みなさま、お元気でしょうか?第6波の感染拡大がまさにピーク!!予想はしておりましたけれど、ここまで早いとは。とびっくりしておりますが、そろそろコロ助そのものの捉え方を変えて、インフル並みにしないと、と考える昨今。
かかったが最後、ぢゃなくて、恐れずに遠ざける、というスタンスでよろしいのではないでしょうか?全員がかかる、といいきる学者もチラホラいますぜw。
こちら長野でも、報道のとおり数でゆくと拡大しておりますけれど、ピークアウトを待つしかないか、という空気。20分の1程度の氷山の一角と考えるしかない陽性者数の報道ばかりがメインというのも困りものっすw。
午後5時少し前に発表される、その日の陽性者数だけをあげつらって、ああだこうだいってみてもできることなんてすでにないんですよね〜。
さて、そんな感染拡大で、外出もままならないのは都会のハナシ。私の周辺には人口密度はありませんから(爆)、外気温がピーク(プラス3度くらいですが)となる時間帯にお弁当をもって5kmほどの歩行に出かける毎日(ヒマかっ)。
長閑な里山と八ヶ岳を目の前にして食べる日の丸弁当(爆)はクセになる味わいです。
そんな散歩に合わせて、NIGEL CABORNEのマロリージャケットを買ってしまいますた〜(ここファンファーレ)。ただーし、またしても中古っ(爆)。
1924年にエベレストに登ったまま、帰らぬ人となってしまった悲運の登山家の名前をいただく真正のハリスツイード製の分厚いジャケット。実際にマロリーさんがエベレストで着ていたもののリデザイン版ですけれど、当時はツイードのジャケット一枚で8000m級に登ってたんだなあ、と感心しきり。
というかそもそもがムリだったとは思いますけれど、そいつに最新のテクノロジーを落とし込んで、デザイナーの手が入った意欲作。ブランドきってのロングセラーでもあります。
無茶苦茶カッコいいっすねえ〜w。各ポケットのサイズやフラップの大きさ、ラペルやゴージのバランス。全体にタイトめなフィットなところへダークネイビーのハリスツイードと、ベンタイルとよぶ、摩擦に強い素材を巧妙に組み合わせて
あって、古典的な構成を生かしつつも、ハイテクというか、1940年代のリバイバル素材をあえて搭載してフンイキ重視でアップデートされているジャケットです。このやりすぎてないあたりが出色。デザイナーブランドの中でも、最右翼といってよいキョーレツな個性を誇るナイジェルさんの代表作です。
じつは、4ボタンで襟元まで学生服みたいにw密閉できるように工夫されていて、服好きをくすぐる仕組み。そもそも現在あるジャケットが軍服由来であることを思い出すと、古典的なディテールといえるか。
このモデルには生産中止の噂があり、ヒヤヒヤしていたのですが、安価に入手できてホッとしているところっすw。
まさにデザイナーの面目躍如ですが、100年前のデザインをこのレベルでモダナイズするあたり、やはり只者ではございません。すでに完成されていたバランスをさらにいじって、売れ筋を維持し続けていることには確かな価値があると思います。
このマロリージャケットは、ロンドンのコヴェントガーデンにあるナイジェルケーボンの旗艦店に出向いて、試着までしてあったのですが(爆)、あまりのお値段に (15万円前後=この店ではたとえ手袋でも値札見ないとコワいことになりますw)どうしてもw手を出せずにいたものを、先日のぞいたメルカ
リで発見して即買いしてしまいました。
この店の2階には60万円超のヒマラヤパーカーと呼ばれるダウンジャケットが各色、各サイズ、ずらりと並んでいたのは衝撃的。クレジットカードのワクを限界まで拡げて、買う気満々で突入したのですが(爆)、ディテールがどうしても気になって、ジャンプできないまま撤退したのが思い出されます。
本格的すぎて着るシーンがイマイチ浮かばない、というのがホンネのところです。8000m級の気候に耐えるホンモノをサラリと街中で、というのもそりゃあ憧れるわけですけれど、実は街中で浮きまくるんすよねえ〜w。
そこいくと、マロリーはフツーw。家の中でカーディガン代わりに羽織る、というのがハマります。
ほとんど新品に思えるこのマロリーを着て、野山に繰り出すというわけですよ。これが私のマイクロツーリズム。お昼どきのほんの1時間ばかりのことですけれど、これが望外の気分転換となります。
帰宅すると
ももちゃんと一緒に、コーヒーが待っていますw。最近、このように屋内にも一部入れてもらえるようになって、出世したかと思いきや、ももちゃんの顔色伺いの上、叱られてばっかw。まだまだペーペーな模様でございますw。