嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

ワークマンの機能ウエアに手を出してみるw

2022-12-29 08:39:19 | ブログ

へへ、これご近所のワークマン。徒歩15分のところにあって、散歩にちょうどよい距離でございますw。いまのようなカジュアルラインが絶無だった頃のガチな「寅壱(とらいち)」シリーズと作業服だけでやってた頃から続く長年の老舗店です。

並びにはTSUTAYAや、西友、GEOなんかがあって、最近の私にはうってつけw。

ワークマンは、このところカジュアル方面で話題になることが多く、その昔から知ってはいたけど、という私にとっては浦島太郎状態でございました。80年代の不良(完全死語)は、ドカジャンと呼ばれたワークマンの「寅壱」を着て、ケンカに出向いたものです(ウソ)。

店内はガチな現場向けのプロ用ウエアは隅っこに追いやられてしまい、軟弱路線というか、アウトドア路線が前面に押し出されていて、なんか勝手が違う。にわかキャンプブームが主導しているのかw。

ただし、ディスプレイは最新型の店舗は知りませんが、昭和からやってる旧タイプではこれまでのワークマンの文法通り、「山積み」な関係で、買うものをある程度絞り込んでから出向かないと、私のように大混乱となりますw。

オサレ着というよりも、機能ウエア、プロの道具。この潔さが受けているのでしょう、きっと。

私なんか、初回の来店(第一回戦)では店内をぐるぐる回っただけで、なんにも買えずにほんの30分で撤退。バリエーションの多さに混乱したせいです。

その後、ワークマン系Youtubeチャンネルを集中的にみてw、防寒ウェアを商品名でいえるようになってからw出向き(第二回戦)ミゴト1本目の暖パンをゲットいたしました。

ワークマンの商品ネーミングって、やたらと長くてビミョーなうえに意味不明。インフルエンサーだか、アンバサダーだか知りませんけど、シロートの意見をホイホイ取り入れてバージョンをどんどん増やす関係で類似品が多数あって、際限がないのです。

ヘタすると去年からの在庫もフツーに混ざってると思われます。

ネーミングにはカタカナと英語表記が入り混じってなんかのイヂワルなのか、と思うくらいでいつまで経っても覚えられやしないw。売り場もガサガサに乱れてますから(爆)、同じモデルが何箇所かに散らばってたりもしますぜw。

そんなところもワークマン、どこかホッとするのは私だけでしょうか(爆)。現場帰りのガチな職人さんたちがドヤドヤ押しかけては「領収書ちょうだいね〜」とか言ってるのを耳にしながらのお買い物は、ユニクロなんかじゃ味わえないプロ気分っす(違)。

厚手のチノクロス系の生地にマイクロフリースの裏地が貼ってある細身のパンツ。そりゃあったけえわ、というスペックだったのですが、折からの今季最強寒波の中では若干の役不足でしたw。2900円(!)。それでも気温がプラスにとどまっているうちは全然オッケーです。

ユニクロなどにはないヤンキーテイストwも多数あって、値段もひと回り安く、気楽にあれこれ試せる感じっす。

この暖パンは室内ではスリムなこともあって足に張り付く関係で暖感が感じられるのは良いのですが、マイナス5度以下で小一時間も歩く私の使い方では脚部が徐々にひんやりしてきます(そりゃそうだ)。防風機能はおっけいなんですけど、寒波の長野では低温がすぎるってなもんですw。

ラインナップ中最強と思われるバイカー向け防風パンツ。一見、洗いのキツい小汚いwジーンズに見えるのですが、こういうのは履いてみなけりゃわかりやせん。

どんなものかと思って店頭で試着してみたのですが(第三回戦)、裏地に1cmほどもあるかと思われる毛足の長いフリースとフィルム加工で無敵な感じw。

かなりごわついていますが、履いちゃえば関係ないレベル。フィット感は通常ジーンズと比較してはなりませんw。膝部分に多数のパーツを使って立体感を持たせている関係で、膝を曲げた状態がベストポジションというバイクツーリング専用ギアの扱いです。

ニーパッドまで仕込んであって、取り外し可能ときたw。汗ばむほどの保温能力。そりゃそうです、冬のバイク乗りのために開発された、ってんですから。というわけで、今季の終着点かと思えるこちらを買ってみますたw3900円。価格はユニクロの極暖暖パンと同レベルですが、パフォーマンスははるかに上か。

これからの厳冬期の1シーズン、試してみましょう。

この他に

これも買って、寒波対策といたしました。ええっ、ジョンロブのロムゼイはどこいったの?と突っ込まれそうですが、アレはあれでございます(爆)。

ワークマン謹製のこれは歩行用というよりも室内履きとして使っているのですが、詰め込まれた中綿の形状をダウンに似せたものとした、という凝りようには

たまげました。ソールにはガラス繊維が織り込まれていて、凍結路面や積雪時のスリップ防止も可能なそうなw。2900円。室内で長時間、グラツリやるときにもペダルコントロール可能です(爆)。

