嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

嗚呼、旧旧壱への道 ドライビングスタイルを変えますた

2024-11-25 10:03:40 | 嗚呼、旧旧壱への道

みなさま、お元気でしょうか?わたくしもなんとかやっておりますw。今季初の寒波がやってきてあわてふためく毎日。画像は蓼科山と八ヶ岳界隈を望んでおりますけれど、うっすらと初冠雪のご様子です。

そう、こちら長野では冬じたくが肝心です。本格的なやつがくる前に、このあたりで慎重に備えておかないといざ寒くなってからでは困ることになるぞ、というやつ。

ブログの更新も滞りがちですが、なに本業以外の周辺の雑事にまみれて忙しいだけですw。

うちの旧ちゃんはリセット後、つまりトクイチオート整備からは2000kmほど走らせました。

オートマチックモードもさまざまなシーンで走らせるうちに違和感を感じるようになりました。特に街中。

低いギヤではほとんど引っ張ることなく、動き出した直後に2にいれて、60kmhまでには5速にはいっちゃう制御なのですが、トルクゾーンにほぼかからない回転域しか使いませんから全然楽しくないw。911に乗る意味がありません。

極低速の流れにも乗れず、肩透かしになっちゃうこと多数。

ここはMT流にシフトをおこなって、トルクをしっかり引き出してやりながらじんわり回転をあげてゆく、のようなことを繰り返しておりますと、じつは路上の流れにもマッチしていて望外に楽しいことに気がつきました。

クルマとの間に一体感のようなものも生まれてきます。

ただしこの変速操作をパドルでやったのではクラシックさに欠けます(爆)。ここはいっちょMT時代のお作法を思い出しながら現行モデルではなんと「廃止されちゃったw」いまや貴重なシフトノブをあやつるのはどうか?というあたりで検証中です。

964時代に乗ったのは2台ともにMTでしたから、当時の運転のお作法を思い出しながら馴染みのルートに連れ出してはご機嫌伺いをしているのですが、ステアリングとの兼ね合いや減速時の一定のリズムに乗りつつ、シフトアップやダウンをメカ任せでやっておりますとまったく楽しいことこの上ないです。

PDKがご披露くださるゲージツ的にうまいシフトダウンや、シフトアップごとに「ボフッ」というサウンドを伴うしつけもタマランチ会長w。

5000kmはラッピングのイメージで慣らし運転してみよ、との御託宣ですから、新車を買ったつもりでwせいぜい楽しんでおくといたしましょう。

 

 

 

 

 


嗚呼、旧旧壱への道 さらに走りこんでおく

2024-11-10 07:37:20 | 嗚呼、旧旧壱への道

画像は、秋晴れの日本海。そうです、またしても遠征w。とわいえ、午前中の仕事を終えてから3時間の空きを利用してのとんぼ返りドライブですから、あわただしい、っちゃそうですわね(汗)。

クルマ自体の変化を見極めるためです。ここわ集中的に乗り込んでおかないと10年後に後悔します。たぶんw。

街中での30kmh走行での旧ちゃんは、しなやかさに欠けております。19インチの巨大なホイールと薄っぺらいタイアが邪魔をしているのだと思われますが、まあ当然ですわね。

幹線国道の60kmh程度の流れではオープン、クローズドともに快適至極です。特にルーフを開け放ちますとボディのたわみがでて、乗り心地がさらに良くなります。2000rpmを下回ることのないようにエンジン回転に気を遣います。

100kmhの流れではDレンジのスポーツモードで2000rpmですから、眠っているのに等しいです。ギアは6速ですが、速度を少し上げてやると7速にも入ります。2000rpmあたりからのじんわりとしたトルクはCARRERAのみにある名物(トルクが細いともいいます)。

コーン、という後ろから聴こえてくる吸気音を聴きながら流しておりますと、間違ってもオーディオなんかいらないわ、となりますw。

画像にも写っている商品名「ウインドストップ」と呼ぶ防風ツールの効果はすさまじいくらい。

997までは有償の別体パーツ。991から標準装備になったこれは電動格納式なのが萌えポイントです。964時代にオプションとして販売されたのを買って長年使いましたが、機構的にはまったく同じものです。

