嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

イタ車はこんなもんですよ2

2004-08-29 22:44:20 | クルマ
さて、ご好評(うそ)にお答えする第2弾。
今回は真っ当なクルマの整備、を考えてみる。

クルマはバランスの産物だ。走行距離8マソキロのクルマがあるとする。どこかパーツイカれる。新品に交換する。パーツ機能する。…正常に機能する?・・・しない!!その周辺のバランスは崩れるのだ。全体にやれながら、それでもバランスを保っていた環境が突然壊れる。関連する別の部分の機能はおかしくなる。

新品に交換された部分が突出する。その突出が関連するほかのパーツをぶっこわす。「あちこち壊れて」はこいつが原因だ。

壊れたパーツをポンカチャで交換してもそれは解決にはならない。ぢゃどうする?関連部分すべてのバランスを取る。これだ。なぜそのパーツが逝ってしまったのか、その経路、経過をたどって手を入れる。これを「メンテナンス」という。
パーツのみ交換する。これを「修理」という


超鏡面ワックスその後…

2004-08-29 22:18:10 | クルマ
…というわけでTTをころがして久々に上京して参りますた。行きも帰りも雨。特に帰りは中央道で豪雨に遭った。ワイパ最速にしても頼りない、50キロ規制はもちろんでてるが、80で走る直前のRX8が横向きになってそのまま視界の外に消えていった、それくらいの雨であった。

んで、そんななか先日ご紹介のタイホー製超鏡面キズ消しワックスの経過報告。

結論。イイ!!ものすごい撥水性能。ボディには泥水をドシャンドシャン浴びたはずだが、汚れがほとんどついてない。ポリラックはボディが熱かろうがなにしようがムラにならないので有名だが、こいつも同様にムラにならない。ツヤはあきらかにポリラックをしのぐ。先日使った「超写像コート」には仕上り面で劣る、というかあちらがギラギラなのに対してこちらはキラキラ程度の違いでむしろ上品である。キズが見えない分気分もよろしい。_いうわけでオススメできるとみました。あとは耐久性だが、そのご報告はまた後日。

なんといっても安価なのはイチバンの要素か…それにしても国産のコーティング剤の進歩には恐れ入る。数年前には考えられなかった事態だ。ユーザのニーズがしっかり反映されてるな、と感心しきり(@_@)


トラクションフォース

2004-08-25 21:03:46 | クルマ
今日はお客さまをご案内して近所のワインディングへと出向いた(どんな客じゃ)。
2速のホールド、あるいは一瞬3速に入ってすぐにフルブレーキング、同時にシフトダウン、というような道が20分くらい続く道だ。
20分なんてあっという間ぢゃん、というなかれ。全開での20分なので水温上がってくるわタイアも溶けてくるわでなかなかハードな条件だ。
交通量はなし(爆)、路面はかなり荒れていて、しかもコーナのRは奥に行くほどキツイ。そういういやな道であったが、TTはやはりさらりと走ってしまうま。ESPも1回しか出なかった。路面が荒れていようと、ベタ踏みしようと、ひたすらアシが動いてしなやかに走るトクイチオートのセッティングはスゴイ。ターンインで減速は完全に終えているので、旋回中はひたすらアクセルを踏む方向でいるのだが、その踏み加減で4マチックのでしゃばり方が決まってくる。グイッと踏むとドーンと押し出してくるし、ビミョーにオンするとじわじわ来るのが感じられる。
このとき、フツーのクルマだと車重にもよるが路面のせいでハネる。これがトクイチのクルマにはない。路面からはけっしてはなれないセッッティングがトクイチオートの本領である。したがってトラクションも一瞬たりとも途切れることはない。考えてみればスゴイことだ。ダテにテクノフィッティング(後日解説、は無理か。…実態は明らかにされていない(´・ω・`))にカネ使ってない(爆)。これは雨の日にもまったく同じドライビングができることで凄さが実証される。このタイアのフィッティング技術とドライビングスタイルにあわせたアライメント、車高、…などによりこのようなドライビングが実現される。パーツ換えてどうの、というのとはまったく違うアプローチであるが、クルマの各部分のリフィッティングとして考えてみると納得できる部分が多い。

