも来るところまできたか、との感を強く持ちます。

Dsc03733 このメカニズムのパイオニヤモデルだった、2004アウディTT3・2の元オーナーといたしましては、非常に感慨深いわけですが、なかでもオートマチックモードのS(スポーツモード)の洗練ぶりが顕著です。初期のDSGではアクセル半開で1で4000rpm、2ではレッドまで、3では5100rpm近辺で次のギヤへのシフトアップを誘発することができましたが、いかんせんTT3・2のような低回転から高トルクが湧き出すタイプのエンジンでは速度が上がりすぎてしまい、ワインディングではそれこそ3に入りますとキケンな速度域まで達してしまうのが現実。もちろん3→2のシフトダウンが「バフォン!」といって決まるのはカイカン以外のなにものでもない(なかった)わけですが、そこいくと、ゴル6のこれはそっけないです(爆)。だまっているとヘーキで4まで入ってしまい、そこからは状況次第で2速まで使っての加減速をきっちり行ってくれるマナーで、じつはイパーン道での40~60km程度の流れで非常に使えるモウドとなっていたのが印象的。

トクイチオートでもこの世代のDSG搭載モデルに関しては一般道ではSモウド推奨だ、というから納得です。北海道のU教授の解釈ではそれは充電系のチャージが実は主目的であろう、とのこと・・・ううむ、さらに納得。

このイヴェントが終わりますと、いよいよ秋も終盤。里にも紅葉が間もなく降りてきて、いよいよ冬に向かいます。おいまつえんには今度はビジネス軍団が襲来。観光組とあわせて、またまた忙しくなるぞ~!!

里の紅葉をご覧になりたいお客様、11月の上旬まではオッケイでございますよ~!!

0267-62-0251

oldpine@seagreen.ocn.ne.jp


FBM2011をのぞいてみる その2 快晴に恵まれる

2011-10-17 16:18:22 | うんちく・小ネタ

Dsc03697 今年はダメか~、という感じの前夜までのお天気とはうってかわって、本番の日曜日はこれ以上ないかというくらいな秋晴れ!

諸事情から(一部意味明瞭)、なんとメガーヌRSとうちのボクスターで会場入りすることとなり、軽い殴りこみ状態か(爆)。だって、フレンチブルーミーティングにジャーマンのハデーなロードスターで行こう、ってんですからはい(汗)。

Dsc03692 さいわい、ボクスターで乗り込んだところでどうということはなく、若干の視線は感じたものの(爆)、会場は和気藹々としたフンイキで非常に和みます。お天気もあるのでしょうが、蓼科の秋祭り、というよりもどこかヨーロッパアルプスのリゾートのよう(いったことないけど)。じっさい、冬季にはスキー客でそのようなニギワイを見せるエリアですね。

会場にはこんな「ヤリ」をしょったシトロエンや、新旧取り混ぜたフランス車がモデルごとに駐車しており、圧巻。最新の限定車までくまなく集合しておりますから、ショウルームでカタログもらうくらいだったらこちらのイヴェントを覗いてみるのをおすすめいたします。


FBM2011をのぞいてみる その1前夜祭

2011-10-17 15:50:37 | うんちく・小ネタ

Dsc03677_2 晩秋の恒例イヴェント、FBM(フレンチブルーミーティング)が蓼科の車山高原で今年も開催されました。

おいまつえんでは小規模ながら(爆)、産科希望者を募り、勝手に前夜祭!なぜかVWが2台にルノーメガーヌRSをお迎えして、オトナの晩餐会が行われたのですた。

献立のメインは渾身の和牛グリルプルーンソース。旬のきのこをふんだんに加えた牛肉のサラダ、といってもよい仕立てなのですが、ギリギリの甘味と酸味を追及したソースで2011年の秋を感じていただく趣向。このメインにたどり着く前に、すでに山海の珍味攻撃で撃沈してしまわれるお客様もいらしたのですが、おいまつえんのディナーはペース配分が大切なようです(爆)。

