嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

いよいよ今年も終盤戦 B子さんをねぎらっておく

2015-12-16 18:37:18 | トクイチオートを考える

暖冬である、との予報通り、こちら長野県中部も異例の暖かさで12月前半を終えてしまいました。

直接の影響は少ないですが、それでも例年通りにゆかないと各方面には支障が出るようで、県境の向こう、妙高高原にあるスキー神社(爆)では、昨日「雪乞い」がおこなわれたそうな。

わたしも本格的に冬モードに移行するまえに、というわけで、岐阜県各務ヶ原のトクイチオートへと点検を兼ねて出向いてまいりますた。

オイル交換は7000kmが推奨されているのですが、例によってこんかいも大幅にオーバー(汗)。が、クルマ自体はどうってことなく推移してしまうので(更汗)、つい忘れがちになってしまいますが、このあたりキモ。

こんかいは純正相当のバーダル謹製オイルの進化型が注入されてしまいました。マイスターによれば、イワシからアジに進化させた、というコメント。ううむ(汗)。

タイアにもぬかりなく、最新のソリューションを施していただき、フィールが激変!

なんかノーマルタイアよりもフィールが良く、グリップレベルもものすごいので、こまりものでございます。

オソロシー勢いでトルクが湧き出してしまうので、制限速度を守るのに苦労いたします(ほんとかよ)。戻り道にはワイパー最速でも追いつかないくらいの豪雨にも遭遇したのですが、どうってことないままアクセル全開。トクイチのクルマではぬれたほうが車両全体が安定しますから、さらによし、ってなもんだ。記録更新か、というイキオイでクルマが走ってしまうのでひと息入れるのに温泉に寄ったくらいでございます(爆)。

ううむ、入手からはほぼ2年。距離25000kmをすぎて、なお、つねに調子が上がり続けているところがすごい!

新車整備には1中古ロレックス(一部意味明瞭)を費やしておりますが、なにその費用があったればこその、このコンディションなのです。むしろお安い、というべきでしょう。

トクイチには

こんなのや

こんなのが入庫中。W201の2.6スポーツライン。そうです!あの4シーターで、リアシートまでスポーツシートになってるやつっす!!距離6万弱。オーナーさまは、よい個体が残っているうちに買っておいて、長年自宅で保管しておかれたそうですが、ここらあたりでそろそろやるか、というのでレストアの依頼がトクイチにきた、というわけです。エコカー全盛のこの時期にこのモデルを、しかもこの工場でレストアってのはシブすぎ!

ボディはダメージの嵐なんですが(爆)、そんなものに惑わされていてはいけません。エンジン始め各部分にはすでに手が入れられており、例の1mにもおよぶか、というカムカバーを持つSOHC6気筒が非常に綺麗にアイドリングしておられますた(ホレボレ)。

電制を導入するまえの、こういったディープな個体をトクイチで磨きあげる、というのがまことにオトナ。

ちなみに費用はざっと新車一台分である、と。まあ、そうでしょうなあ~(とほひめ)。見習いたいところですが、そんな甲斐性はございません(爆)。

が、まあ私の場合、ことクルマに関しては懐古趣味はもちあわせておりませんから(だったら新車買ってみせろよ)、興味の対象は最新の整備技術と2つ前の911。

とりあえずB子さんのコンディションがものすごい。なんかエンジン音まで変わっちゃったみたいで気味が悪いのですが、オイル交換の場合には交換直後よりも数百キロ走ってからのほうが体感が強いのが常。あんまり騒がずに推移を見守るといたしましょう。

 

 

 


加齢なる遠足(爆) 甲府で湯治ってなんだよ

2015-12-11 18:13:08 | 加齢なる遠足(爆)

例年、宮城県の鳴子にでむいて楽しんでまいりました、個人的年中行事=湯治なのですが、ことしは10月にお見えになった温泉方面のマイスター、Yosshie師匠にミゴトに触発されてしまい、なんと鳴子温泉ざんまいから、甲府の銭湯めぐりに目的変更いたしました(!)。

当のYosshie師匠にも驚かれてしまう始末ですが、なにヨイものはヨイわけで。

遠くに出かけるばかりが旅でもないし、なにより甲府の市街地に点在する名泉の数々に毎日浸かれる、というのは私にとっては夢のよう。

鳴子ではお宿のお風呂がメインで、移動はあまりせずに宿にこもりきり。毛色の変わった温泉へ赴くのでも徒歩で移動するところが、甲府ではキホン車での移動となって、あちこち試したくなります。甲府ではいわゆる「湯めぐり」のようになってしまうのが大きな違いです。

有名どころを数カ所まわってしまいますと、ものすごい湯あたりに遭ってしまいますから、1日に2湯くらいがじつは限界。

それ以上に入ってしまいますと、あまりの温泉成分から身体にダメージがやってきてしまい、なんのために温泉に入るのか本末転倒となってしまいます。過ぎたるはなんとやら、というわけです。そういう意味でも一定期間滞在して、名泉に少しづつつかりたおす。いかがです?カナーリ贅沢なコンセプトでしょう(爆)。

 

甲府の温泉では建物のB級なところも非常に味わい深くて、維持の苦労や改修の跡などなども注意深く観察できたりして、別のタノシミもございます。

こんかいの湯治の基地は師匠御用達の湯村温泉のホテル。

 

一見、ただのビジネスホテルにしか見えない外観と設備と接客ですが、どっこい源泉掛け流しなのはあたりまえとして、さらに24時間入浴可能。自炊コーナーや図書室、洗濯乾燥設備もあるし、レストランもつねにバイキング全開(爆)。さらにお望みならカップ麺自販機もご利用下さいときた(爆)。