さて、LSDみたいなイメージの4駆であるが、こいつを引き出すのはアクセルワーク次第だ。しかもこいつはスロットルバイワイヤ。どうやって私の意志を伝えるか、そのあたりを研究せねばなるまい。
ちなみにこういう激しい道ではSモードはかなりイイ!ステアリングとブレーキングに集中できるので運転楽しいかどうかは別にして、とにかく安全であろう。MTモードでドキドキしながらそれでもコーナのRを必死に予測しながらギヤを選び出す楽しみはもちろんあるが、そんなことしなくてもさ~、とTTは諭してくる。TTって現代っ子?


これもジャーマンデザイン?

2004-08-23 15:51:05 | クルマ
DSC0032.jpgここだけのアップだとクルマ好きでない限りはモデル名まではわからないかもしれない。すでに現行モデルではないが、いまだにびっくりするデザインだ。しっかりオーソドックスなセダンにここまでのデザインをとり入れるのはドイツ車としては画期的なことだったと思う。アルファの156がでてきたときにもリアドアの処理などにびっくりしたものだが、あれはイタ車。こいつはジャーマンには珍しいデザインコンシャスといえるだろう。
いまぢゃそれほどの新鮮味はないかもしれないが、実は赤のセダン、ってだけでもヨーロッパを感じるのは古い感覚だろうか?



TTのキャラクターライン

2004-08-22 18:58:06 | クルマ
DSC0025.jpgTTのボディで一番のみせどころ。エンジンフードからフェンダを越えてドア、リアフェンダまで連なる、なんともいえないキャラクターラインだ。シルバーのボディはこいつをしっかり印象づけてくれる。このボディのモチーフは球体。ドアを開けようとするドライバの視界に入るのはこの眺めだ。…ううむ、なんともいえん。走りにも期待させてくれるこのデザインは素晴らしいぞ。




TTのシルバー

2004-08-22 07:27:40 | クルマ
DSC0023.jpg今日はこの1台が名古屋からきてくれた。清々しいシルバーだ。このボディにはやはり定番、というかボディシェイプを一番ひきたてるのはクールなこのシルバーだろう。ウィンドウグラフィックがしっかり浮き立ってくるし、ルーフの丸みもたまらない。あと、フロントフェンダにある、エンジンフードとの境目にあるキャラクターラインが強調されてなんとも胃炎^h^hいえん!!デザイナーの意図がホントに明確に伝わってくる。Fの赤、TTのシルバー、ありふれてるかもしれないが、似合う色はあるものだ。



S30

2004-08-21 08:11:12 | クルマ
DSC0018.jpgS30Z、今日はこんなのがうちに来た。今見ると清々しい。中学生時代に全盛を極めたモデルだが、不思議と古さは感じない。この個体は徹底的にバランスということにこだわっていて、ポテンシャルはきっちりいつでも使えるようになっていながらどこにも無理がないのでやはりさらりと速い!TTでは置いて行かれる(T_T)。
ええ?2Lがどうして3・2Lをチギっちやうのかって?…ウデの差っす(T_T)



ポリラックのウラワザ

2004-08-20 07:59:52 | クルマ
DSC0016.jpgドイツ製のコーティング剤ポリラック。そもそもは1年のうちのほとんどの期間係留されたまま保管されるヨットの船体の保護用に開発されたものだ。仕上がりが上品で施工がカンタン。めったに失敗しない(できない)ので磨きマニヤの間ではつまらん、といわれつつもはっきりいって王道。高価なのはいたしかたない(300cc/6000円)が、なもの輸入しちまえばよい^^;ボディに塗るのはあたりまえですが、これウィンドウの内側に塗るとクリア度飛躍的に上がります。ポリラックはある程度の研磨能力も有しているので、汚れも同時に取れます。いままでなんだったの、って位ウィンドウがクリアになってびっくりしますよ。

ふと思いついて塗ってみたのがアルミホイール。TTにはまさかの18インチが標準で与えられる。デザインもものすごくダイタンなスポーク型。なんでも部品単体でディーラに発注すると10マソ近い値段だそうで…^^;