Dsc03675 きがつけば深夜、あいかわらずクルマを中心にしたネタでもりあがるわけですが、いかんせんキリがない(爆)。日付が変わる頃にめずらしく早めのお開きとなりますた・・・さすがオトナのイヴェント(爆)


加齢なる遠足(爆) ボクスター@九州グランドツーリングー13 対候性能をためす

2011-10-06 20:29:43 | うんちく・小ネタ

Dsc03547 画像はちょいと判りにくいのですが、ボクスター名物のウィンド・ディフレクター、ロードスターならでわの装備ですが、実はこの装備、あるのとないのとでは大違い。近年のニッポンの拘束道路の流れ程度でしたら、この「風除け」さえ装備しておけば、まずフルオープンのまま500km程度走ったところでなんともない。往復せよ、となっても問題ないくらいです。

Dsc03663 911みたいな仮にも4シーターである、となった場合には、リアシート上にかぶせる関係で、現行ではネットをつかった大仰な装備となるのですが、これもまたいっぺん使ったら手放せないくらいなオープン時の室内を提供してくれるので、まことに快適。

今回のグランドツーリングでは、四国に渡った直後には晴天だったのですが、淡路島に渡る頃から雲行きが怪しくなり、途中ワイパー最速か、というくらいな豪雨にも遭遇。んが、この装備のおかげで屋根開きのまま走れてしまいました。80程度でも走ってさえいれば乗員は濡れずに済むので、屋根を閉める必要などありません。加えて、986との比較でだいぶ低い位置にシートがマウントされているのと、さらにディフレクターが装着されているロールバーの高さも上げられているおかげでインテリヤのカプセル化がいちぢるしく、エアコンの温度を上げるなり、シートヒータなどをつかってやれば真冬のオープンも現実味を帯びてまいります。

Dsc03649 このディフレクター=防風板のレキシも実はすでに四半世紀。私のキヲクでは86~87当時にマツダがファミリア・カブリオレ(懐)に装備したのが世界初ではなかったか、と思うのですが、いかがでしょうか?ついで画像のRX-7カブリオレに装備。これのマイナーチェンジ版はしっかり新車を買って、6万キロほどおつきあいしたキヲクが鮮明に蘇ります(爆)・・・商品名エアロボード。30cmほどの高さを持った板を座席の後ろに立てかけるだけのシンDsc03648 プル極まりないデバイスですが、カプセル化には効く!このセブンカブリオレはバブリーな装備もウリで、フルレザーインテリヤにヘッドレストに内蔵されたスピーカや当時としてはまだ珍しかったCDデッキだとか、BBSホイール標準装備などなどカナーリ頑張ったモデルだったなあ、と今更ながらに思い出します。サスペンションブッシュのたわみを利用した4WSに似たトーコントロールなどが964ポルシェとかぶっていたのも懐かしい(爆)!

マツダが世紀の傑作、「ロードスター」を発表する2年前の出来事ですが、このモデルで培ったオープンエア方面のノウハウがさらに洗練されたカタチでロードスターに投入されているのを見るにつけ、非常にうらやましかったキヲクがございます(爆)。たしか現行ロードスターも私のボクスター同様のロールバー装備の上に透明なアクリル板を渡すディフレクター装備だったのではないでしょうか・・・いわゆる完成型か?

画像のカタログが87年当時のものですからまあざっと25年。道路環境もオープンカーの造りもそんなに劇的には変わってないな、というのが実感ですが、こうしてオープンカーを所有した以上、なにがなんでも屋根あけたる!と意地になるアホンダラ加減もまた変わらないようでございます(爆)・・・あきれつつ以下痔号。


加齢なる遠足(爆) ボクスター@九州グランドツーリングー12 TIPのあつかい

2011-10-05 20:15:40 | うんちく・小ネタ

Dsc03660 さて、九酔渓での源泉かけ流し、ならぬ源泉滝落し(爆)を思うさま堪能したのちには、いよいよ九州をあとにしなければなりません・・・たったの2泊ではそれこそ物足りない、ってなもんですが、そうもいっていられない。飛行機利用ならばあと一泊となるところをナミダをのむわけっすね。

