てなわけで、無事に各務原のトクイチオートに帰還。厚く、御礼を申し上げてまいりました。クルマ自体は完成形までは程遠い、まだまだ発展途上であるから、ちょーしこいて回転をあげ過ぎないように、とのご託宣でございますw。
なんだかこう、今後の成長も十分に予感させる仕上がりで、最高です。イニシャルDの新エンジン搭載のあとみたい(爆)。
911のインテリアに身を置きながらくぐり抜けた日本一の山岳ルートで味わったこの運転体験は私のドライブの中でも出色です。きっと今後、いくども思い出すんだろうなあ、というくらいなコワイ降り方ですた。タイアの役割を思い知らされた気がする昨今。
じつは前輪、後輪ともに巨大なため、エアソリューションまでは可能だったものの、肝心要のテクノフィットはまだ施されておらず、次回タイア交換以降になってしまうのですが、次の階段として楽しみにしておきなさいよ、とのことです。
ところで、同行のARさんのBMW330eですが「リニアリティに欠ける気がする」 とのことで、一晩だけお預けしたのですが、どうやらバッテリー端子の締め付けトルクが規定値を満たしておらず、そこが原因だった模様。
端子の締め付け不足とまではゆかない、規定トルクに足りない状態での使用に際して、端子の腐食などさまざまな問題が生じて、そこからコントロール部分に影響がおよび、リニアリティの遅れとなってクルマに跳ね返ってきていたとのことです。
電子コントロールの塊といって良い現代のクルマならではのトラブルなのかもしれませんけれど、一般ディーラーではこういうのは放っておかれるのでしょうか?。知っててやってるのだとしたら極めて巧妙。だって、買い替えにつながるもん。ディーラーさんも商売ですしね。
知らないでやってた場合には無知+低レベル整備なわけですが未確認です。とにかく改善されてよかったです。
ルンルンなARさんとはここでお別れして、いよいよソロで家路につきます。
ほぼドライ路面で、先ほどまでの恐怖がウソのよう。高速道路と一般道が絶妙に入り混じるルートをとるうちに長野に向けて標高がどんどん上がります。
この道は30年も通い慣れたいつものルート。ですが、991でははじめて辿る道でございます。これまでの歴代の相棒たちとの違いもまた面白いほど感じられて、疲れてるヒマなんざございやせんw。そういえば今日は700km近く運転しているのかw。
エンジンが3.4リットルもあるのですから、基本トルクは十分。長野への道は登り基調となるわけですからキモチがよい道理です。トルクの出し入れ、というやつですが高い自動車税を払うだけのことはありますってw。
深夜に通りかかったいつものワインディングでは「どおりゃ〜」とかいってがんばってみるのですが、なんにもおきない感じ。コーナーからの脱出時のトラクションがすごいのはわかるんですが、旋回にはコツがいります。
とてもぢゃないけど使いきれなそうなものすごい安定感と不安感(爆)、度外れたタイアのグリップにも戸惑うしかない。修行が必要とみましたw。
荷重移動ってなんだっけ?とか混乱したまま通り抜けてしまったとさ...以下次号