おそらくネットのアミアミ具合やサイズなどに長年のノウハウが落とし込まれているのでしょう。簡易な構造になって、軽量化もできております。

当時はアルミのパイプに網を張った構造でしたけれど、樹脂とアミに変更されています。

964ではネジの締め方があまいと、超高速で「バタン」と倒れて、暴風に見舞われたこと数知れず(爆)。そのかわり、ボクスターにも装備されている樹脂製のプレートタイプに比較すると非常に効果が高く、風をほぼシャットアウトしてくださるのが特徴です。

991のこれは格納式ですから倒れる可能性もゼロです。スマートなのはボクスタータイプですが、911タイプはツール感満点で、いかにもドイツっぽい。無骨で道具感丸出しなのが萌えポイント(個人の印象です)。

生前の特大痔 徳大寺センセがおっしゃっていたのですが、ロードスターってのは屋根開きがデフォルト。カブリオレは屋根しめがデフォルトである、というのは今更ながらに感じます。

特にこの991世代になってからのカブリオレはホロのデザインが素晴らしく、場合によってはクーペよりもカッコ良いのではないか、と痺れることすうたび(個人の印象です)。

ロードスターとして、風じまいをあえて甘くしてあるのがボクスターだとすれば、この911カブリオレではこのように完全に遮断する方向でいけてるのがミゴトっす。

戻り道では馴染みの峠道を使えるルートをとって、上限の5000rpmまで回してみたのですが、カイカン(薬師丸ひろこフル)w。気をつけていないと一瞬で到達してしまいます。エンジンはこの先、ひたすら上の方まで回りたがっているのが感じられてキケンw。

タイトなワインディングでは登り、下りともに荷重を意識していろいろとやってみるのですが、RRの挙動ってなんかすごい。というか、わかりやすい気が一瞬いたしました。詳細次号w。

 

 

 


嗚呼、旧旧壱への道 911はウォームアップにも愉しみがある模様

2024-11-06 22:04:47 | 嗚呼、旧旧壱への道

911は、じつに演出の効いたクルマだと思います。技術的には、エンジン始動からもっとずっと静かな感じでスムーズに暖気終了まで推移させられるはずなのに、わざと初っ端からハデな演出と不安定さでもって暖気終了までを演出しているのが強く感じられます。

勘違いかもしれないんですけど、おそらく演出。オーナーとしてはすごくうれしい部分です。

リッタ−100hpを超えるハイチューンエンジンなんだから、そんな不安定なのは当たり前ぢゃ、というのもそうなのかと思うのですが、どうなんでしょう?どなたかおせーてください。

で、始動直後からアイドリングが落ち着くまでにほぼ50秒程度。その後はすぐに走り出しますけれど、ここからのタイアの暖気具合いのインフォメーションがまたすさまじい。

ゴロゴロいってたのがシャーン、という音に変わって、やがてシューンと変化してゆく頃に油温、水温ともに上がってくるころにクルマ全体が整ってきます。そういうプロセスがたとえばゴルフの4倍くらいの情報量でもって伝わってくる。これが911です。

このプロセスが如実に伝わってくるあたり、ボクスターにはなかった「濃さ」のようなものが伝わってきて非常に楽しいわけです。911に乗っているんだなあ、と実感する瞬間です。

この暖気のプロセスを味わうだけでも911に乗る価値があると考えるのは、すでにビョーキの証ですね(爆)。

 

 


嗚呼、旧旧壱への道 ペピータってなによw

2024-11-06 21:26:52 | 嗚呼、旧旧壱への道

画像は、KSYさんから、わざわざ送っていただいた私への納車祝いでございます。いやはや、まったく恐縮至極でございます。ほんとうにありがとうございます。

欲しかったものがドンズバで手に入ってしまい、おかげさまで一晩枕もとに置いて寝ますた(爆)。

な、なんとポルシェデザインのドライビンググローブとキーポーチが並んでおります!それもペピータ柄と呼ばれるクラシックパターンを使った純正品でございます。キーポーチは、SZKさんからのこれも納車のお祝い!