後ろ髪を引かれつつも九重ー阿蘇界隈の通称「やまなみハイウエイ」をボクスターで走ります。願ってもないことに、今度は小雨模様・・・さよう、トクイチオートの車両では雨が降ったほうがクルマが安定する、というのは本当で、タイアのテクノフィットまではできていないうちのボクスターですらドライ路面よりも車両が明らかに安定するのはフシギなくらいです。「つれづれ」のチェックアウトは宿泊代金激安なだけに(爆)9時なのですが、今日は佐賀関から「九四フェリー」をつかって四国に渡る関係でむしろ好ましい。早朝だという点と通勤に使われるような環境ではないこともあって(そりゃそうだ阿蘇山中だもん)途中のワインディングではあり得ないペースを保てるのはやはり九州ならでわ、というものでしょう(道路交通法完全抵触)。

Dsc00215 ここぞというところでTTのつもりでアクセルオンを行っても全然ダメ!3000rpm程度から踏んでみたところで思うような加速は手に入りません。というか、3000ちょぼでトルクを期待してしまう時点でスポーツカー乗り失格~(きつぱり)。TTのようなスポーティ「乗用車」でなまってしまった感覚を捨てるときがきているのです。ただ、5速とはいえ、ただのトルコンATに2・7NA、さらに1400kgの車重ではたかが知れておりますからして、やはりここはMTモウドで2なり3なりを呼び出して4-5-6000のトルクゾーンを使ってアクセルをあけてやる必要がある!

Dsc03530 TTでは4000、いや3000までで、速度が上がりすぎて、もういいや、となっていたところが、4000からだ、というクルマに乗り換えたわけでその転換はまことに新鮮でもあるわけですが、そいつを物好きにもATで操る、ってえのはある意味奥が深いです。やったことないし(爆)。

一昔前のATでしたらたしかにここはトルコンスリップその他のモンダイもあって、「痛痒」を感じるところなのでしょうが、ボクスターのステアリングに装備された+、-のスイッチのレスポンスは思いのほか良く、不満のない変速が行われるのでこれはこれでヨイ。むしろ200kmh以上でのシフトダウンやアップをフルプルーフでおこなえる(ポルシェのエンジン+ミッション破壊は大抵この速度域で行われるためヒサンですよ~・・・5に入れたつもりが3だった、というミスが大半。いうまでもなくエンジン全損。年式にも寄りますが、修理費用ざっと350万円より)メリットは計り知れない、というものです。

あとはどうやって、どのように愉しむか、というのがドライバーに課せられた課題。というわけでなかなか奥が深いティップの扱いですが、さらにこのティプトロニックには「バイザッハモード」と呼ばれる通常すぐに呼び出せる3つのシフトパターンのほかに4つ目のスペシャルが存在するらしい・・・滅多に呼び出せないその4人目(爆)とは~・・・以下痔号


加齢なる遠足(爆) ボクスター@九州グランドツーリングー11 九酔渓温泉 つれづれ

2011-10-05 18:40:24 | まち歩き

Dsc03572 それにしても九州の温泉はすごい。数もすごいが、お湯の持つパワーというのでしょうか、そのうあんまり上手くいえませんが(爆)、大地のエネルギーそのまんま、マグマで熱せられた感じというのか、そいうイキオイを文字通りハダで感じることができます。

信州も名だたる名湯には事欠かないはずで、実際お客様を方々から集める温泉が数多くあるのに、九州のこの別府ー阿蘇ー九重あたりの一帯に深入りすればするほど、信州の温泉がかすんでしまいます(個人的な印象にすぎません)・・・おもに源泉の温度かな、という気がするのですが、信州はほとんどの温泉で温度を上げるのに苦労して、場合によってはボイラーなどで加熱している場合が多いのに対して、九州は温度を下げるほうに工夫がいる。温泉そのもののパワーの違いはつかってみれば明らかで、もちろん両者とも自然の恵みでありますからして、どちらがどう、ではありませんが、遠くまでわざわざ行って、というのに納得しやすいのは九州のほうかな、とそんな印象です。

さて、こんかい「も」私のビンボー旅行ではおやすい宿を網羅してあります。九重エリアの九酔渓と呼ばれる谷ひとつ上から下までグループのお宿やドライブインを点在させて、景観を独占してしまうという非常にユニークな立地の「二匹の鬼」のなかの一軒、「つれづれ」にまたしてもチェーックイン(ふる)!