んで、ポリラック塗る。これはスゴイ!並みのホイールクリーナはかなわん。こびりついたダストはもちろん落ちるが、すごいのはその仕上り。テラテラヌラヌラ…なんかすごい。私のバヤイはポリラックをもてあましてるので(爆)2度塗りしてるが、ダストは表面にはそりゃあつく、つくがひとふきでギンギラにもどる。洗車中ならば水で流すだけだ。コーティング膜に守られてダストのこびりつきがなくなるのだ。もったいないがオススメです。



フシギな6?

2004-08-16 17:05:39 | クルマ
DSC0033.jpgごきんぢょに棲息する6だ!でもフェンダの様子もヘンだし、内装にはアルミや本物のカーボンがごっちゃり!・・・あ、そっかヤングオート系VIPバージョンか(爆)
リースで買ったのはよいが、はや6万キロを優に越えてブッシュのヤレを感じるそうだ。私も乗ったが、そりはわからんかった(´・ω・`)。トクイチさんでのリセット見積もりは150マソ(@_@)リース車にんなリセット費用はバカらしい、ということでもうすぐいなくなってシマウマ。私も何度か運転させてもらったが、文句のつけようがない。きっちり250度まで油温も上がる。高速で甘くなる油温計によれば280度まで上がるそうだ(@_@)

さらにこの個体はたぶーん日本に一台の特別仕様だ。
苦労した挙句ドイツの友人を本国ディーラに派遣してヨーロッパ仕様にしかついてないミッションオイルクーラを入手。ミゴトに左フェンダ直前のグリルに埋め込んである。おかげで200度以上の巡航でのシフトショック(日本向けS6に特有の持病です)はまったく出なくなったそうだ。「油温」が上がりがちなアウディにはありがちな話か。ちなみにこのミッションオイルクーラのおかげでATFは当然激しい変速に起因する熱による影響を受けにくくなり、レスポンスは状況を問わず常にスルドイ、というオマケもついた。販売元のMIZWA自動車とは保証の問題でもめたりもしたが、このクーラが原因で壊れると思うのか?だったらその根拠を示してみろ、との一言で黙ったそうだ(汗)現在FOR SALE中(´・ω・`)…ご興味あればどぞ。リース会社に買われていった挙句、まちがいなく「超極上稀少車」で流れていってしまう個体だ。ちなみにこの個体にも50マソに及ぶトクイチオートの初期リセットが施されている。したがって、オーナの言うブッシュのやれ、はそこらのS6の「ナラシが終わった」状態でしかない。これに乗ってヤレてる、と感じる人はまずいないでしょう(オーナ談)。



日本海はふみどころ?

2004-08-16 08:58:07 | クルマ
DSC0011.jpgこの夏は都会から訪ねてきてくれた友人たちに日本海ぢゃないや北海をススメまくった。なんとか信用してもらい、送り出す。実際に出掛けて戻ってきた友人たちの顔は一様に明るい!!晴れ晴れとしてる(爆)。そうすいてるのだ。夏=海=伊豆、湘南、暴走^h^h房総=混雑…でも出掛ける=帰りに渋滞にハマる=不機嫌=翌日の出勤クライ(爆)、の図式に待ったをかけさせてもらった。海水浴場なんて一度ナンパに失敗したら2度と往復はできない位の密度だ(完全意味明瞭)。往復のアウトバーン北岸線もまたまばらでよい。海岸線にあたってから西へと車を進めるとヨーロッパアルプスが海に落ち込んでいるあたりからトンネルの連続する区間があるのだが、このトンネルが実はオイシイ。そう、空気抵抗が大幅に軽減される上横風などの外乱がほとんどない。貸し切り(一部意味明瞭)のトンネルもザラだ。ので、踏む。5速レッドゾーンぎりぎりで回転をキープしていてもも車速はなんとじりじり上がってゆく。86カレラの友人はメーター読み260だったといってびっくりしていたが(もちろん油音ですよ、油温)、いまは北海道にある元私所有だったカレラ4に至っては280を超えてなお上昇しようとしていた(´・ω・`)。いくらなんでも油温がそこまで上がってしまってはアブナイのでさすがに減速したが、最新型に至っては300℃の大代もまんざらジョーダンではないだろう。モチ、メータ読みでしかないですがね。が、一度でもこういう経験をするとたとえ100度で走っていてもクルマのマージンを意識するようになる。280でもヘーキだとわかってるクルマを100ではしらせるのと200で車体が軽くなり始めるクルマを100で走らせるのはドライバーにとっての心理的な負担はけた違いだ。
え、TTはぢゃあどうなんだって?…そういうアブナイことはもうしないことに決めました(爆)
911時代には5速に入れるのは200度から。そこまでは4速を厳守してましたから年に何度かしか5速にいれることはなかった(実話)。んが、いまぢゃ乗るたびにオートマチックモードで6速使いまくり。クルマはトルクだ~(C:うえうえ)