ペピータは356時代から純正採用されているパターンなのだそうで、ここへきておもに911のスポーツクラシックと呼ばれる限定モデルに純正採用されたことから騒がれている柄のひとつです。ブリティッシュでいうハウンドトゥースという古典柄のアレンジですね。

何年か前にカタログやwebで見かけてからいいなあ、とぼんやり考えておりましたんですが、このブログを読まれたSZKさんから画像右側のキーポーチをお祝いにいただいてしまいますた。そいつがここへきてKSYさんからのドライビンググローブとともにセットになってしまいますた。

いやあ、感謝しかございません。

このパターンは想像通り、悪目立ちしないし、かなり上品。なにより純正キーポーチのサイズ感ドンズバ。使い心地が最上で、ホレボレしているところです。

ポルシェデザイン純正グローブは複合素材の組み合わせで成り立っていて、機能を優先しながらもさりげなく凝りまくっている設計が見事な出来です。

ううむ、中古車買っただけw、とはいえ、QOL爆あがり!

驚きとともに感動しきりです。お二方、ほんとうにありがとうございます。


嗚呼、旧旧壱への道 学びの季節?

2024-11-06 07:19:35 | 嗚呼、旧旧壱への道

さて、ほぼひと月にわたってお騒がせしてまいりました「911まつり」ですが、ようやくクルマが手元にやってきてひと段落。

こちらのブログもあれだけ頻繁に更新していたのがウソのように鎮まりかえりましたけれど(爆)、なに出かけるのに忙しいだけです。

週末にはお客様が押し寄せておられますから、ウイークデイの昼下がりに繰り出すわけですが、周辺にイヤというほどあるなじみのワインディングに出かけてはみても、なんというかあっという間にドライブが終了しちゃうんですよw。

ううむ、キホン、快適性があげられているのもあるんですが、夢中になって運転しているせいなのか、気がつくとノンストップで150kmくらいは走っちゃってるw。

それも、ただ走るだけで目的地などなく、クルマに乗るのが目的。どこかに寄ったり、お風呂入ったり、あれ食べたり、これ買ったりとかいうのがない。さらに途中、クルマを降りて眺めてみたり、オーディオに手を伸ばしてみたり、というのすらないわけで。

もっと落ち着いて味わっておけば、とチラリ考えるのですが、これはこれでよい。911を存分に味わえている気がする昨今(ヘンタイですわね)。

ボクスターのtiptronicで習得したDレンジシバリドライブですと、かなり早い段階から高いギアへとシフトされてしまいますから、たとえsportsモードでもつまらない。ここは当然、MTモードの出番です。

マニュアルを詳細に読んでみるのですが、オートマチックモードとマニュアルモードのどちらかを優先にせよといったニュアンスはなく、必要に応じて両方使えば、程度。どう捉えたものかと思案しております。

オプションのスポーツステアリングに備わっているアルミ製のシフトパドルなんですが、ストロークが1cmほどもあろうかというアナログチックなレバーなのも前時代的。

アウディTT3.2やゴルフのようなクリック式の方がリズムがとりやすくてクルマの性格に合っているのではないか、と思う瞬間もあります(個人の感想です)。

エンジンのフィーリングや音、ボディサイズも手に負えない感じがなく、身近な感じですから運転中も違和感なく接することができるのですが、タイア周りだけは別です。違和感のカタマリ。

エアボリュームがギリギリな印象を走行中、つねに抱きます。ドライバーには関係ない見た目やデカくないと効かないカーボンブレーキ由来の流行にすぎず、ある意味進化の結果とも思うのですが慣れが必要な領域です。

端的にいってわっかがデカすぎるので手なづけにくいのです。昭和のドライバーにはオーバーパフォーマンスとしか映らないわけでw。

このあたりトクイチオート名物のテクノフィットで改善されるのかどうか、期待して待ちましょうw。

ああ〜、どこか遠くへいきたいものですのう〜、ひと月くらいw。