Tsurezure1_2  九州ならではの貸切風呂(家族風呂)の二毛作で、昼間には貸し切り風呂+休憩室となる離れを18時以降、宿泊可能として格安(2名まで6000円!)で売る、というアイディア賞ものの客室はもちろん24時間源泉かけ流し、というか源泉滝落し(完全意味明瞭)だぁ~。しかも6室ある離れはすべて設えが違っており、私のような常連+非常に遠くから来ている、という事情をお話いたしますと、到着時間によってはお部屋を選ぶことができます(狂喜)。今回は桶風呂のお部屋を選択(超嬉)!夜半に目覚めて、「あっ、お湯止めなきゃ・・・(爆)」と気がついて、そうか源泉滝落しだったか、と納得したりするのもまた旅情というものでしょうか(ネタが尽きず、連作ご容赦・・・以下痔号)


加齢なる遠足(爆) ボクスター@九州グランドツーリングー10 せいろ蒸しを愉しむ

2011-10-04 19:33:34 | うんちく・小ネタ

Dsc03612 九州グルメの個人的にはナンバーワン!せいろ蒸しでございますよ~!

なにを隠そう、私もほんの15年ほど前までは必死こいてうなぎを割いておりましたので、そのムズカシさ、奥深さは身をもって(爆)存じております。満足ゆく仕上がりを得ることができたのなんて数えるほど。なにしろムズカシ~。蒲焼にするうなぎは瞬間芸で割いてやらないと、うなぎが痛がって悶えた挙句、切り身が雑巾のようにズタズタになってしまう、という結果がすぐについてくるお料理です。他のお魚をおろすのとはワケが違う。

で、ヒツマブシやせいろ蒸しのように切り身となったお姿のうなぎではそのあたりはシビアには追求されないのに対して、関東風のうなぎでは蒲焼となったそのお姿が鑑賞の対象になります。おもに尻尾の切り身の上縁と下縁に包丁捌きのワザがしっかり出ます。さらにお江戸風ではどこまで柔らかく蒸すか、というあたりも味わいどころで、串を打って蒸すのは良いのですが、ここまで柔らかいのをどうやって炭火で炙ったのか、というあたりまで蒸し時間を追求した、お箸で持ち上げた瞬間にハタリと御飯の上に落ちる、それくらいのレベルをあじわうのが、蒲焼のいっぽうの愉しみというものでしょうか・・・また、本来の川魚としての歯ごたえや臭みを生かした蒲焼も随所に存在しており、そいつをあじわうのもまたよし。また、大阪界隈で普及している「まむし」。腹割きの蒸し無し、という流儀もまた興味深いです。カリッとした食感がウリですが、東京風にある洗練のようなものとは対極か。

Dsc00207 九州名物といってよい、せいろ蒸しはわりとお気楽です。御飯ごと蒸しあげたカットうなぎ(爆)のタレと油がご飯に染み込んでえもいわれぬ味わいとなるあたりが味わいどころですが、なんともこたえられない美味でございます。フシギと九州以外ではほとんど見かけないスタイルなので、上陸したあかつきにはどこで食べるか、まずは押さえておくのがデフォルト。

日田の中心街には豆田と呼ばれる、天領だった頃の町並み保存区域があって、ご他聞に漏れず観光スポット化されているのがまことにウザいわけですが(爆)、観光案内所で訊けば、そのなかになんと3軒ものうなぎ屋があってしのぎを削っておられるご様子。案内所の方を問い詰めて(爆)、どのお店が一番なのかを訊きだして、今回はそのうちの「いた屋」にお邪魔いたしましたが、王道。かなりゆったりした造りのお店でしたが、お客様のほとんどは「せいろ蒸し」ネライでしたよ。ハズレのないせいろ蒸しはほとんどどこで食してもうんまい~。できれば赤ワインと一緒に、とほざきつつ以下痔号。