これもベンツ

2004-08-13 12:02:36 | クルマ
DSC0024.jpg友人が買ったMBヴィアノ。ミニバンだがベンツが作るとどこかドイツ的だ。室内はそっけないわ、ボディはカクカクだわ。どうしてどうしてドイツらしいぢゃないか。室内は面接ができそうなスクエアさだ。DVD積んで、渋滞の中繰り出してゆく四畳半とは明らかに違う(一部意味明瞭)



ジャーマンモダン

2004-08-12 16:50:11 | クルマ
DSC0015.jpgこのアングルからだとこいつをドイツ車だと言い当てられるひとはあまりいないかもしれない。それくらい現行のクルマは無国籍化している。デザイナーコンシャスといおうか、デザイナーさんの主張ばかりが表面に出てそれはそれでよいのだが、80年代のヨーロッパ車でそだった?私としてはもっとドイツらしい無骨さが欲しい。ってのは実はもうとっくに時代遅れな好みだ。アウディのヴァルター・ダ・シルバ、BMWのクリスバングル、MBの…あれ、誰だっけ(爆)。
みんなジャーマンデザイン、というにはあまりにもいじり過ぎだ。

それにしてもドイツ車の仕上りには舌を巻く。一昔前は日本車の独壇場だった気配り装備の嵐、温泉旅館並みでこそばゆいがこれはこれで便利なのでつい浸ってしまう毎日。これが進化というものなのか(´・ω・`)



落ち着く空間

2004-08-11 17:43:40 | クルマ
DSC0007.jpg911乗りの友人が訪ねてくれた!独特のエンジン音と排気音ですぐに分ってしまう。久々に眺めるそのコクピットはまさに仕事場。ずらりと並んだ5連メータはまさにボイラー室みたいだ(爆)。中心のレブをにらみながら自分流決まらないヒールアンドトゥなんか踏んでた頃が懐かしい。いまぢゃクルマがブリッピングこくだよ~。
改めて見なおして気がついたが、ステアリングからフロントウィンドウまでの距離が驚異的に短い。不安なくらい近いわけだが、これがまたタイトなクルマとの一体感を醸す大事な要件ともなっている。997ぢゃあどうなっているのかな?ポルシェを着る、というのは有名なフレーズだが、オーナはまさにこれを実感している。その感覚を知ると他のクルマはだいたいフリースのジャケットごしに着る、くらいの感覚だ。古かろうがなんだろうが、あのコクピットはよい!また着たいかといわれると…よくわからんが、こんど乗っけてね>Kさん




TTでパーT

2004-08-08 07:53:06 | クルマ
DSC0018.jpgTT乗りの友人が宿に寄ってくれた。話題はもっぱらクルマ関連?になるかとおもいきや、どうしてそればかりではない。話題は様々な広がりを見せて気がつけば日付が、とか明るくなってきた^^;、なんてことも珍しくはない。そんななかTTはまだまだ新しいクルマだ、と思う昨今。語るに足る歴史などはまだない。苦労話などもたかが知れている。…あ、そっか、私がそうやって語るに足る歴史を作れば良いのか^^;