 

 


加齢なる遠足2022 おそるべし長湯のポテンシャル

2022-12-21 08:23:20 | ももちゃんの遠足

画像は、大分県竹田市のクアパーク長湯。水着にきがえて、更衣室を出るとこの眺めですよw。

プールに見えるのは低温の浴槽。38度前後の長湯に適した温度に保たれた温泉がたたえられております。左上部に伸びているのがウォーキング用の水路ですが、途中の湯口からは源泉がドバドバ注がれております。源泉は4つ。加水、加温いっさいなしの完全掛け流し、というか滝落とし、というか

なんというか、ものすごい勢いで放流されております。周辺には炭酸がパチパチと弾けて、それはそれは良い香り。

夕方5時からの1時間ほど、一番混みそうな時間帯なのにも関わらず、場内は私ひとりで完全貸切(汗)。いいのか、と思いましたが、いいんでしょうきっとw。

通路の外は芹川という川が並行して流れている河原です。そこへ

どうです、この露天風呂。終始貸切!!

冷気に顔を晒しながら、川のせせらぎとライトアップされてゆくアーティスティックな建築を眺めながら夕暮れのひとときを楽しむ、と。おまけに湯温は低めの適温なんてえもんぢゃないw。この世のパラダイスか、てなもんです(いや、マジですほんと)。

さて、こうして2時間弱、長湯の名泉に浸かったのちに何が起きるか、といえばそう「湯あたり」でございます(爆)。

ただし、他の温泉のそれとは明らかに違うごく軽度のものでして、どちらかといえば身体が温まる他に軽さを感じるようになる印象。予想通り夕食後はソク眠気に襲われて午後8時には就寝。翌朝6時まで理想的な睡眠が訪れたのでした。

これが1週間続いたのです(!)。ううむ、よほどのお疲れだったのね〜、となりそうですが、そうではありません、長湯の炭酸泉がもたらす劇的な効果というものです。

そのあまりのポテンシャルに、長湯に入り続けそうになるのですが、ここは「おんせん県大分(商標登録済み)」のど真ん中。

毎日朝から晩まで、さまざまな温泉を巡り歩いて、今回の旅では総走行距離1800kmに達してしまったのは当然ちゃ当然か(違)


ROLEX 114060 インプレッション

2022-12-19 08:29:29 | 今日の逸品

 

画像は、昨日から襲来の寒波による雪雲。八ヶ岳、蓼科山塊がすっぽりと覆われています。おお、さぶ〜!

師走のここへきて、大きなニュースが飛び込んでまいりますた。佐久インターチェンジ目の前、旧ドライブインおぎのや跡地にこの7月グランドオープンした、というショッピングモールの核店舗が5ヶ月で撤退を決めた、というものです。

3年前からスタバができたりして、徐々に店舗を増やしておられましたが、全店舗が揃ったと思ったらこれ。ちょっと聞いたこともない短期間での撤退騒ぎですが、既存の他店舗はさぞかしメーワクがっていることでしょう。

かくいう私は、夏以降の多忙にまみれて完成してたことすら知りゃあしない(爆)。つまり、いったこともない施設です。

慌てて内容を調べてみますと、鹿児島のカツヲ専門店があったり、小布施あたりの牛乳売ってたり、チンプンカンプンな一方、手作りバーガー屋があったりしてなかなか魅力的な構成。問題の核店舗は全国からのこだわり食材の殿堂だというではありませんか。応援する意味でも、よってみることにいたしましょう!

ううむ、年末のここへきて早めの判断はあっぱれですけれど、多分銀行に言われたんだろうなあ〜w。核店舗撤退だと前途多難ですわな〜。

さて、

9月に手元にやってきたROLEX SUBMARINER 114060のインプレッションとまいりましょう。とかいっても、今更ナニを語ると言うのでしょうw?このモデルに関してはそれこそ語り尽くされた感満点でございますが、実際に使い込んだ場合のインプレもまたありか、とw。

114060は、2012年の発表から8年間作られたモデルで、すでに2020のモデルチェンジで次世代型に移行してしまった旧型なわけですが、このあたりはモデルの変遷を研究すると、非常に興味深いものです。

80年近く同一モデルが継続して作られた、というのは奇跡に近いわけで、全体を俯瞰してみますと最近になればなるほどモデル自体が完成形に近づいてきていて、微妙なサイズ変更や仕様変更にとどまっているのが特徴です。ここへきてモデル自体のイメージ

がビミョーに変化している印象。2012以降のモデルは単独で手に取ってみても、前後のモデルと並べて比較しない限り、部外者にはw判別がほぼ不可能なくらいなビミョーな変化だといっても過言ではありません。これは完成度の高さを物語ります。