湯村温泉は歴史ある温泉街で、わたしも訪問はそれこそ20代の頃から数知れず。旧来の温泉旅館が点在する、トラッドなタイプですが、バスのチャーターで乗り付ける団体旅行の絶滅とともに、温泉街も壊滅状態です。

甲府の集客力は温泉などにはすでになく、ビジネスユースにあり、といち早く見抜いたシャチョーさんの采配で、このスタイルにシフトしたのはお見事。

資金はたぶん銀行頼みでしょうけれど、湯村温泉の源泉掛け流しありのビジホ、という付加価値が今風ビジホのスタイルにミゴトにあっております。

今回わたしが使わせていただいた部屋には旧来の温泉旅館の形式が残されていて、そのアップデートの跡が垣間見えて興味深い。すばらしいビジネスモデルを見せていただきました~(爆)。

朝からバイキングでやりたい放題やっておいて(勝手にすれば)、昼間はB級温泉群をB子さんにのって探訪しつつ、温泉に飽きたら平日でガラガラの広大なイオンモールにしけこんで、封切直後の007をまばら~な客席で観たり、サイゼリヤで「こっそり」激安イタリヤンを食べたりして、本当に勝手気ままに過ごします。

また、このエリアはワインの産地として有名ですし、地元の隠れた名作に期待して出向いて、買う気満々だったのですが、駅前ビルの2Fに地元ワイン専門ショップがあるのをみて、土地柄を感じて感動。そこで買っておけば良いものを、地下になぜか成城石井さんが出店しているのをみて、甲州産ワインとメドックのブルジョワ級が同価格帯で売られているのに驚愕!申すまでもなくメドックを買ってしまったのは宜なるかな、でございます(爆)。

ワインだって、CPイノチですよ(きつぱり)。産地云々はおいといて、とにかくぶどう酒単体として味わって、おいしいのかどうなのか、それこそが今のワインの味わい方なのです。甲府で、メドック、皮肉たっぷりかもしれませんが、本質を追求すればこうなります。

さらに駅の北側には信じられない規模の予算をつぎ込んだはずの山梨県立図書館がございます。近未来的な外観から内装、さらに一連の設備は建築物鑑賞の対象としてもすごいの一言。寄るだけでIQがあがるんぢゃねえか(ありえね~し)と錯覚するほどの空気感にシビれます(爆)。

 

また、山に囲まれた甲府ばかりにいるのが飽きたら、こんどは意外なほど近い、静岡県の太平洋沿岸地域へと出向き、清水港に水揚げされる本マグロを食べに行くついでにシーサイドドライブ、なんてえ芸当も朝メシ前です。

 

たとえば、これ。駅前のアーケードに埋もれている名店のまぐろづくし。もうね、ゼッピン。

 

R52の対岸には、地元民向けと思われるジェットコースタールートが確保されておりますから、そちらへと渡り、アクセルを思うさま開けることができます。



飽きるほど走って、宿に戻る前に甲府の銭湯でひと風呂。のどが乾いたところで、ホテルの部屋でビール。さらに今度は湯村温泉の源泉。と無限のカイカンループが待っています。

また、このホテルのお向かいにはコンビニががっつりあって、不便は文字通り(爆)ないときている。

開発費これでもか、の最新のトレンド惣菜(爆)をこの際ですから、ホテル備え付けの自炊設備を使い倒して、試食三昧でございます。もちろんメドックは欠かしませんて(爆)。ただし、コップ酒っすがね。

ううむ、こんな湯治もよいものです。

今回の旅では、温泉はじめ、物事なんでも、外見や風評、形式などにとらわれてしまうと、本質を見逃してしまうな、とそんなことを甲府のお湯につかりつつ、強く感じました。臆せず、まずは、身を以て体験する。その大切さっす。

楽しい時間はあっという間に終了。私はこれから、怒涛の年末モードに突入でございます。

つぎの加齢なる遠足は来年2月。通算2度目のロンドン行きが決定しております。ことし1年分の支払いをクレジットカード1枚に集約した成果で、プライオリティクラス決定!またしても靴とパブ三昧なのかっ!ううむ、ソワソワ(爆)。

 

善は急げ‼︎ squareを導入いたします

2015-12-11 10:31:43 | ブログ

当ホテルではクレジットカード決済に従来の端末に加え、画像のようなsqureを導入いたしました。

スマホやパッドのイヤフォンに挿して使うICチップ対応のカードリーダーでございます。

従来の電話回線を使用したタイプでは、なにかとトラブルが多く、さらに決済手数料が5%だったのに対して、こちらは3%強と低いのも助かる。振込みが3日程度で行われる、というのもメリットなんてえもんぢゃない。

安全性は未知数ですが、ユニクロはじめ、自治体などでも導入の動きが加速しているようなので、そうそう困ったことにはならないでしょう、と(根拠なし)。

決済のスムーズさというのは、施設の印象を決める大切な要素なので、従来のタコ端末に見切りをつける良いチャンスである、と判断して、いち早く導入いたしました。

どうやらここへきてネット広告も広範に渡って行なわれた効果なのか、カードリーダーの遅配からくる、キャンペーンの延長が言われております。

うちもまだリーダーが届いていないのですが、i padのアプリのみで決済可能でございます。

現状ではVISA Master AMEXのみの取り扱いですが、今後あらたなる競争が生まれてくるのかどうか、利用者としても目が離せないところです。