ホテル旅館組合の「研修旅行」に産科してまいりました!このての行事にはとことんご遠慮申し上げて参りました私ですが、そうも逝っていられず、今年からはなんと会計長という役職まであてがわれて、そりゃもうてんやわんや(爆)。
研修旅行での会計長というのはいわば「お支払い係」なわけで、欠席はまず許されない。しかも参加者全員がお宿の経営者ときたもんだ。ワガママほうだいやってる経営者軍団が旅に出たらどうなるか、というのはご想像の通りですが(爆)。まあ、朝からどんちゃん騒ぎもいいところ。
今日の目的地は新潟きっての豪雪地帯、津南町にほど近い清津峡なる紅葉の名所です。今年は夏の天候不順がたたってか、色付きがいまいちでしたが、なことわ関係ない。旅先での鬱憤晴らしが今日の主目的でございますからしてまあ飲めや唄えやの大騒ぎ(疲)。
清津峡にはひとつだけ立ち寄りの温泉施設があります。「よーへり」なる不可解なネーミングにつられてふらふらとはいってみたのですが、硫黄臭の残る濃い目の泉質はなかなか。つるすべの美人の湯系ですた。同行の社長さんがたもさぞや興味津々だろう、と思い、お誘いしたのですが、つれないお返事・・・バスの中で待ってる、って(爆)・・・ええっ!ここまできてどうして?おまいら研修できとるんとちゃうんかい?、と考えたのですが、気がつけば私以外は全員温泉の「所有者」であった(完全意味明瞭ののち抜腰)というこの事実(爆死)。それら名だたるシャチョーをおいといてお風呂につかっちゃう私も私ですがなにか(汗・・・湯上りなだけに)。
社長が所用で外出、となったときにはいかにカイシャに遅く戻るか、に心を砕くものです(爆)、このまま高速道路を使ってまっすぐ戻ったのでわ、シゴトするハメになるぢゃねえか(爆)!どこかにテキトーにクルマ回して時間つぶさんかい、とのご託宣でございましたので、
小布施のこちらにも寄らせていただきました。こちらは栗のみで街興しに成功した稀有な成功パターンの典型な訳ですが、中心街のほんの1ブロックほどに出現する一角は確かに雰囲気だけはある。センスがあって15分程度は愉しめる(ばかにしていますがなにか)エリヤですが、3軒ある栗菓子屋(爆)とこちらの桝一なる酒造会社のみでよくぞここまでやった、と。感心しきり。桝一では私も「スクエア・ワン」なる気の利いたネーミングの吟醸酒をしこたま愉しませて頂きました。蔵の一角に設えてあったカウンターバーは出色のデザインでしたが、気取ったぢいさんなんかが出てきて語ってみたところで社長さんがたのウケはめっちゃ悪かったでつ。あの場合はやはり化粧の濃いおねいさんが適任だったのでせう(とほほ)。
その一角にはなんとホテルまでございます!コンセプトは一般向け、というよりも桝一のゲストをおもてなしするためのゲストハウス。話題のジョン・モフォード=新宿パークハイアットのNYグリルのデザイナーさん、を起用したというこちらは業界でも話題ですよ~、というわけで社長さんがたをお誘いしたのですが、こちらもつれないお返事。ううむ、社長の視点ははるか遠くを向いていらっしゃるようで・・・(完全謎)。
というわけで(爆)。秋晴れの1日、研修旅行も無事終了か、と思いきや、このまま職場に戻ったのでわま~だ早い!!と叱り飛ばされ(爆)、さらにひっぱって、地元の超高級ヤキニク店で思いっきりハメをはずされる社長さんご一行のアテンドはそれなりに楽しかったです、と(やせがまん)。嗚呼、楽しき哉人生(爆)。もしかしてシャチョーってのはいっそカイシャにいないほうがよいのでわ、としみじみ思ったことよのう、と(完全意味明瞭)。