が、

左端から真ん中への進化。これだけはコンサバそのものだったモデルチェンジの中でも別格のフルチェンジに近いものだったと思います。上の画像をご覧くださいませw。

この画像は以前にも並べたキヲクがございますがw、同社のオフィサルホトwを使用させていただきました。

2001〜2012〜2021〜現在への変遷はこうです。まさにコンサバw。どこがどう、てのは書店やネットに並んでいるロレ本をお読みいただくとしてw、私の114060が真ん中です。ケースが大きくて、インデックス、ベゼルともに太くなっているのが見た目の特徴。

ブレスレットも無垢の医療用ステンレスに変更されて、重みが増しています。左側のクラシックな王道から、右端の現行へのつなぎとしての役割はもちろん、ギア感が強く存在感を感じるのは私だけでしょうか(だけだって)。

実際に使い込んでみたインプレは、「ゴーカ」の一言。これ、インデックスとベゼルの大型化とセラミック化が効いています。重いのもそうかw。

で、これらの変更点すべてがじつはヨットマスターが備えている特徴ともろにかぶるのです。画像はマダム所有のロレジウム様。ぶっといベゼルにデカいインデックス。重々しい無垢のブレスレット、がもたらす印象こそが114060がモデルチェンジで得た印象なのです。

ヨットマスター特有のプラチナづかいのベゼルが浮き彫りになっているあたりはヨットハーバーで、「金持ってんぞ〜(ゲヒンご容赦)、ウラー」といわんばかり(ウソですよ〜)。リリース当時はかなり派手で、買い手を選んだものです。

2012年リリースのサブマリーナがようやく備えたこれらの要素を2000年リリースのヨットマスターがすでに備えていた、ということはやはりヨットマスターは先行、上位モデル。サブマリーナに12年も先んじてブランドの高級路線を走っていたことになります。

ロレックスはこのようなゴージャス路線の伏線をすでに張り巡らしていたのです。

ヨットマスターは現在、画像のプラチナダイヤルは入手不可能となって、市場からは姿を消しました。現行はブルーとグレーのダイヤルとなってしまいますた。ゴーカさならば断然このプラチナダイヤルだと思うんですけどねえw。

というわけで、サブマリーナ114060にビミョーに漂うヨットマスター臭wがこのモデルの一番の特徴である、というのが私のインプレ。いかがでしょうか?

ちなみに昨今言われている、中古品、並行輸入ロレックスの相場下落、というのはまったくのデタラメです。異様に高かったデイトナの白文字盤のみが下げただけで、他は堅調なまま若干の上昇基調のままw。

この先、年末年始はボーナスも転がり込むわけで、いわば需要期。相場も10万円以上は上がります。このままですと本当にあちら側に行っちゃうと思いますよw。

 

 


加齢なる遠足(爆)2022 師走の九州で温泉ざんまーい!!!

2022-12-18 09:09:19 | 加齢なる遠足(爆)

みなさま、大変ご無沙汰しておりますw。こちら長野県中部にも冬将軍到来。つい昨日、蓼科山塊をつらぬく新和田トンネルで事故があり、丸一日通行止めだったそうな。

おそらく、シーズン始めの凍結路面でなにかが起きたのでしょう。決して他人事ではございません。注意して運転いたしましょう。

10月から始まった全国旅行支援がもたらしてくださったプチ旅行ブームのおかげで、当ホテルの売り上げは過去最高「レベル」。まことにうれしい限りではございますが、さすがに疲れを感じるようになり、ちょっとしたことで風邪気味になったりして、これわもしかして血流がよくないのではないか、と感じるようになりました。

こんなんぢゃきっと免疫もガタ落ち。第8波が荒れ狂う昨今、このままではロクなことになりやせんw。

気がつけば12月も中盤。今年はほとんどお休みなしにここまでやってきたんだから、そろそろいいだろう、というので高齢の恒例の冬の「湯治」に出かけてまいりました。

画像は、阿蘇の草原。この辺りは全国有数の景勝地ですから、人出もさぞかし、と思われるでしょうが、年末の平日のお昼時ではさにあらず。たまあにクルマとすれ違うか、という程度で、交通は高速道路なみに流れています(爆)。しかも信号はほとんどありませんからw、ほんとうに踏み放題。

高性能車を駆り出してもそりゃあたのしいでしょうが、そこはそれ。気やすいレンタカーをお安く借り出して、あんまり色々気にせず流すのが吉というものですw。

四国を対岸に眺める、こんなところでみかん買ったり、そこかしこに沸き出している名泉を巡ったりしているうちにあっという間に時間が過ぎてしまいますた。

戻りの飛行機や新幹線でビール飲んでウトウトしている間に、寒い国へとご帰還となってしまいましたが、ニンゲンの回復力というのは本当にすごい。別に病んでいたわけではありませんけれどw、自然治癒力のようなものを強く感じた旅でございましたとさ。

ああ、またいきてえ〜(心の叫び)。